社会科学上の不満

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外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

自動車業界を見習うべき事

2014-11-11 00:00:47 | 外交と防衛

 自動車に詳しい同僚からトヨタのハイブリット車はエンジンのカバーだか何かを外すと全てのデータが初期化されるそうだだから韓国メーカーがプリウス買ってきて分解しても肝心なことは何もわからないらしいよ他の自動車メーカーも同じようなことやってるのかもしれないね。 との書き込みがあった。これは如何に民生品の競争が熾烈を極めているか示している。

 30年ほど昔から軍需品より民生品の方が品質が良くなってきた。当時の日本製VTRレコーダーのベアリングの精度はスペースシャトルのベアリングの精度より3桁ほど厳しかった。更に現在は、炭素素材やセラミック素材・FRBと素材分野でも日本が独走状態である。

 戦闘機のブレンデット・ボディ(胴体と翼の付根が一体化した物)を成型できる技術は日本だけであり、群馬県の館林市にその工場がある。故に館林市には国際貨物フェデックスの営業所がある。

 日本も豪州へ潜水艦を輸出するらしい、機密の塊の潜水艦を他国に輸出する場合、トヨタ以上の注意を払う必要がある。アボット政権は親米親日であるが前政権が親中政権だったことを忘れてはいけない。

 軍事機密は中国に筒抜けだった可能性が大である。そしてその残党が豪州政界に残っている可能性が否定できない。

 韓国は言わずもがなである、故に米国がメンテナンス部品を供給しない。部品がそのまま中国に横流しされるためだ。

 日本の企業は、自動車産業のように技術をパクられることを前提に事業を行う必要がある。ビジネスの世界はそのぐらい厳しいのである。特許も侵害を証明できなければ意味をなさない。中韓には遵法精神はない。

 日本は、技術力の高さで日本の輸出製品を守ってきた、しかし現在はソフト(コンピュータ・ソフト)の占める割合が高くなってきた。このソフト(コンピュータ・ソフト)はコピーが容易であり、中韓が喜んでいる。

 素材などはどうしても技術力の差が出て容易にコピーできない。故に中国海軍の広告灯である空母「遼寧」の船体の鋼板は強度不足で水漏れ等の事故を起こしよく大連のドックに入っている。治金等の基礎技術は容易に真似できない、真似する側にそれだけの技術力が必要である。

 しかし、ソフト(コンピュータ・ソフト)は一瞬でコピーできてしまう。以前中韓のネット上に「なぜ技術開発にそんなにコストをかけるのか?」との書き込みが出ていた。

 経産省はこのような指導を行っているのであろうか?恐らく企業自ら自社の技術保護に動いているのであろう。日本の役所は通達さえだせば秘密は守られると考えているようだ。自分たちの下部組織(地方組織等)が一番海外に狙われているというのに。

 今後製品等を開発するときは、トロイの馬(カウンター・スパイ)をベースに物作りを行わねばならない。自社の命運に関わる事柄でもある。
 

 日本の技術を狙っているのは、中韓だけではない。世界中が狙っているのだ。「世界は仲良しクラブではない」このことが理解できていないお花畑の方が多すぎるのかな?それとも意図的に中韓等に協力的な方も(特にマスコミ関係に)相当数いるようだ?

コメント (1)
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