木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

自然災害は強欲な資本主義の結果

2019年10月14日 | Weblog

台風19号長野東北信地方を直撃
私の住んでいる場所は災害のエアーポケットのようなところで、12日雨は何時もより激しかったが千曲川流域ではないのでテレビで中継しているような光景は想像の外だった。
川が決壊するとあっという間に水が来るのだということを知った。
専門家によるとこれからはより激しい「自然災害」が次々に起こることを覚悟しなくてはいけないという。
地球温暖化の中身には自然との共存をおろそかにしていることも含まれる。
例えば里山の手入れが放置されていて山に降った雨がそのまま川に流れだし濁流となるなどがその例。
国土を保全することに税金を使うことを考えなくては。
軍事とアメリカへの貢は人々を滅びに導く。新自由主義資本主義は限界。アメリカの限界、安倍自民党政権の限界。
首都圏に住む人もタワーマンションなどに住んで浮かれている場合ではない。


ところで長野では1998年の冬季オリンピックの会場づくりにかこつけて浅川という川の上流にダムを作ったのだが、今回の水害に遭った浅川の下流はそうした水害を防ぐという建前もあったのだが、思ったほど浅川ダムに水は溜まらなかったという。つまり下流の水害を防ぐことに何ら貢献しなかったのだ。
このダムを作ることに反対し続けた内山卓郎氏はこの水害の惨状を見ることなく亡くなった。内山氏は地滑り地帯である一帯にダムを作ることは更なる危険があると反対したのだが「無駄な公共事業」だったことを改めて浮き彫りにした。

コメント
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