good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(ネタバレ注意)

2012-02-18 21:16:59 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、
父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されている
かもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。

スティーブン・ダルドリー監督
トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、トーマス・ホーン、マックス・フォン・シドー、ヴァイオラ・デイヴィス、
ジェフリー・ライト他出演

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見た。
ネタバレあるので注意。これくらいでもネタバレなんだろうか…。


あの子ども、ずっとあのままだったらどうしようかと思ったけど、最後は落ち着いて良かった。
途中までイライラしてものすごく腹が立ったけど、後味は良かった。

あの子がアスペルガーかも、という設定はなかった方が良かったのでは…。
元からの傾向に父親の死が加わってひどくなった、ってことなんだろうけど、アスペルガー設定は
余計なんじゃないかなぁ。

人にはひどいことをズケズケ言うくせに、相手からの言葉には文字通り耳をふさぐ態度が最悪で、
アスペルガーって嫌だなーって気持ちになってしまった。アスペルガーの特徴じゃないかもしれないけど。
タンバリンはパニックにならないために必要ってことらしいけど、そういうことに使う人が本当に
いるんだろうか。

あの子がもともとああいうヤな感じなのか、父親が死んだショックで一時的にああなってしまったのか
分からないけど、いずれにしても「お父さんのことで無理もないよね」と同情するのを超えた時間の長さ・
程度のひどさに感じて、ちょっときつかった。

でも最後にいきなり母親と和解?して、無理やりっぽいけど後味良く終わったので、ほっとした。
母親は全部分かってたし、先回りしてたんだよ、ってところは、今考えるとそんなアホなって感じなんだけど、
見てるときは、そこが一番ぐっと来て泣いてしまった。。。
9.11だし、留守電のメッセージ、走り回るサイレン、人の死とか、いろいろと泣く要素はてんこ盛り。

マックス・フォン・シドーが良かった。あの子どもだけだと、見ててきつかった。
マックス・フォン・シドーが出てきたら、母親がすっかり消えちゃってどうかと思ったけど…。

主役の子は映画初出演だそうで、あんまり良くなかったよね…。
子役の演技って良く分からないけど。でも、感情のアンバランスさは出てたのかな?

ブラック夫婦に見覚えがあって考えてたんだけど、夫はダニエル・クレイグの007に出てきた人で、
妻は「食べて、祈って、恋をして」に出て来た人か。「ナイト&デイ」にも出てたのね。


コメント
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