先月末には以下のコミックが発売されました。
ネタバレを避けて書くなら「遂に、〇ー〇〇〇発射!」な巻です。
キーキャラクターの思惑が遂に表面化し、物語が大きく動きます!
残念ながら退場してしまう重要キャラクターも。
壮絶で力強くドラマチックな巻になっています。
物語の終わりに向け、階段を一段昇ってしまった感じです。
本作連載中の「ビックコミック スペリオール」では、更に混沌とした展開を迎えており、クライマックスに向け加速度的に盛り上がっています。
本23巻も、言うまでも無く見逃せない巻ですね。
宇宙での新展開を迎えてから、まるで上質なハリウッドのアクション大作のような展開を魅せていた本作ですが、新展開の軸の1つ少しずつプロジェクト「トゥームストーン」も少しずつ姿を見せていきます。
華やかなMS戦が主となるガンダムコミックの中で本作は生身の人間のゲリラ戦まで描いていて、本巻では重力戦線よろしくMS対歩兵も描かれています。
ちなみに、この巻に登場しているザクは「ザクⅡ寒冷地仕様」。
「ザクⅡ寒冷地仕様」はゲーム「ギレンの野望 ジオン独立戦争」や「ブルーディスティニー」にゲーム中の取扱ユニットや敵機として登場しているのですが、本作の「ザクⅡ寒冷地仕様」はゲーム「ギレンの野望[一作目]」アニメパートに登場した機体で、相当にマニアックな仕様です。
【「ギレンの野望(1作目)」ムービーに登場した「ザクⅡ寒冷地仕様」】
本作には過去に「ドラケンE」や「(ボールの前身である)スペースポッド」に2連装キャノンを装備させた機体等、マニアックな機体が多数登場しており、作者のバンジョー先生も相当ガンダム世界を研究していることが窺えます。
そんなバンジョー先生が描いている「機動戦士ガンダム アグレッサー 19巻」は、ますます手に汗握る怒濤の展開で目が離せません。
サンダーボルトは青年漫画、アグレッサーは少年漫画のスタイルですが、両作ともガンダムを舞台とした「戦争」を真っ正面から取り組んでいて、壮絶なシーンも誤魔化さずに描いています。
それでいてエンタメ性も高い仕上がりで、お薦めの2作品。
既にファンの方はチェック済みでしょうが、ご新規様もいかがでしょうか?
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