社会科学上の不満

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中国国民は天安門事件の実状を知らない

2013-11-11 00:00:29 | 外交と防衛

 中国人の中国共産党に対する不信感が治まらない。「言論統制されている中国でこの様な発言をして」と心配になる。http://www.youtube.com/watch?v=CIa_9snUOdM 文革でインテリ層を喪失した中国国民が開放政策で自ら考える「人間」が育成したと言うことか?しかし1989年の天安門事件もこの自ら考える「人間」は不要とした事件だった四半世紀してやっと芽が育まれたのか?http://www.youtube.com/watch?v=MH1MUGliMbMこの動画は日本では報道されなかったそうだ。凄惨過ぎるからか?それとも日中記者交換協定があるためか?故に日本のオールド世代はこの天安門事件の本当の悲惨さをしらない。一般の日本人が知っているのはこのblogの最初に掲載した様な写真であり、この様な自国民に機甲部隊で発砲し虐殺する画像ではない。http://www.youtube.com/watch?v=c7u-JBwZOrc現在、凋落の一途のTVなどよりインターネットがその威力を発揮する。我々外国人(中国人でないと言う意味)は、この凄惨な動画を目にすることが容易にできる。

 中国人留学生は留学先でこの動画を目にする、そこで初めて「天安門事件」の悲惨さを知るそうだ。そして殆どの留学生が泣くそうだ。そして中国に帰国したくないと言う留学生が増加するそうだ。

 ここで、一番注意しなければいけないことは、その留学生に中国国家安全部の工作員が多数紛れ込んでいる事である。TV討論で元警察幹部の平沢勝英氏が「千人ではすまない」と発言していた。

 日本にスパイ防止法がない以上、これらの普通の留学生にさえ疑いの目を向けざるを得なくなる。

 もう一度スパイ防止法の是非と中国における人権無視の実状を考えてみる必要がある。そして中国経済が崩壊しようとしている現在、日本の取るべき選択肢は多い方が良い。

 韓国人と異なり中国人は物事の判別がつく方も多い。故にこの国が韓国などと比べモノにならない程、日本にとっては注意すべき国である。

 分裂の可能性さえある、その場合の日本の対応は?想定外は最早日本政府に許されない。

コメント
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