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ブログ版 シュプリッターエコー

5回で崩れるボーグルソン投手

2008-08-27 22:54:41 | 阪神タイガース
 ボーグルソン投手というのはおかしな選手ですね。
 始めはすばらしい投球をしているのですが、5回になるときっちり球威が落ちて、四球を連発するやら、クリーンヒットを打たれるやら。
 今夜の対ドラゴンズ戦も、そうしていつもどおり負けました。

 もう古い話ですが、毎年20勝を挙げるような大エースがいましてね、ところがある時期からとつぜん打たれ始めたんです。
 ある回までは今まで通りすごいピッチングをするんですが、その回になると間違いなく球威が落ちて、コースも甘くなってスコン、スコンと打たれるんです。
 あの大投手が急になんで? と周りは首をかしげるばかりです。

 表向きは今でもそれはナゾなんですけれど、野球界のウラに通じている人の話ですと、実は野球トバクがからんでいたんですね。
 野球トバクにはいろんなかけ方があるそうですが、何回に何点取られて負ける、というようなとても厳しい確率で、とほうもない大金をかける、そういうやり方があるらしいんです。
 そりゃあもう、庶民では想像できないような巨大な金額が動くんです。
 そこにその投手がかんでいた。
 プロの世界ですからね、投手がすこし力をゆるめて投球すると、バッターはまず9割がた打つんです。

 まあ、ここに投げてやったらこのバッターは確実に打てると知っていて、そこにピンポイントで投げられるピッチャーですから、その点でも大投手は大投手だったわけですが…。 

 事情を察知した球団は大あわてでその大エースをトレードに出しました。
 そしてその投手を引き受けた新しい球団がトバク・グループと手を切らせるために陰で莫大な金を払って、投手は奇跡的な復活を遂げたんです。

 ボーグルソン投手がまたおかしな崩れかたをするのを見ながら、昔のプロ野球界で起きたそんな隠されたスキャンダルを思い出しました。

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