知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

相談支援って何?

2022年04月29日 | Weblog
前回も記述しましたが、最近利用者さんも各家庭や個人でいろいろな問題を抱えておられるので、事業所ではあくまでも通勤されている間の対応は出来ますが、それ以上の対応は出来ません。

そこで各自治体の相談支援にお世話になるわけですが、それも自治体によって対応が様々・・・


最近、快く引き受けて下さる自治体委託の事業所(相談支援)もあれば、上から目線で、必要ない・・・とか、忙しい・・・という理由で断られるパターンも・・・。


一応、「相談支援」という定義は・・・
「障がいを持つ方が置かれている状況や抱えている悩みの相談に応じ、暮らしについて一緒に考えることを「相談支援」と言います。主に相談内容に対する情報提供や助言、必要な障害福祉サービスの利用につなげる支援や、関連機関との連絡調整などをおこないます。
「相談支援」は市町村の福祉窓口のほか、「相談支援事業所」で提供しています」
(ジョブメドレーさんのHPに書かれています)

基本的に上記の定義があり、必要を感じられた場合は、各市町村の障害福祉課等に相談に行かれるか、連絡されます。
そこから、いろいろな事業所を紹介されることになるのですが、


最近の事件としてこんなことがありました。


私の所属する事業所(就労継続支援A型)で、一応当初は自身で行動されていましたが、家族の問題やその周辺の問題が起き、最近相談を受けました。
この際、非常に不安定になり、結構仕事に影響が出たり、職員にも文句が出ていました。

いろいろ話を聞くと、家庭での様々な問題が出て、その対応でイライラしていた・・・と正直に教えていただき、このお話を聞いたことで、
少し気分も復調され、今は落ち着いて仕事をされています。

その際に、「相談支援」という制度があり、基本は住んでいる地元の役所で紹介されて、そのサービスを使えます。とお伝えしました。

こういうパターンは、最近数件あり、それぞれ相談支援の方がつかれて、解決の方向性が見えてきています。


そういう意味合いで、今回その方に相談支援をお願いしようと、その方の住まわれている自治体の障害福祉課に連絡し、その意図を説明しました。
ところが、担当者の方が出てきての説明は、酷いものでした。

まず、「何のために必要なのか?」から始まり、「具体的なトラブルや問題を教えてほしい」と言われました。個人情報の件もあり、詳細までは伝えられません。
おおよその件を話すと、それは自身で解決すれば・・・みたいなことを言われ、驚きました。
また、「それぞれの利用者の方には、受給者証の更新時に、文章で相談支援の事業所を紹介しています」とか「それぞれや事業所で、ホームページやネットで探して下さい」(明らかに業務怠慢)

と言われました。
現在、すぐに必要だから、直接連絡したのに・・・と思いましたが、これ以上対応を待っても無駄と感じ、それ以上の話はしませんでした。

上記にもあるように、「相談支援」とは何?と逆に聞きたいくらいでした。


この自治体の障害福祉課は、私のサビ管の友人たちに聞くと、非常に評判が悪いそうです。(ホント、実名を出したいくらいです)

こんな自治体は久しぶりです。

数か月前にも、「今は忙しいから来月に再度依頼してほしい・・・」なんて言う自治体もありました。問題をかかえておられる利用者の方には、翌月に回されて言い訳はありません。

もちろん、全然前向きな自治体も多いです。対応はそれぞれに違いますが、これだけ拒否的な自治体・障害福祉課は最低です。(実名出したいぞー)



私もこの業界は長いので、様々な障害福祉課の担当者と対応していますが、この係のかたは、
私に対しても「何もご存じないんですね」とか「相談支援について、分かっておられますか」なんて、酷い言葉を受け、正直少しキレそうになりました。(何年やっとると思ってるんじゃ!)


ホントに実名出したい・・・


最近、感じたのは、相談支援員のかたにも、いろいろおられて、少し向いていないじゃあ?と疑問を感じる方もいます。

それは、また別の事象としてあったので、またの機会に・・・



障害福祉課って、なんのために設置されているのか?もう一度、各自治体で問い直してもらいたいです。



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