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日本の社会に進行する貧困格差をドキュメントした番組を見た。
日本社会の貧困格差はかなり悲惨な状況になっているのがよく分った。
心が痛んだのは、小学生の子供が、親の収入のない貧困家庭で健康にも不調をきたしながら生活しているようすだった。
現在、生活保護をうけているのは25万人だそうだが、実質、生活保護以下の生活をしている潜在的貧困家庭は、その2倍いるというのが実態だそうだ。
世の中にはナンセンスなことや、馬鹿げたことは多いが、その一つが貧困だ。
官僚や政治家、富裕層は何千万、何億という税金や所得を得て、豊かな生活をしている。
しかし一般庶民の家庭では電気もガスも止まり、家族は病気で働ける者がいない、そんな貧困家庭がどこにでもあり、悲惨な子供達も多い。
富の配分、独占、など、社会のありようがどう見てもナンセンスだ。
富裕層は、なんで自分だけそんなに富を溜め込もうとするのか、その姿がナンセンスだ。
政治家や官僚は国民の税金を貰いながら、なぜ国民を見捨てているのか。
なぜ、最低限のセーフティーネットさえ施そうとしないのか。
天下りや渡りなどで、自分の懐を肥やす金があるのなら、なぜ、社会の貧困層への支援を考えないのだろう。
この実態はナンセンスと呆れ返るしかない。
日本の政治も官僚も社会も病んでいるなあと思う。