■「安倍談話」が台湾を韓国や中国よりも“前”に、台湾ネットに歓喜の声続々―台湾メディア FOCUS-ASIA.COM 8月16日(日)10時26分配信
台湾・自由時報電子版は14日、安倍晋三首相が同日発表した戦後70周年の
「安倍談話」について「台湾を国とし、韓国や中国の前に置いた」と報じた。
「安倍談話」では、村山談話や小泉談話が触れた「侵略と植民地支配」への
「痛切な反省とおわび」などの表現はすべて盛り込まれた。
また、台湾についても言及し、台湾を他国と同列にしたうえ韓国や中国より前に
持ってきたのである。
「(中略)」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150816-00000004-xinhua-cn
前回のWBC予選の時、日本の中継テレビ局が、チャイニーズ・タイペイでなく「台湾」と表示していたことに大喜びで騒ぎになったほどである。それぐらいで喜ばなくともと思ったのであるが、台湾の人たちには大きな出来事だったのであろう。
韓国が酷すぎて相対的に台湾の好感度が上がるようだ。最も311の時の見舞金等の対応は本当に感謝すべきことである。
台湾も馬総統の次の総統が問題である。次の総統が李登輝派であれば日本との関係が進みその延長線上にある米国との関係も更に良好になる。
中国の崩壊と同時に独立国として国際承認の可能性も高くなる。中国が国連から脱落すれば国連再加盟の可能性も出てくる。
ベトナムのグェン元全権委任大使とお話しさせていただいた時、「ベトナム、台湾、日本でラインを造り中国の海洋進出を阻止しなければならない」と仰っていた。
中国の最終的な狙いはマラッカ海峡である。インド海軍を太平洋に出さないことにあり、自分たちがインド洋に進出する橋頭堡にするつもりである。日本もマラッカ海峡を押さえられると石油の輸入に大きな負担を被る。海には海峡という難所があり、その海峡の水深が船の大きさを制限する。豪のドレス海峡は暗礁が多い難所であり大型船にとっては通行が容易ではない。マラッカ海峡が生命線なのはASEAN諸国の殆どがそうであり、小うるさいASEANを黙らせるにも中国としてマラッカ海峡を押さえたい。マラッカ海峡を管理しているシンガポールは華僑の国でもあり、周りを軍事力で取り囲めば自分たちに従うと中国は考えているようだ。
左翼の方々は地図を手元において地政学見地から検討することをお勧めする。希望的夢物語に耽溺しているのでなければ、中韓の指令で安保法制を反対しているとしか思えない。日中記者交換協定の影響だけではあるまい。
安保法成立を反対している国は中韓だけであり、北も露もダンマリである。他のASEAN諸国は賛成であり、このことを報じる左翼系マスコミはない。TV朝日やTBSで報じたことはあるのか?夜のニュースで報じたのか?有り得ないであろう。
まして台湾の親日報道、夕方のニュースで報じるところもあるが夜のニュース番組で報じるところは、左翼系マスコミではない。日中記者交換協定に「一つの中国」との条項がある、お察しを。