2020年の新しい年が始まった。
私は子年生まれだがネズミは嫌いだ。好きな人はあまりいないと思うけど、ついでに蛇もいやだな。牛とか馬やうさぎはいいけど。イノシシや猿も出くわしたくない。
このいわゆる干支は中国の陰陽説の考えから来ている。
小さい頃、ネズミはあちこちで見かけた。最近はめったに見かけないのでたまに遭遇すると「きゃっ!」と声をあげたくなる。
ネズミの天敵はハクビシンだ。鼻が白くてネズミよりやや大きい。外来種らしい。非常に柔軟でどんなすき間からも入り込む。一度天井裏に入られて不愉快な思いをした。業者の人に穴をふさいでもらってそれからは天井裏で騒ぐこともなくなったけど。
しかしハクビシンというものに遭遇したことがない。昼間は叢とか人目につかないところに潜んでいるという。何でも食べるらしいけど果物が好物だという。私の家の周囲はリンゴ畑で傷んだリンゴが木の周囲に置いてある。「ハクビシンのえさだな」と思うが黙っている。片付けてほしいが。
ネズミは人間にとって身近な小動物だ。それでよく童話に登場する。イソップ童話の「田舎のネズミと都会のネズミ」とかネズミの嫁入りとか。
元日は風もなく素晴らしい天気だった。年賀状の返事を出しにポストへ行きついでに散歩した。この日はさすがに出かける人もなく車が何台も家の周りに止まっていた。田舎は特に昔農家だったお宅は庭が広い。車は止め放題だ。
皆さん新しい家に建て替えて、いくら土地は自前でも建設費がかかる。「格差社会」で非正規雇用が多いというが、車で行ける所に職場があり、米や野菜は自給、親世代が健在ならそんなに悪い生活は送っていないように私には見える。
むしろ何もない都市生活者の方が大変なのでは思うが・・・。