荒木きよこ展を神戸・トアロードのTOR GALLERYで見ました。
六甲山や摩耶山を吹き渡る風がテーマです。
六甲山も南の斜面は、臨海部の工業地帯や市街地からの濁った風が吹き上げて、聖性を感じさせる地域というのはもうわずかしかありませんが、北の方(裏六甲)は、大々的な開発が進んだとはいえ、まだかなりの自然が残っていて、すがすがしい風がふんだんに渡ります。
荒木さんはそのような風を抽象画に描きました。
青や緑や黄色や、そしてときには黒を大胆に使った作品です。
見るものの心を明るませてくれる絵なのです。
神戸といえば、都市の中の都市というイメージが圧倒的に強いのですが、そこで田園の空気を掘り起こしているのも、この画家のおもしろいところです。
まだまだ新しい展開を見せそうで、次の展覧会がまた楽しみな作家です。
六甲山や摩耶山を吹き渡る風がテーマです。
六甲山も南の斜面は、臨海部の工業地帯や市街地からの濁った風が吹き上げて、聖性を感じさせる地域というのはもうわずかしかありませんが、北の方(裏六甲)は、大々的な開発が進んだとはいえ、まだかなりの自然が残っていて、すがすがしい風がふんだんに渡ります。
荒木さんはそのような風を抽象画に描きました。
青や緑や黄色や、そしてときには黒を大胆に使った作品です。
見るものの心を明るませてくれる絵なのです。
神戸といえば、都市の中の都市というイメージが圧倒的に強いのですが、そこで田園の空気を掘り起こしているのも、この画家のおもしろいところです。
まだまだ新しい展開を見せそうで、次の展覧会がまた楽しみな作家です。