医クラの人々とは完全に無縁であるところのノーベル賞を受賞した日本の科学者たちが決まって口にするのは「基礎研究におカネを出してほしい」ということです。
変異株を調べる事に文句をつける異常性。
散々「実証しろ~」と言い続けながら、調査すること自体に文句をつけるちょっとおつむの弱い医クラ。
変異株が感染力が強いとかワクチンが効きにくいとか、いかにして知り得たのか?
調べたからです。
我らがM大先生の二つのツイートを見て笑いましょう。
どうするの?
昨日も呟いたんだけどね、変異ウイルスについて検査して、で、どうするの?ここが大事なのよ
この人がどのくらい頭があれかということがよくわかります。何をすればいいかわからないんですね。「専門家」なのに。
頭があれなのは、これを見ればわかります。
ルート特定
接触感染もあり得るとは思いますが、ルート特定などは難しいですね。手指消毒の徹底も大事。
だから感染者全員のウイルスのゲノム解析すればそんなことはわかりますよ。
PCR検査は長年親子鑑定に使ってきたんですからね。
自分で「どうするの?」といいながら、目の前にその使い道があることに気がつかないアタマ。
そしてコスパ。
コスパバカ
コスパのよい範囲でやればよいのよね。
検査にしても研究にしても、コスパはもちろん現場レベルでは考えるんですが、なんでこいつは他所の事に口出してるの?
上でも書いたけど、「基礎研究にカネを出せ」なんですよ。
こういう研究が重要なの。莫迦企業のプレゼンじゃないんだから、研究なんですよ。
コスパが悪いからゲノム解析しないなどという話があるわけないでしょ。
例えばこんなの。
各種取り揃え
いろいろあるのでそれぞれの特徴を並べています。
これはまだ大雑把ですが、調べれば調べる程いろんな分析が出来るわけです。
M君の場合は考えることが「手洗い・マスク・3密回避にあとワクチン」で終わりですが、
例えば、子どもに感染しやすいタイプが流行っていたら休校などの措置を取るとか、タイプによってダメージを受けやすい個所が違うなら、治療にも影響するわけですよ。「治療薬」の効き方が違うかもしれないし。
つまり、(社会的)防疫や治療や感染経路の特定に役立てる事が出来るかもしれない。でもアタマが残念な人はそういうことを何も思いつかないから、何のためかもわからないと。
まるで新自由主義者。というかそものですかね。
「経済」「経済」「経済」と叫びながら経済を壊して来た竹中平蔵や高橋洋一みたいなのが医療における医クラなのです。
まあ、まともな脳味噌なら調べないという選択肢がないと思いますけどね。
だいたい、彼らのコスパって、非常に狭い世界の話でしかないでからね。
例えば、胃カメラということなら、それはそれなりに胃に問題がありそうな人にやるでしょう。胃の痛みも何も訴えていない人にはやらないですよね。
でも感染力が強くて致死率も結構高く無症状での感染も多い感染症なら、どんどんやった方が良いでしょう。
先進国は無料でどんどん検査出来ます。
一見、効率が悪くても
見逃し率
「見逃し率はPCR検査を徹底し、隔離すれば、かなり押さえられる。結果的に実効再生産数を効果的に押さえることも可能」(by 研究者グループ)
(連ツイです)
広く検査をすれば、陽性率は低くなります。しかし、見つかる感染者数は多くなりますね。
見逃し率は低くなって、結局のところ、後々には感染者がでなくなって、台湾のように検査数自体は少ないということになります。
陽性率は非常に低いですが、そういう国ほど感染を抑え込んでいますね。
事前確率の高い人に絞ったほうが効率が良いとか言ってるのが一番愚かなのです。
だいたい、アベノマスクも批判できない奴が、なんでコスパとか言っているのでしょうか。
さらには成果がマイナスのGoToすら批判しない。
五輪にもだんまり。
これは研究でも同じで、アメリカなどはバカみたいな研究でも予算をつけるので、外れも多いけど、当たりがたくさん出るし意外な大当たりも生まれて、結果的にコスパがよくなるんですよ。
「選択と集中」を続けた日本は何もかも縮小していますね。近視眼的な「コスパ」の追求ばかりした結果、長期的にコスパが最悪になった例かと。
今日は朝から異様にメンタルがよろしくないんですね。
しかも天気がひどくて、なんだかな。
Handel - Harpsichord Suite HWV 430
最後が「調子のよい鍛冶屋」
演奏してる人ですけど、サムネールで見た時は絵画なのかなと思ったんですが、動いてました。
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