木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

一極集中と広域インフラの時代の終焉

2019年10月25日 | Weblog

広域インフラの落とし穴
台風15号では直撃を受けた千葉県で電力網が中々復旧せず人々は不便を強いられた。東京電力に一極集中されていたため復旧に手間取ったのだ。
今回の19号では下水道処理施設が浸水のため下水処理が追い付かずトイレやその他の節水が呼びかけられている。
今回千曲川の決壊近くにある処理場「グリーンピア千曲」は長野市北部、須坂、小布施などの下水処理を受け持っている。施設の性質上千曲川近くの低地にある。
私の住む地域でも10年近く前に広域下水道になった。我が家はその前に合併浄化槽にしていたので下水道には接続しなかった。市の方針では下水道が通ったらできるだけ速やかに接続するようにということだったが、我が家は古く水回りがバラバラなので接続していない。新しく家でも建てる時には接続したいが、その予定もない。合併浄化槽ならば今回のような災害の場合こんなことにはならない。浄化槽で綺麗になった水が川に流れるのだから。
何でも大きくまとめるのはいったん災害が起きると復旧するまでに時間がかかる。
時々下水道接続を促しに来ていたがこれからは来ないのでは?
電気も自家発電や地域発電がこれからは推奨されるだろう。
福島や新潟や福井から大都市圏に電気を送る時代は去った。大電力会社の原子力発電の時代は終わったのだ。

コメント
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