知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

音楽療法の体験

2010年03月21日 | Weblog
前回の続き・・・


今回、余暇活動の取り組みとして、音楽療法の試みをしていただきました。

有名な音楽関係の店から、老人ホーム等を中心に行われているという音楽療法を、一度体験しては・・?という話があり、当日2名の講師の方に来ていただき、実際に利用者さんと一緒に体験しました。


まずは、楽器を使っての導入・・・

利用者の方が、何が始まるのか??と不安がっている状況で、うまく雰囲気を和らげていただき、ちょっと面白そう・・という感覚を与えて、そこから実際に様々な取り組みが始まりました。


各個々に楽器を渡して、実際に鳴らしてみたり、身体を動かして一緒に歌を歌ったり、内容は結構面白かったですね。


利用者の方々も、外部から来られたこともあり、いつもの職員の余暇活動の取り組みと違い、新鮮な感覚で接することが出来たようです。感想を尋ねてみると「面白かった」「ありがとうございます」「また来てください」等々・・・


今回の取り組みは、あくまでも体験的な内容だったため、実際に計画的に取り組まれると、もっと内容が深くなっていくと思います。


実際に来られた講師の方も、「皆さん、落ち着いて早く慣れて、受け入れていただいたので、よかったですね」とのことで、今後は利用者の方の希望や、職員側の受け入れ体制等を相談して、継続していくかどうかを検討してことになります。



私も、今回参加させてもらい感じたことは、音楽療法の実践は、長いスタンスで計画していくことが必要ですが、試みていただいた方法は、今後の余暇活動や作業時の音楽的な取り組みで、活用出来るものだなあということです。


土曜日ということで、参加出来た職員も少なかったのですが、職員全体で前向きな余暇活動の取り組み方法も、こうした体験的なものも含め、模索していく必要があるでしょうね。
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2 コメント

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専門家 (Heart さん)
2010-03-28 11:40:00
ウチでも職員に音楽療法の研修を受けてもらって活動を運営してもらっています。
その職員自身もプライベートで音楽をやっているのですが、専門家が中心になって組んだ方が長い目でみると有意義に思います。ただ財源の問題はあります。
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Unknown (管理人)
2010-03-29 12:32:25
そうですね。ある程度、音楽の知識や技術があるほうが、スムーズに取り組めるようです。

私自身も少し楽器はやりますが、やはり保育士や幼稚園の免許を持たれている方のほうが、利用者さんを盛り上げるのは上手ですね。

音楽療法も、楽しいのが一番のようです。
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