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戦争を嫌うのは利己的か…武藤発言

2015-08-09 18:22:00 | セイジ
 若者が戦争に行くのは当然のことではないか、とそのような考えをおおやけにしてはばからない国会議員が、ついに自民党議員の中に出てきました。
 衆議院議員の武藤貴也さんです。
 安保法制(集団的自衛権)に反対している学生たちの組織「自由と民主主義のための学生緊急行動」の運動を批判して、ツイッターにおおよそ次のような書き込みをしたのです。
 政府を批判する学生たちの行動は、戦争に行きたくないという自己中心、極端な利己的考えから出ている、と。

 
 おそろしく短絡的(たんらくてき)な考えで、これが国会議員の言葉かとあきれますが、少し気になるのは、武藤さんを選出した滋賀四区の選挙民の心です。
 武藤さんを選んだ人たちは、そりゃあそうだ、武藤さんの言う通りだ、と納得しているのでしょうか。
 その人たちはすでに戦争を従順に受け入れる構えで、開戦すれば、若者は率先して戦場におもむくし、親たちは喜んで息子を戦地へ送り出すのでしょうか。

 少なくとも、ぼくの選挙区でこういう代議士が出てきたら、次の総選挙ではずいぶん苦戦することになるだろうと思います。

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