中華人民共和国は成立以降、近代兵器を持たない周辺国には武力侵攻できても戦闘能力が高い周辺国には負け戦が続いている。
台湾に蒋介石を追い払ったが、蒋介石が撤退(終戦直後部隊の帰国)を了承してくれた事に恩義を感じた、元日本陸軍の根本中将の指揮の下、金門島で1万7千人の人民解放軍を撃破されている。基本、日中戦争は日本と蒋介石が行い共産軍(毛沢東)は逃げ回っていたのが実態である。日本陸軍の林弥一郎少佐の戦闘機部隊が戦後そのまま中国大陸に残り毛沢東に協力したために、対蒋介石との戦闘時に制空権を掌握できたのが共産軍の大きな勝因である。国民党(蒋介石)軍、共産軍(毛沢東)何れも旧日本軍の軍人がその戦いのキーマンであった。
ソ連と共に北朝鮮に支援を行い、朝鮮戦争を戦った。あるいは北ベトナムを支援した。この「支援」と言う自らが表に出ない戦争は勝利している。しかし、自らが表に出て戦う場合人民解放軍(中国軍)は負け戦が続いている。
1969年の黒竜江の中洲(島)を巡るソ連との戦闘はソ連軍に歯が立たず敗退、鹵獲品の戦車を展示して国内向けには「勝利」を喧伝。
1979年の中越戦争もベトナム戦争直後のベトナムに破れ敗退しかも中国が敗退している事は世界が認知しているにも関わらず、戦争ではなく「懲罰」と見栄だけは張っている。国内向けか?
1996年の台湾沖ミサイル事件では米空母に完全に押さえ込まれた。以来海軍力の強化が人民解放軍は著しい。
中華人民共和国の人民解放軍が強いのは「支援」であり、自ら正面に立った戦闘では負けが続いている。碌な武器を持たない少数民族の虐殺が得意な軍隊である。
この身の程を知らない人民解放軍が「太平洋を米国と2分しよう」と米太平洋司令官に持ちかけた話は有名である。が、日本のマスコミは伝えない。