安部総理のアキレス腱は経済政策ではなく、国際関係かも知れないなあと思い始めた。
経済政策は既に破綻の兆しを見せているからだ。
総理の歴史認識の歪曲は国際社会から総反発を受けている。
それに輪をかけるような国会議員達による靖国参拝だ。
国家神道、軍国主義ファシズムの象徴である靖国神社への公人の参拝が、国際社会にどういった影響を与えるか。
安部総理は中国・韓国に対して、歴史認識の歪曲、公人の靖国参拝を謝罪すべきだ。
しかしこの問題は、安部総理世代の国会議員達には理解不能なので、平和憲法のもとで育った、国際的視野を持つ若手政治家に託すしかない。
つまり安部極右政権は、信教の自由、恒久平和主義の憲法のもとで育った若者達の力で葬り去られるだろうと想像している。
安部総理世代の国会議員達の持つ、靖国参拝・極右国粋主義は、現代の若者達には無縁だ。
若者達は国際社会の見方と同じ感覚を身に付けている。
「靖国参拝はナンセンス」「軍隊保持はもっとナンセンス」・・・これが現代の若者達の主流だ。
国際社会と新しい時代に取り残されているのは安部総理世代の国会議員達だろうと推測される。
この歴史認識の歪曲と、靖国参拝・極右国粋主義が、安部政権を葬り去るだろうということが、だんだん実感として感じられるようになってきた。
それは自分の周りの多くの若者達と女性達との対話から実感できる。
原発政策の誤りも安部政権の息の根を止める要素に違いない。
若者達は、まちがっても自分達の子供の世代を放射能の危機に晒したいとは思っていないからだ。
安部総理はほんとうに、日本の将来を担う若者の意見を知っているのだろうか。
おそらく、この点において、安部政権は息の根を止められるものと予想される。