イスラム武装組織が中国に宣戦布告http://www.afpbb.com/articles/-/3003893したようだ。日中記者交換協定に毒されている日本のマスコミの扱いは小さいもしくは無視。11月24日付けのAFPの記事である。
2001年の911の直後TBSの番組がアルカイダのキャンプを取材したことがあった。彼らの目的は「打倒米国」が殆どであったが1人だけ「打倒中国」と言うイスラム戦士がいた。当時日本人は殆どの方が中国国内における新疆ウィフル問題の存在など気にもかけていなかった。
マスコミは911の事件に比べ小さすぎる(視聴率が採れない→お金にならない)事でもありまた日中記者交換協定の影響下で中国非難を展開する所はサンケイ新聞を除き無かった。
これは中国にとってある意味厄介な事態である。西にイスラム武装勢力と対峙し東で日本と対峙する。ベトナムもフィリッピンもインドネシアをはじめASEAN諸国はオーストラリア、ニュージランドを含め反中国である。しかもチベット、内モンゴル、雲南省、青海省などの中国国内には中国共産党と相容れない勢力が多数居る、新疆ウィグル(東トルキスタン)だけではない。不謹慎であるが三国志や五胡十六国の時代へ回帰する可能性が大きくなってきた。味方してくれるのは朝鮮半島(ここは観ているだけ)やパキスタン(イスラム教徒同士だから動かないであろう)と日本の左翼と左翼系マスコミだけではないだろうか?
現在日本に仕掛けている「防空識別圏」のゴタゴタ、日本は絶対先に手を出さないと思っての行動であろう。国内の多民族問題から国民の目を遠ざけたいが為のアブナイ博打であると考える。本当に日本と戦争になればアモイ湾や大連の軍港は機雷封鎖され手も足も出なくなる。日本の機雷に関する技術は世界一である。また米軍が出てくる。これは中国としては避けたい。
中国の国内事情としては中国の軍隊は歴史的に相手が強力だと脆い。旧ソ連、ベトナム、米国と負けを認めない。そのワガママさは個人でも同様だ。更に一人っ子政策で増長した子供が、個人レベルも酷く人民解放軍の指揮統率に大きな問題として横たわっている。多くの若者が徴兵され訓練についていけない、その兵の親が持てる総てのコネを使い現地司令にクレームをつけてくるそうだ。人民解放軍の高官が嘆いていた。このような陸軍に占拠される敵方は目を覆う被害にあう、指揮統率が執れないのであるから。本来中国の内乱は略奪と暴行との歴史である。今度は日本にその罪を押し付けることは出来ない。
日本とは東シナ海で対峙中であるから、日本はインド経由もしくはロシア経由など第三国経由で資金や武器などを援助してはいけない。ただしこれらの国は誤配送が頻繁にある。誤配送で資金や武器が、反中国イスラム武装勢力に届いても日本の責任ではない。