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『モビルスーツ ヴァッフ』(MS始祖・開発時期)【設定】

2021-04-14 00:01:00 | 機動戦士ガンダム ジ オリジン
今日は「ファーストガンダム」と「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の整合性を図った場合の、『ヴァッフ』の開発時期について、です。

『ヴァッフ』については『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式HP』のコメント



『モビルスーツ ヴァッフ(YMS-03)』(公式HPより抜粋)
『宇宙世紀0074年において、試作実験機であるモビルワーカー01式 最後期型では最大の懸念事項であった動力用融合炉の小型化が実現できずにいた。その結果、兵器開発の最高権限を持つギレン・ザビによってモビルスーツ(以下MSと表記)開発計画は中止の危機に直面する。そうした状況を打破し、モビルスーツ開発計画の継続を決定づけたのが、トレノフ・Y・ミノフスキー博士が提案した試作機YMS-03 ヴァッフの存在であった。YMS-03 ヴァッフは、ミノフスキー粒子を用いた技術を採用することで、動力用融合炉の小型化と流体パルスシステムを応用した駆動性能の向上を実現。その結果、宇宙空間での自在な機動性を獲得し、宇宙戦闘用の艦船や誘導兵器を凌駕する機動兵器としての可能性を提示した。
事実上MSの始祖的な存在となるYMS-03 ヴァッフは、ごく少数が試作機として生産されるが、その後、時をおかずに、より実戦的な後継機体の開発も行われていたため、兵器として制式採用されることはなかった。
機体名称となっている“ヴァッフ”は、“武器=武具”を指している。』

以上のコメントから、『YMS-04 ヴァッフ』はミノフスキー博士がギレンに『動力用融合炉の小型化が問題』解決として提示した『小型熱核反応炉』と同時に提案された事になってます。
そして、『MS-04 ブグ』は『YMS-03 ヴァッフ』試作機の完成後に、時をおかずに開発開始された事がわかります。

実際に、「ファーストガンダム」と「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の年表を並べてみます。



まず、

「UC.0074年2月 ザクⅠ試作機「YMS-05」ロールアウト。」

とあります。
これは、(昨日13日)の記事の検証で
「プロトタイプザクの後継として、「商業ベース」での作業用MSとしてザクⅠを完成」
させたものと判断しました。

なので、「ザクⅠ(YMS-05)」は「商業用一般作業モビルスーツ」開発していたものなので、「ヴァッフ(YMS-04)」や「ブグ(MS-04)」のような「軍事用として独自に隔離して開発」された兵器の後では無くとも良い事になります。

但し次の、

「UC.0074年8月 ザクⅠ実戦型「MS-05A」ロールアウト。総製造数は27機。」

は問題です。
「ザクⅠ実戦型」とある点からも、同じ「ザクⅠ」でも、これは「軍事用モビルスーツ」です。


(※『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、「ザクⅠ(シャア専用)」。
この機体も「ザクⅠ」初期生産型(MS-05A)となってます。 )

「ファーストガンダム」と「オリジン」設定を共存させるなら、型式番号「YMS-04 ヴァッフ」や「MS-05 ブグ」が、同じ軍事用モビルスーツである型式番号「MS-05A ザクⅠ」より兵器として開発された時期は早い事にならなければなりません。
具体的には、「YMS-04 ヴァッフ」や「MS-05 ブグ」のロールアウト時期は、「UC.0074年8月 ザクⅠ実戦型「MS-05A」ロールアウト」より以前となります。

しかし、ここで問題となるのは、コミック版「ククルスドアンの島(2巻)」の記述です。

これについては、「YMS-04 ヴァッフ」より「MS-05 ブグ」に絡む矛盾になるので、次回としたいと思います。

次回「ブグ MS-05」、ニュータイプの修羅場が見れるぞ!(ジュドーっぽく)


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