社会科学上の不満

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個人情報漏洩、ベネッセの時とは違いすぎるTBSの責任の採り方

2016-05-30 00:00:59 | マスコミ批判

 2014年のベネッセ個人情報漏洩事件の時はマスコミは「コレでもか」と言わんばかりに、ベネッセを叩いていた。そしてベネッセは取締役が引責辞任している。今回のTBSの出演応募者の個人情報漏洩事件、如何なる責任を採るのか?

 TBSは27日、バラエティ特番「お見合い大作戦!」の番組出演の応募者の個人情報115人分が、社外のメールアドレスに誤って送信されていたと発表した。該当する115人には、27日までに一人一人事情を説明し、お詫びしたという。
 誤送信されたデータは、番組応募した115人分のプロフィールで、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスなど応募にあたって記載する内容だった。現時点で誤送信された先以外にデータが流出した事実は確認されていない。
 同社広報部は「115人の皆様には、すでに説明し、お詫びしておりますが、ここに改めて、関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。このような事態を招いたことを重く受け止め、これまで以上に個人情報の取り扱いについて社内教育並びに管理体制の強化に努め、再発防止に取り組んでまいります」とコメントした。スポーツ報知 5月27日(金)

 まさかこれで終わりではないだろうな?他人に対してはトコトン追い込みをかけ、同じ自分の過ちはサラッと謝罪だけ。さすがTBS特権階級とでも思っているのだろう。

 同じTVの個人情報流出でも日テレとは全然違う、日テレは犯罪により流出である。ある程度以上の防御策を講じていれば日テレに責任を追及できない。ハッカーの腕が良かったということである。しかしTBSの場合過失でありその責任は逃れられない。ベネッセの事件の時次のような質問をしていた記者がいたが、「社会的責任をどうとるのか」?

 日本テレビは21日、同社のホームページへの不正アクセスがあり、約43万件の個人情報が流出したおそれがあると発表した。ホームページ内の一部応募フォームに入力された、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどで、クレジットカード情報は含まれていないという。スポーツ報知2016年4月21日

 「特権階級のTBSに何を言うのか?」との心理が働いているのであろう。これが左翼の特徴である。自分たちは大衆を導く共産主義国家に於ける「新貴族(ノーメンクラトゥーラ)」とでも思っているのであろう。しかし情報の発信権の独占はネットにより崩壊している。マスコミはネットにより国民に監視される立場となったことに未だ気付かないのか?

 これでは既存マスコミは国民から益々取り残されるぞ!今後の日本人はネットが使えて当たり前の世代と代替わりしていく。現在でさえTVなど見ないという世帯が増加している(視聴率の低迷が証拠)のに、どうするのか?TBSはそれこそ「明日はフジTV」の運命が待っている。

コメント (2)
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