Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



「越後屋、この箱は?」
「羊羹にございます。お代官様。桐の箱に入れるのが近頃のトレンドとかで」
「ふふふふ。越後屋、おぬしも悪よのう」

越後屋は別に悪代官とニヤニヤするために小判を贈るわけではありません。
小判というコストもさることながら、違法行為という高いリスクを伴うこのような行為にわざわざ及ぶのは、当然、見返りがあることが前提です。
しかも、違法行為であるが故に、コストに見合ったリターンがまったくないというケースも想定されます。
「お代官様、例の口利きの件は?」
「何のことかな」
「先日、羊羹とともに、お願いした件です」
「知らぬな」
「お代官様、それではあの50両は・・」
「言いがかりも大概にせぬか。何か証拠でもあるのか」
賄賂は一般には表ざたにできませんからね。もちろん契約書もありません。

そもそも、相手は賄賂を受け取るようなろくでなしですから、信用などできる人物ではありません。
そのために越後屋は、代官が口利きをしてくれなかった場合の対策をしておかねばなりません。
ただおカネだけとられてはたまりませんからね。

ですから、記録をとっておくことが肝要です。幸い、江戸時代と違って現代では録音や録画などが出来ます。
契約不履行などで訴えることはできない以上、悪いことをするなら悪いなりに、そのような形で保険をかけておくことは悪くないですね(笑)

まあ、甘利君が捕まったりするのかどうかはわかりませんけど。下村君なんて大臣ではなくなっただけで何ともなってませんからね。
すべて秘書のせいにして終了かもしれませんし。

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