社会科学上の不満

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芸能人の広告塔

2013-02-05 00:01:41 | 社会常識と教育

 ペニオク騒動で詐欺の片棒を担いだ、芸能人たち。日常の行動からも常識が感じられない方たちだ。ここに利得罪(金銭が動いていれば)がつけば、詐欺の共犯者となるが警察の捜査の結果を知りたいものだ。彼ら彼女たちの日常の行動や発言を省みると、とても常識的とは思えない。その非常識さを売りにしてTVで活躍してきたのであろうが、今回の行動は犯罪と断罪されても言訳のしようがない。最も今回問題になっている方々は「日常でも変わらない」と耳にするが。

 私が最も信じられないことは、芸能人が行っているから自分もやってみようと言う心理になる日本国民の民度である。これほど低かったのかと疑いたくなる。会って話したこともない人間の発言をよく信じられるものだ。これでは騙される方にも問題がある。「高額な金額の商品を購入するに当たりそれを自ら調べもしない被害者にも落ち度がある」と言うのが裁判所の判断だ。

 ペニオクはその参加に(入札に札を入れる都度費用が発生する)トリックを仕掛け易いとは考えなかったのか、その被害者たちは?その主催会社の社会的な信用度など何も考えないのか?

 それでは「騙してください」と言っているようなものだ。わが国は日本語によりある意味守られている。これが英語圏やスペイン語圏ならばもっと多数の被害者が出たことだろう。

芸能人が勧めたたからその商品を購入するという発想がそもそも私には理解できない。芸能人を盲信する輩が多数いるから、芸能人を広告塔にする需要がへらない。また古典的詐欺の手法でもあるが、効果があるからこそ古典として生き残ってきた手法でもある。

コメント
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