https://news.yahoo.co.jp/articles/558a23db05c6cb4630f8a6588f6a7c97d57bbb0c
「そろそろ帰っていいかな」…岩手に住む父親に軽く帰省の相談をしてみたところ「絶対に帰るな」との返事が。理由を聞くと、大変重みのある言葉が戻ってきた…。そんなTwitterの投稿が話題を集めています。新型コロナウイルスの感染者を中傷する風潮が一部にありますが、人口が少なく人々の関わりあいが濃密な地方では、都市部とは違ったストレスがあるようで、やり取りの内容に多くの地方出身者から共感する声が寄せられています。
投稿したのは東京都在住の会社員「けいし*」(@pandafun20)さんです。「岩手に住む父に『そろそろ返っていいかな』」と軽く言ってみたところ…」とのコメントとともに、父親と交わしたLINEメッセージのやり取りを画像で6月24日に紹介したところ、26日夕刻までに15万件の「いいね」がつくなど、反響を呼んでいます。父親からの返事は、下記のようなものでした。
◇ ◇
「絶対に帰るな。」
「岩手1号はニュースだけではすまない。」
◇ ◇
(中略)
投稿を見た人たちからは、地方で初のコロナ感染者となった人たちが、嫌がらせを受けたという噂を聞いたことがあるとの報告が続々と。「都会だと人混みに紛れて感染経路不明、追跡不可能になるけど、田舎だとすぐにどこそこの誰ってわかってしまう」といい、「怖いのはコロナじゃなくて人間ってことか」との意見もありました。
また、「私も親に岩手に帰ってくるなと言われました」という声のほか、父親の言葉に「子を思うがための説得力を感じる」「おとんも本当は会いたいんやで」と、愛情を感じたという人もいました。
◇ ◇
投稿した「けいし*」さんにお話を聞きました。
(中略)
―今回のメッセージのやり取りをTwitterで紹介された理由を教えてください。
「地元に帰れないという嘆きを共有したく、つぶやきました。といっても、普段から何気無いことをつぶやいているので、大きな意図はございません」
(中略)
―岩手県は新型コロナの感染者がまだ発生していませんが、そのことについてどのようにお感じですか。
「家族のいる地域で感染者が出ていないのは安心ですし、各県民も気を張っているのは大切なことだと思います。一方で、感染者が出ていないからこそのストレスもあると思うので、そのストレスはうまく緩和されると良いなと思います」
「田舎」との表現がピッタリだ。この感覚が理解できないのは都会人だからだ。
なぜ田舎から人がいなくなるのか?との理由の一つだ。
「唯一出ていない県で最初のキャリアになったら目立つなんてレベルじゃないしな
これは当たり前のことを言ってるだけだろ」との書き込みに座布団1枚。田舎の本当の姿が良く顕現化している。
小沢一郎議員もお国入りできないな!