知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

無事にイベントが終わりました。

2017年09月25日 | Weblog
昨日、地元の作業所系団体が共同主催するイベントが行われました。



天候もよく、例年よりも2週間ほど早い開催だったにもかかわらず、結構関係者等の多くの方が来られました。ありがとうございます。




あくまでも、共同開催とはいえ、私の勤務する作業所が参加する部分は、売店(焼き芋と生芋の販売)とステージ発表のみです。

ステージ発表も、一応参加希望者のみになりましたが、約半数のメンバーが参加し、盛り上げてくれました。


また、焼き芋と生芋の販売ですが、何度か投稿させていただいていた写真も含め、今回の開催時期が例年より、少し早いこともあり、やや小ぶりでもありましたが、焼き芋にするには(食べる際にも)ちょうどいい大きさだったかも・・・。

熱いので、持って食べるには、大きいと食べにくいようです。


また、生芋もそれなりに売れていたようです。(こちらは、持ち帰りが重くなるので、やや心配でしたが、ほとんどが自家用車で来られていたので、心配するほどではなかったようです。)




こちらの販売ブースは、メンバーさんの中で、いつも車椅子の方や、ステージ発表には参加しない比較的高齢の方が、専任でやっていただいています。そのため、毎年のことで、お客さんとのやり取りや、呼び込み、お金の受け渡し等、慣れたものです。

私も隣でお手伝いをしましたが、任せられるので、安心して見ていました。



写真も撮ったのですが、なにぶん 様々な方の顔が写ってしまい、少々投稿には向いていない写真ばかりで、残念ですが・・・。





さすがに焼き芋は、若い女性の人気が高く、ほとんどが(8割くらい?)そんな感じでした。ちょうど、元利用者の奥様が来られていて、お手伝い願い、より売れ行きがよかったように思います。(感謝です)




最近は、コンビニ等でも、「安納芋」系のお菓子が売られています。時季的なものもありますが、確かに非常に甘い種類ですね。(私も実際に収穫して、それを感じました)






さて、イベントのほうですが、全体的には、今年はスムーズに進んでいたとは思います(各係の主にあたる方々の動きが重要)。

ただ、いつも思うのですが、大きなイベントにも関わらず、マスコミ系にはほとんど話題にのっていないのも、大きな課題かも・・・。アピールの下手さが、この辺りに出ているようで、せっかくの場面をみすみす逃している感じもします。



また、ステージの方でも、各作業所のメンバーが楽しく踊り歌っていましたが、途中一番いい時間帯に、わざわざ「障害者権利条約」等の説明を長々とし、一般の方のアンケートでの周知の無さが明らかになっていましたが、この辺りが、相変わらず「福祉」の偏りを物語っているなあ・・・と感じました。

結局、主催者側の大元の方は、その部分を自分たちの側からしか見ていないため、世間的な見方が分かっていないな・・・と思います。(つまり視野が狭いのかも)



自治体や各地元の政治家等の来賓もありましたが、あくまでも形式ばったもので、中身のない挨拶が(相変わらず)延々と・・・。




来客の様子を見ていましたが、例年開催をしている地元の方は、比較的安く販売されている野菜等を購入に来られた方(ただ、地元も農家が多く、それほど珍しくないかも)、関係者等の知り合い、友人、施設・作業所の職員関係の方等、どこかで見たことのある顔ぶれが多かったようです。


例年は、この開催場所が、地元の運動公園・体育館棟がある施設のそばなので、何か大会等があれば、その帰りに寄っていただけますが、今回はそれも・・・。また、例年の時季なら、地元のコスモス園を見学に来られる方もいますが、これも少し早くて・・・。




まあ、結局はいつも通り”内輪受け”のイベントに終わったようです。主催者側は、それでも大成功・・・と満足のようですが・・・。



私も、このイベントは(以前の職場での参加も含め)3回目になりますが、満足感には程遠い感じはしました。




私の勤務する作業所の施設長も、毎年言っているようですが、参加する意味が見当たらない・・・ということで、来年は不参加でもいいのでは・・・?と思います。参加することで、得るものは何もないな・・・というのが本音です。
コメント
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