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アベノミクスは、はっきりいって「砂上の楼閣」といえるだろう。
大企業と富裕層の所得増から内需も増やすということらしいが、中小企業へ恩恵が回ってくるまで生きながらえることができるか。
重要なことは「財政再建」と「構造改革」であると専門家は指摘する。
庶民派の経済学者達の意見は凄まじい。
「アホノミクス」と切り捨てた経済学者もいた。
「産業競争力会議は大企業の経営者がずらりと並ぶ。問題は労働者の代弁者がひとりも入っていないこと。今後は大企業に都合のいい雇用制度の完成を目指していくでしょう。」
「安部政権の本質は、たった1%の富裕層のための政治です」
「行き着く先は、巨大財閥や特権階級がわがもの顔で振舞った戦前回帰型の格差社会の再来です。安倍首相の<戦後レジームからの脱却>によって、99%の労働者は塗炭の苦しみを味わうハメになるのです」
この安部首相は「アベノミクス」という幻想を振りまいて大衆操作をした後、復古的な時代錯誤の「憲法改正」をたくらんでいる。
「参院選に勝ってしまえば、安倍首相にとって、この国は俺のモノ。連合国の<押し付け憲法>なんて吹っ飛ばせ、中韓両国をギャフンと言わせてやる。安部政治はそんな幼稚な野望と歪んだヒロイズムに支配されている」と政治評論家の森田実氏は指摘する。
「安部の右翼的な野心の総仕上げが、9条改正とこの国の軍国化だ」
その他、新聞の見出しだけ取り出してみると。
「世相は極度に荒廃した国の現在」
「広がる格差に鬱屈した日々」
「行き着く先は妬み渦巻く殺伐とした社会」
「労働者だけが泣きを見るエセ成長戦略」
「あらゆる識者が憂う危なすぎる本性」
「歪んだ国粋主義者と政商がつるむ邪な政権」
・・・などなど。これはほんの一部の評論。
これは毎日のニュースを見ていると、そのとおりだと納得できる。
高級外車や高級マンションの購入増のニュースと同時に、自殺、家族殺人、通り魔殺人、一家心中、孤独死・・・など低所得層の悲惨なニュースが溢れている。
この状況がさらに増幅されるのが<アベノミクス>の正体だろうと見ている。
安倍首相は大企業と一部富裕層のみを優遇し、99%の中小企業労働者を切り捨て、そして憲法改正、軍国主義へと突き進むのだろうか。
国会議員の靖国参拝の今後を見ていけば、この政権の国粋主義極右政権の本性がはっきりと見えてくるのかも知れない。