社会科学上の不満

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米国発の在韓米軍縮小

2014-11-20 00:01:29 | マスコミ批判

米国防総省は6日、韓国に駐留している第1機甲戦闘旅団の任務を来年で終了させ、今後は9カ月ごとに米本土から交代の部隊を派遣する「ローテーション配備」に変更する方針を発表した。
 来年12月に予定されていた在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移管は再延期されたが、米軍の「韓国撤退」傾向は変わらないとみられる。「反日親中」で突き進む朴槿恵(パク・クネ)政権には衝撃となりそうだ。
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 前出の佐藤氏は「米軍は湾岸戦争(1990~91年)ごろから、在韓米軍の縮小・撤退を考えていた。当時、米軍のトレーラーに韓国の女子学生が巻き込まれて死亡する事故があり、韓国全土で激しい反米運動がわき起こった。私が在韓米軍幹部に『米軍は韓国から撤退したらどうだ?』と聞くと、幹部は『日本を守るために米軍は韓国にいる』と答えた。つまり、『日本がOKなら撤退したい』と受け取れた」と証言する。
 現に、ブッシュ政権時代には、在韓米軍の全面撤退も検討された。こうした流れは続いている。

http://www.zakzak.co.jp/smp/society/foreign/news/20141107/frn1411071830005-s.htm

 

 在韓米軍撤退は規定事実のようだ。粛々と2015年12月に向けて米軍は在韓米軍の規模を縮小している。韓国が「何度も在韓米軍撤退無期限延期」を発表しているが米国側からの発表は1度もない。ここが国際問題を扱う上で重要なファクターである、「相手が如何いっているのか?」と言うことは。

 「そんなことは当たり前で基本的なことだ」とお叱りになられる方が居られる。しかし、日本のマスコミはこの基本的なことができていない。なぜなのか?当然視聴者や読者の中には疑問を持つ方も出てくる。

 韓国に不利な情報を報じたがらない勢力にマスコミが「汚染≒汚鮮」されているからであると言うことはここ数十年来の陰口がある。

 米陸軍の第一機甲戦闘旅団、陸軍の精鋭部隊の一つである。約6000人規模の部隊である、名称からも戦車を中核とする部隊であることがわかる。この旅団と交代する部隊、その能力は如何なものなのか?

 以前知り合いの米軍関係者と話をしていたら、米軍において日本への赴任は栄転なのだそうだ。しかも家族も喜んでくれるそうだ。韓国への赴任が決まるとガッカリするそうだ。

 米軍をはじめ自衛隊以外の軍は士官(将校)と兵(下士官&兵)とではその文化が異なる。しかし日本への赴任は米軍の全てが喜ぶ赴任地の一つだそうだ。予断だが、士官(将校)は米国籍が絶対条件である。

 軍隊も人間の集まりである、故に個々の兵士が「この国を守ろう」と言う心理状況にある方が当然効率も良く効果がある。幸いに米兵に日本は好意を持ってもらえている。その好意を潰す意味においても沖縄の左翼や中・韓・朝鮮人の反米行動は利に適っている。実態が米軍にバレている以上効果があるかどうかは疑問である。しかし内地の情弱な方々には、多少効果があるようだ。

 既存マスコミもこの沖縄の左翼や中・韓・朝鮮人の反米行動を支援しているとしか採れない報道をする。報道のニアンスに明らかな敵意がある。

 しかし、現実に米軍が縮小に動いている。この現実の前にマスコミは「無視する」以外なにもできない。しかし悲しいかなネットの時代である。国民の多くにこの情報が伝わる。

 韓国に駐留している、米海軍・空軍の部隊はない。日本の在日米軍に空海軍はある。連絡員は駐在しているようだが。韓国には米陸軍が駐屯しているだけである。

 米軍が引き上げた後は、表題下の写真のような韓国陸軍(オソマツ)だけで北朝鮮の南侵を食い止めなければならない。

コメント (1)
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