社会科学上の不満

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先進国(白人世界)の常識

2013-02-26 00:01:57 | 外交と防衛

 昨日のblogに記載した通り、1920年代の世界は、白人の世界であった。有色人種は「人」ではなかった。白人の世界観は、神→人(白人)→獣(有色人種)であり、有色人種同志の争いは獣の争いであり、人間(白人)は関与しない。獣が人間(白人)に襲い掛かったら当然人間は獣を殺しても構わない、と言う世界観だった。人間(白人)と獣との違いは、ルールを守るかどうかであった。日本人は武士道精神によりその白人よりルールを守る人種であった。そして当時大国であるロシアを倒した、特異な国民であった。日本人はそのため名誉白人となる。しかも白人の雄である英国と同等の日英同盟を1902年に締結する。その有色人種への差別の流れは現在も根強くヨーロッパ諸国にはある。サッカーの人種差別問題などで時々表面化する。

 現在の中国や南北朝鮮の現在の国際法を無視した独自の理論を展開する。領海12海里を大陸棚理論にする、また靖国問題これは明らかな内政干渉である。このルール無視を平然と行う国に協力的な旧社会党、帰化人が多い。故に法律(ルール)など無視しても心が痛まない。白人社会の言わんとする、「獣」はルールを守れない、を思い出す。韓国や中国の言っていることは国際法を無視していることが多い。故に領土問題でも国際司法裁判所に出廷できない。これらの国が日本と平等の如く報道するマスコミはやはり問題が大きい。

 明治の日本はこの白人の世界観に、具体的には不平等条約打開に全力をつくし、僅か40数余年で、当時、世界の雄、白人世界の雄、英国と平等な日英同盟を結んだ。このことを日教組は日本国民の子供たちに教えたがらない。世界には人種差別があり、日本はそれを打開した唯一の国であることを教えたがらない。

 日本が国際連盟(日本は常任理事国)で有色人種の平等な国際社会への参加を謳った時、白人社会の先進国は無視した。第二次世界大戦後日本の影響でインドネシアをはじめインドなどのアジアやアフリカ諸国が独立していく。白人の植民地支配が崩れ出す。更に国際連合でその各国代表がニューヨークに来る。有色人種の国の代表だ。昨日書いていたように米国には人種差別が色濃く残っている時代だ。まさか国連の代表が有色人種だからと言って差別するわけにも行かなくなる。キング牧師などが立ち上がり、公民権運動が盛んになる。そして大リーグやプロゴルフなどもそれから遅れること10余年有色人種を受け入れる。ルールを守るのが、人間と獣との境界である。

 

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