good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「僕の大事なコレクション」

2011-06-14 23:09:31 | 映画
評価:★★★☆

ストーリー(Yahoo!映画より)
ユダヤ人の青年ジョナサン(イライジャ・ウッド)は、亡き祖父と見知らぬ女性が一緒に写っている写真を病床の祖母から
渡される。その女性が祖父の若き日の恩人であるらしいと知ったジョナサンは、祖父の故郷ウクライナへ向かい、現地の
青年アレックス(ユージン・ハッツ)らと共に写真の女性を探すための旅を開始する。

リーヴ・シュライバー監督
イライジャ・ウッド、ユージン・ハッツ、ボリス・レスキン他出演

「僕の大事なコレクション」を見た。
なぜかツタヤディスカスで上位に入れてあって、届いてびっくりしたよ。

ユダヤ人青年ジョナサン(イライジャ・ウッド)が祖父の故郷ウクライナを訪ねる旅。
初めはまったりとゆるいコメディで、結構笑えた。
終盤、ナチスのユダヤ人迫害が絡んで話が重くなる。

ウクライナの緑が美しかった。一面のヒマワリはCGか、実際にあるのか…。
ヒマワリっていっぱい生えてると、なんか不気味なのはなんでだろ。

ウクライナのガイド役の青年アレックスとその祖父が良かった。
アレックスはアメリカ大好き、マイケル・ジャクソン大好きな気のいい兄ちゃんだし、頑固なおじいちゃんの面構えが
良くてね~。
アレックスみたいな人は好きすぎてたまらない。かっこつけてる若者風なのに、家族をちゃんと愛してる孝行者。
こういうキャラクターが出て来ると、もうそれだけでほぼ満足してしまう(笑)。

おじいちゃんが最後にああなってシッョクだったよ…。
おじいちゃん自身がどうというより、そのときのアレックスの気持ちを思うと涙がダダーッと…。
戦争が人に与える傷を思った。

リーヴ・シュライバーすごいね~。
この映画はジョナサンよりアレックス、さらにはおじいちゃんの物語だね。
邦題がコメディっぽい印象を与えるけど、原題はEVERYTHING IS ILLUMINATED。最後の方で、アレックスのモノローグに
出て来る。原題の方が作品を正しく表してると思うよ。

有名作品ではないけど、お薦めです。
コメント (2)
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