知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

もうすぐ作業所共同イベント

2017年09月17日 | Weblog
来週の日曜日、そう後1週間後に、地元の作業所共同開催のイベントがあります。


もっと宣伝してもいいと思うのですが、一番の主催団体が、そのあたりの立ち回りが下手なのか?この業界では有名でも、一般世間には、全く浸透していません。(世間に対するアピール・・・これが一番大事だと思うのですが・・・)




参加・不参加について、悩みながら、結局他の共催作業所団体に半ば強制させられて、今年も参加??の方向へ・・・。
ま、参加するには、一応やることはやろう・・・ということで、昨年同様、サツマイモの販売をします。


何度か、このブログでも紹介した畑でのサツマイモの状況ですが、今年は少しこのイベント開催時期が例年より早く、そのため販売する予定のサツマイモも、その時期に合わせて、早めに収穫しました。つまりやや”こぶり”になりました。
(2,3週間早めですね)



先日、作業日の翌日(休日に全員出勤・・・メンバーも)に、多くのメンバーと一緒に収穫に行きました。


天気のいい日に、外で干します。(今回で2回目)









このサツマイモは、安納芋という種類ですね。
甘さが結構ある種類ですが、収穫時にも、周りにアリが寄ってきてました。


メンバーの話によれば、例年はもう少し量が多いそうです。さすがに今年は、収穫も早く、やや小さめだ・・・とのことでした。




今週中に、天気が良ければ、後2回ほど日干ししたいとは思いますが・・・




当日のイベント時には、実際に焼き芋にしたものと、そのままの芋を販売する予定です。







さて、作業所現場ですが、ときどきトラブルが見られることが増えてきました。

それは、職員側の慣れと、メンバーの人数が増え(私が勤務しだしてからでも数名の新たなメンバーが加わりました)、その間でのお互いの関係がうまくいかないためのトラブル・・・が多いですね。また職員とメンバー間の信頼関係もあります。


前にも書いた通り、3障害対象なので、精神・身体の方の中には、年齢が高い方も多いですね。(特にこの作業所開設時からおられる方等)


私などは、結構年齢も高いためか、ある意味同じ世代の方も多く、それほど問題視されてないようですが(メンバー談)、いわゆる若い職員(30歳前半)は、対応の仕方、年齢の上の方との会話等、やや気が付かない面があるのか、その部分で、苦情が出る場合もあります。


何か間違って意識しているのか?職員であっても、同じ作業所で仕事をしている仲間的な意識があれば、いいと思うのですが・・・。



この数か月は、特に、私はパート勤務扱いなのですが、納品に行ったり、新たな製品(部品)を納入したり、検品もしたり、細かい指示も出したり、また介護ベッドの関係の仕事もしています。
今回の畑での作業も、ほとんど参加しています。
その様子を、メンバーも見ているため、一応”頑張ってる”(自分が思っている以上に)感覚で接してくれています。


この状態がいいのか、悪いのかは、判断しにくいですが、ある意味 メンバーとの信頼関係にもつながっているのでは・・・と個人的に思っています。




私も、長いこの業界での勤務から得た経験や、知識を、少しでも若い世代に引き継ぎたいな・・・と考え、話もしますが、今の30歳代の若者?は、受け入れは、半々なのが残念です。

そんなもんかな・・・と、思っていますが、若い障害者の方と、年齢を重ねた障害者の方との対応も、よく考えて行ってほしいとも思います。
コメント
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