評価:★★★☆
ストーリー(Yahoo!映画より)
エイリアン“スカヴ”の侵略を食い止めたものの、その戦いによって地球が半壊してから60年。生き残った者たちがほかの惑星へと
移住してしまった中、ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)だけが地球に残って上空から偵察していた。パトロールに向かっていた
彼は、誰一人として生存しているわけがないエリアで何者かの襲撃を受けてしまう。混乱するジャックの前に現れたのは、ビーチ
(モーガン・フリーマン)という謎の男。彼との遭遇を機に、ジャックは地球、人類、そして自身の運命を担う冒険に出ることに。
ジョセフ・コジンスキー監督
トム・クルーズ、モーガン・フリーマン、オルガ・キュリレンコ、アンドレア・ライブズロー、ニコライ・コスター=ワルドー、
マリッサ・レオ他出演
(C)2013UniversalStudios.ALLRIGHTSRESERVED.
「オブリビオン」見たよー。
「トロン:レガシー」の監督なので、ちょっと心配してたけど、大丈夫だった。
なかなか良いSFで楽しめました♪
「トロン:レガシー」もだけど、SFが好きな監督なのかな?
ネタバレあるので注意。
オルガ・キュリレンコは相変わらずの素晴らしいスタイルで綺麗だったけど、私はヴィクトリア役の女優が結構気に入ったよ。
人工的な感じの美しさ。薄紅のアイラインが素敵。
もう一歩、元のヴィクトリアとジャックとの関係が描かれていたら、さらに良かったのにね。
ヴィクトリアが既婚者のジャックに片想い的な状況だったのかなー。
作中ではクローン?の二人は夫婦設定みたいだったけど、本妻が現れて、全ヴィカ敗北っぽいのがかわいそうだった。
ニコライ・コスター=ワルドー出てたんだね!
もっと見せ場がある役だと良かったんだけど、あんまり目立たず残念。
トム・クルーズはさすがの貫録。
やっぱり映画は主役にどれだけの魅力や華があるかにかかってる部分が大きいよね。
「トロン:レガシー」は主演俳優に魅力がなかったのも痛かった…(ファンの方、ごめんなさい)。
オルガ・キュリレンコと夫婦という設定は年齢的にちょっと不自然だけど、見た目的には、まあアリな感じだったよ。
テットというのは結局何だったのかあまり明確にされなかったけど、「2001年宇宙の旅」のHAL的な暴走した人工知能なの?
それとも姿を現さなかったけど、エイリアンなの?
突然テットが現れたらしいので、エイリアンなのか??
それらがジャックとヴィクトリアを捕まえて、大量にクローンを作って、地球を侵略しつつ、クローンは「地球はスラヴに
よって侵略されて、人類は戦って勝ったけど、放射能汚染で地球には住めず、人類は土星の衛星タイタンに移住する。研究の
ために地球の海水を何やかやしてて、その装置を守るために残されたジャックとヴィクトリア」という嘘の情報を与えられて
活動して、そのうち始末される(?)、というのを繰り返していたということなの?(この辺は「月に囚われた男」ぽかった)
放射能汚染地域に立ち入っては危険だと言われていたけど、実際には単に地上を区分けして、それぞれの地域にそれぞれの
ジャックとヴィクトリアがいる、ということだったのかな?
ビーチ(モーガン・フリーマン)たちがジュリア(オルガ・キュリレンコ)たちの乗った宇宙船(の睡眠区域)を地球のある
場所に呼び戻したんだけど、なんでビーチがそんなことをできたのかは良く分からず…。
どこまで事情を把握できていたのかしら。
最後はクローンの切なさにちょっと悲しくなった。
でもちょっとあれは、それまでをぶち壊しな感じも…^_^;
ジュリアはジャックの子を生んだみたいだけど、あの経過の中、いつ仕込んだの!?(笑)
フィクションでは良くあるけど、えらい命中率だな!みたいなことがあるよね(笑)(下品ですみません)。