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民族の誇りを傷つける安倍首相

2015-07-12 20:23:00 | セイジ
 あくまで個人的な見方ですけど、安倍首相の最も大きな罪は次の点にあると、私は考えているんです。
 誇り高いこの列島の民族を恥知らずにもアメリカ政府に隷属(れいぞく)させようとなりふりかまわず突き進んでいる、その点です。

 集団的自衛権はこの国を守るために必要だ、と安倍さんは強調しますが、それは表向きの理由にしかすぎません。
 集団的自衛権がめざすのはなによりもまずアメリカの防衛です。
 アメリカ政府が陰で日本政府に圧力をかけて、それで生まれてきたんです。

 集団的といえば、何カ国かが集まって防衛網を作るというイメージを持たせますが、実際ここで考えられているのはアメリカと日本の二国のことです。
 オーストラリアとだって連携(れんけい)すると政府は言ってますが、そんなのは付け足しです。
 アメリカに危険が迫れば、日本の自衛隊が番犬になってアメリカを守るというのが、この法律の最大のねらいです。
 給油や輸送や経済的支援の範囲を超えて、現実的な戦力となって自衛隊がアメリカのために出動する、それが最大の眼目です。
 日本を守るだけだったらこれまでの個別的自衛権でじゅうぶんです。
 大騒ぎまでして法律を変えることはありません。

 とにかくアメリカ政府の顔色を気にしてばかりいるのが安倍さんです。
 私たち日本民族の誇りなど首相の頭にはないようです。
 集団的自衛権が憲法に反していないと言わせるために、論理学のイロハも身につけていないようなお粗末な学者を引っ張り出してくるんです。
 一国の最大政党のやることですか。
 民族の知性も品性も台無しです。

 民族を恥辱にまみれさせてもアメリカ政府に媚(こ)びようとする首相。
 そんな人に権力の最高ポストにすわり続ける資格がどうしてあると言えるでしょう。

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