good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「劇場版SPEC~天~」

2012-04-07 17:49:47 | 映画
評価:★★★

ストーリー(Yahoo!映画より)
通常の捜査では解決できない特殊な事件を専門に扱う「警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係」通称「未詳(ミショウ)」の
特別捜査官、当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)。型破りなためケンカの絶えない彼らのもとに、海上のクルーザーから
大量のミイラ死体が発見されたという知らせが届く。やがて、それは国家を揺るがす大事件へと発展していく。

堤幸彦監督
戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、神木隆之介、椎名桔平、栗山千明、伊藤淳史他出演

「劇場版SPEC~天~」を見たよ。
TVドラマシリーズが大好きだったので。
先週放送されたスペシャル「SPEC~翔~」は危うく見忘れるところだったけど見た。
でもドラマシリーズの内容はさっぱり忘れてるし、スペシャルはあんまり面白くなくて、映画を見る意欲が
どんどん弱まっていたけど、この前、映画館のメンバーズカードを更新したら料金が千円になる券をもらったので、
それを使って見てきましたよ。

思ったより悪くなかったけど、見終わって時間が経つにつれて、粗が思い浮かんできた…。

堤幸彦は悪ふざけが過ぎるというか、ドラマでは良いかもしれないけど、映画で執拗にギャグを繰り返されると困るよね…。
まあ、でも心配してたよりは悪乗りはなかったか。いやでもやっぱり相当悪ふざけはあったよなぁ。
「ケイゾク」の映画版よりはずっとまともだったと思うけど、ストーリーが弱かった。

メインストーリーになるはずの「シンプルプラン」なるものがいつの間にか放置されてるし、なんで映画でまでニノマエとの
戦いを繰り返してるんでしょう。
スペシャルからいきなり御前会議とか出てきて、なんじゃこりゃって感じだよね。
ファティマ第三の預言なんか出しちゃったのは、安っぽくて失敗だと思うなー。

あと、スペシャルのときから感じたけど、瀬文(加瀬亮)のキャラがぶれてるよね~。
そして当麻(戸田恵梨香)と瀬文の恋愛的な空気は要らない。要らない、全然要らない。むしろ有害。
最後なんかプロポーズかよ!って感じで、どっちらけだよ。

津田(椎名桔平)にも拍子抜け。あれで終わりだったら、アホすぎる…。

栗山千明も何のために出てきたのか…。
キリスト教のマリアみたいな感じらしいけど、続編がなければまったく無駄。。。
当麻の「キル・ビル?」というのだけ笑ったけど。

起承(翔)転(天)と来て、結がないと話として全然終わってないんだけど、これ続編あるのかね。
ラスボス的に向井理がちらっと出てたけど、向井理が前面に出てくると厳しいな~~。
向井理といい栗山千明の娘といい、なんで今さら、重要そうな新キャラを出すのかね。
今から話を広げるのは良くないと思うんだけどねぇ。

そして映画を見てから、にわかに録画したドラマを見直してる。面白いわ~~。
最近、サントラはあんまり欲しくならなかったけど、SPECのドラマのサントラが欲しくなってきたよ~。
しばらくほっとけば納まるかな。
  ↑
ツタヤディスカスにサントラがあるので、借りることにした。
その前に2月に届いてずっと放置している「ミュンヘン」を見なければ、と思って、ここ数日見てるんだけど、
再生しては寝落ちすることを繰り返してる…。


コメント (5)
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