世間的には、底辺の労働と言われている私たちの業界・・・。
言われると、確かに3Kならずも最近では5Kとも思える、労働環境。施設法人は、ほとんどが「ブラック」的な職員の扱い方が多いですね。
それでも、なぜ多くの方がこの業界で勤務しているでしょうか?
他の業界で働けなかったから? 福祉の意識を重視して、勤務している方、たまたまこの業界に接したから・・・? 様々な出会いが合っての、現在の勤務と思われます。
世間では、こうした職員の過酷な労働環境については、(特にマスコミは)全く言及しません。むしろ、何か暴力事件やトラブルが起きた際だけ、いかにも職員や法人の対応が悪かったかのように、騒ぎ立てます。マスコミや世間は、現状を知りません。また知ろうともしません。
ましてや、その中で働いている職員の、労働環境やその精神的な苦労も知りません。
多くの方が、障害者の対応や”職員への”虐待(職員が利用者から受ける暴力や精神的な影響は想像を絶します)から、精神的に大きな負荷を受け、それにより病的に病んでいく方も数多く見られます。(この部分は、福祉法人や、この業界特有の「福祉」的な部分や、「障害者を大切に」等の、綺麗な言葉を並べることで、打ち消されています。)
労働基準局(以下、労基)は、一応労働者の味方のはずですが、一歩間違うと、法人の敵にもなります。
施設関係で、精神的に病んだ職員が駆け込むのも、この労基です。
ただ、よく調べもせず、裁判になる場合もあり、その当事者の事情や労働状態、他の職員との関係、この業界での適正等、ただ精神的に病んだ原因を、施設の職員間の環境・・・と結論づけることも多いようです。
そのため、法人との裁判をすれば、ほとんどが法人の敗訴になっています。
ただ、こういう裁判になった場合、その当事者の方は、再就職はほとんど望めませんが・・・。
いろいろ考えると、はたしてその段階に至るまでに、施設や法人は何をしてきたのか・・・?という疑問が生じます。
つまり、職員の精神的なケアは、なされてきたのか・・・?という部分です。
私も、過去に障害者支援施設の管理職を25年以上経験しました。
そのため、多くの新規採用者(途中採用も含め)の面接も、多く経験しました。
様々な業種から来られます。(元教員関係等なら分かりますが)全く、異なった業種からの面接も多いですね。そのため、まずはこの業界の説明からする必要があります。
ましてや、知的障害者の方との、接触がほとんどなかった方が多いため、その部分から始まりますね。
新たな業種で、驚きと新しい発見、障害者の方の様子で、そういった意味で対応される方は、この先も期待が持てますが、実際はどうしていいか分からない、怖い、思うように行動出来ない・・・等、徐々に精神的に病んでいく方も見られます。
私の場合は、障害者の方の観方、観察の仕方を、まずは指導します。そして、先輩職員の対応方法を観察し、自分なりに試みるように話します。
また、早い関係性を作るように支援します。
それでも、ホントに無理な方は、おそらくこの業界には不向きな方なのでしょう。そういう方も少なからずいます。
あえて、そういう場合は、引き止めずに、自身で判断してもらい、早めの決断を促します(継続するのか、去るのか)。
しかし、中には自身の評価を高く持たれる方もいます(自信過剰、他の職員に出来て、自分に出来ない・・・はずがない。なぜ、自分が頑張っているのに、利用者は分かってくれないのか・・・?等々)。
こういう方は、下手をすると悪い方向に向かいます。
施設や法人には、不必要な職員でもあります。
かえって、こういう人物の方が、精神的に病んでいきます。
また、必要以上に真面目すぎる方、目先のことしか見えない、視野の狭い方、責任能力の低い方、一時的な勤務の方(すぐに辞めるし、長続きする気ない・・・と思っている方)。
こういう方たちも、不必要です。むしろ邪魔にもなります。(他の職員にとっても、利用者にとっても、迷惑にもなります)
この業界では、精神的に病んでいる方(職員)は、(すべてがそうではないですが)自身に問題をかかえる場合が多く見られますね。早めに対処していただければ、いいのですが、ダラダラとその状態を長引かせることは、周りにも悪影響も与えますし、自身にもよくないと思います。
精神科の医師は、こういう環境(施設等)での労働が、そうした精神的な病気を発症することは、十分に理解されていないのでは・・・と感じます。
そのため、原因を職員間の問題や、施設環境の問題、法人管理職の対応の悪さ等に、持っていくことが考えられます。
根本的に、本人の問題なのでは・・・と感じますが・・・。
ここまで、少しまとまりがなかったのですが、
実は、現在の勤務している事業所でも、同じような問題が生じています。そのための問題提起でもあります。
それについては次回・・・。
言われると、確かに3Kならずも最近では5Kとも思える、労働環境。施設法人は、ほとんどが「ブラック」的な職員の扱い方が多いですね。
それでも、なぜ多くの方がこの業界で勤務しているでしょうか?
