【ストーリー】昭和39年。小説家の伊上洪作(役所広司)は
実母の八重(樹木希林)の手で育てられなかったこともあって、
長男ではあるが母と距離をとっていた。しかし、父が亡くなったのを機に、
伊上は母と向き合うことになる。八重もまた消えゆく記憶の中で、
息子への愛を確かめようとしていた。
「敦煌」「天平の甍」などで知られる小説家・井上靖が
自身の家族とのきずなを基に著した自伝的小説。
老いた母親との断絶を埋めようとする小説家の姿を映し、
母の強い愛を描いていく。
主人公の小説家には役所広司、母には樹木希林、
そして小説家の娘に宮崎あおいがふんする。
※今日はこの映画を観に行きます。