ジャイアンツといいゲームをしましたが、負けました(甲子園球場)。
結果から振り返れば、四回表の攻防が勝負の分かれ目でした。
2アウト一塁三塁で、打席に八番バッターですが、当たり屋の坂本選手を迎えました。
能見投手は2ストライク1ボールにまで追い込んでいます。
あえて四球(敬遠)にまで持って行って、九番のグライシンガー選手(投手)で打ち取るという手がありましたが、能見投手はストライクを取りにいって、結局それをレフトスタンドへ打ち込まれます。
2-4と逆転されてしまうのです。
真弓監督が試合後に明かしたところでは、坂本選手との勝負はベンチからの指示だったそうです。
真弓監督は「失敗だった」と率直に反省の弁を語っています。
敬遠するか、勝負にいくか、その二者択一の局面で監督が勝負を命じ、投手がその命令に従って失敗した、とそういう構図が浮き上がります。
しかし、朝日放送の解説者の有田修三さんは、バッテリー(能見投手―狩野捕手)にはもう一つの選択があった、と言います。
「勝負」と指示されても、なにもストライクで勝負に行く必要はなかった、というのです。
2ストライク1ボールまで追い込んでいるのですから、バッテリーにはあと2つボールを投げる余裕があります。
そのボールを打たせるように持っていくべきだ、というわけです。
ボールはまずほとんど凡打に終わります。
二者択一といっても、その中にはさらに多様な選択肢があるのです。
さすがにかつて名捕手といわれた人の解説でしたが、いやあ、野球というのは深いですね。
野球というのはスポーツの中でやっぱりいちばん複雑な構造を持ったゲームだと、あらためて実感しました。
負けましたが、中身の深い試合でした。
結果から振り返れば、四回表の攻防が勝負の分かれ目でした。
2アウト一塁三塁で、打席に八番バッターですが、当たり屋の坂本選手を迎えました。
能見投手は2ストライク1ボールにまで追い込んでいます。
あえて四球(敬遠)にまで持って行って、九番のグライシンガー選手(投手)で打ち取るという手がありましたが、能見投手はストライクを取りにいって、結局それをレフトスタンドへ打ち込まれます。
2-4と逆転されてしまうのです。
真弓監督が試合後に明かしたところでは、坂本選手との勝負はベンチからの指示だったそうです。
真弓監督は「失敗だった」と率直に反省の弁を語っています。
敬遠するか、勝負にいくか、その二者択一の局面で監督が勝負を命じ、投手がその命令に従って失敗した、とそういう構図が浮き上がります。
しかし、朝日放送の解説者の有田修三さんは、バッテリー(能見投手―狩野捕手)にはもう一つの選択があった、と言います。
「勝負」と指示されても、なにもストライクで勝負に行く必要はなかった、というのです。
2ストライク1ボールまで追い込んでいるのですから、バッテリーにはあと2つボールを投げる余裕があります。
そのボールを打たせるように持っていくべきだ、というわけです。
ボールはまずほとんど凡打に終わります。
二者択一といっても、その中にはさらに多様な選択肢があるのです。
さすがにかつて名捕手といわれた人の解説でしたが、いやあ、野球というのは深いですね。
野球というのはスポーツの中でやっぱりいちばん複雑な構造を持ったゲームだと、あらためて実感しました。
負けましたが、中身の深い試合でした。
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