他の業界で働けなかったから? 福祉の意識を重視して、勤務している方、たまたまこの業界に接したから・・・? 様々な出会いが合っての、現在の勤務と思われます。
世間では、こうした職員の過酷な労働環境については、(特にマスコミは)全く言及しません。むしろ、何か暴力事件やトラブルが起きた際だけ、いかにも職員や法人の対応が悪かったかのように、騒ぎ立てます。マスコミや世間は、現状を知りません。また知ろうともしません。
ましてや、その中で働いている職員の、労働環境やその精神的な苦労も知りません。
多くの方が、障害者の対応や”職員への”虐待(職員が利用者から受ける暴力や精神的な影響は想像を絶します)から、精神的に大きな負荷を受け、それにより病的に病んでいく方も数多く見られます。(この部分は、福祉法人や、この業界特有の「福祉」的な部分や、「障害者を大切に」等の、綺麗な言葉を並べることで、打ち消されています。)
労働基準局(以下、労基)は、一応労働者の味方のはずですが、一歩間違うと、法人の敵にもなります。
施設関係で、精神的に病んだ職員が駆け込むのも、この労基です。
ただ、よく調べもせず、裁判になる場合もあり、その当事者の事情や労働状態、他の職員との関係、この業界での適正等、ただ精神的に病んだ原因を、施設の職員間の環境・・・と結論づけることも多いようです。
そのため、法人との裁判をすれば、ほとんどが法人の敗訴になっています。
ただ、こういう裁判になった場合、その当事者の方は、再就職はほとんど望めませんが・・・。
いろいろ考えると、はたしてその段階に至るまでに、施設や法人は何をしてきたのか・・・?という疑問が生じます。
つまり、職員の精神的なケアは、なされてきたのか・・・?という部分です。
私も、過去に障害者支援施設の管理職を25年以上経験しました。
そのため、多くの新規採用者(途中採用も含め)の面接も、多く経験しました。
様々な業種から来られます。(元教員関係等なら分かりますが)全く、異なった業種からの面接も多いですね。そのため、まずはこの業界の説明からする必要があります。
ましてや、知的障害者の方との、接触がほとんどなかった方が多いため、その部分から始まりますね。
新たな業種で、驚きと新しい発見、障害者の方の様子で、そういった意味で対応される方は、この先も期待が持てますが、実際はどうしていいか分からない、怖い、思うように行動出来ない・・・等、徐々に精神的に病んでいく方も見られます。
私の場合は、障害者の方の観方、観察の仕方を、まずは指導します。そして、先輩職員の対応方法を観察し、自分なりに試みるように話します。
また、早い関係性を作るように支援します。
それでも、ホントに無理な方は、おそらくこの業界には不向きな方なのでしょう。そういう方も少なからずいます。
あえて、そういう場合は、引き止めずに、自身で判断してもらい、早めの決断を促します(継続するのか、去るのか)。
しかし、中には自身の評価を高く持たれる方もいます(自信過剰、他の職員に出来て、自分に出来ない・・・はずがない。なぜ、自分が頑張っているのに、利用者は分かってくれないのか・・・?等々)。
こういう方は、下手をすると悪い方向に向かいます。
施設や法人には、不必要な職員でもあります。
かえって、こういう人物の方が、精神的に病んでいきます。
また、必要以上に真面目すぎる方、目先のことしか見えない、視野の狭い方、責任能力の低い方、一時的な勤務の方(すぐに辞めるし、長続きする気ない・・・と思っている方)。
こういう方たちも、不必要です。むしろ邪魔にもなります。(他の職員にとっても、利用者にとっても、迷惑にもなります)
この業界では、精神的に病んでいる方(職員)は、(すべてがそうではないですが)自身に問題をかかえる場合が多く見られますね。早めに対処していただければ、いいのですが、ダラダラとその状態を長引かせることは、周りにも悪影響も与えますし、自身にもよくないと思います。
精神科の医師は、こういう環境(施設等)での労働が、そうした精神的な病気を発症することは、十分に理解されていないのでは・・・と感じます。
そのため、原因を職員間の問題や、施設環境の問題、法人管理職の対応の悪さ等に、持っていくことが考えられます。
根本的に、本人の問題なのでは・・・と感じますが・・・。
ここまで、少しまとまりがなかったのですが、
実は、現在の勤務している事業所でも、同じような問題が生じています。そのための問題提起でもあります。
それについては次回・・・。