本日の山陰も雪のち曇りですね。
今日は営業日ですから雪掻きからですね〜。
ただ昨日まだ雪が柔らかいうちにやっておけば良かったかもしれませんが・・・今日は雪が凍結して固いのなんのって・・・(笑)
時間ばかりかかりますね〜。
この後も雪が降ったり晴れ間が見えたり雨が降ったり・・・また雪が降ったりと移り変わりが早い天気でしたね。
一時期は周囲が真っ白になるくらい降っていましたよ。
そして中に入ったら・・・胡桃割り用の道具の修理です。
この胡桃割は茶碗蒸しに使う銀杏の殻を割るのに使っています。
手で握っている部分に反対側の支点をつなげているシャフトの部品が薄い真鍮とプラスチックの混合したような部品でして家内が銀杏を割っていた時に外れて無くなってしまったらしいのです。
探したら剥いた殻のゴミの中にあったのを発見して無事ことなきを得ましたが・・・
食品の殻を剥く時に使うものなので食品に混じって異物混入事件(大袈裟かな?)になりかねないので金属で新たにシャフトを作りました。
パイプとワッシャーを一体にしたような部品を旋盤で削りましてネジを切ります。
穴の直径の問題からネジは3mmがベストサイズみたいなので2.5mmの穴を開けましたが・・・M3のタップ(ネジを切る刃物です)がないことに気がつきました・・・
M4なんかねじ山の種類で2種類も持っていますのにね。
よく考えたら・・・まだサラリーマン時代に買った安物(?)のタップとダイスのセットが有ったのを思い出しまして倉庫に行って探しました。
寒かったです(笑)
金属表面で結露して錆が出たのか・・・ちょっと錆びていますが大丈夫でしょう。
これからはアトリエの中で保管ですね。
早速ネジきりをしまして・・・
ここで要領の良い方はネジ�切らなくてもネジとナットで良いんじゃないの?と思われるかもしてませんが・・・
今切ったネジ部分にビスを差し込んで固定しましてその上からナットを締め付けましてダブルロックします。
こうすることで緩みにくいのです。
万が一にも食品の中に混入するとマズイですからね〜。
知識を使って万全に対策をこうじています。
もうちょっと詳しく説明しますと・・・
先ほどネジを切っていたのはくるみ割りの穴の中に入っていまして穴の奥行きよりもほんの少し長めになっています。
これで左側にあるネジと厚めのワッシャーを取り付けてネジを締めますと反対側に突き出ますのでその突き出た部分に六角ナットをもう一つかけて締め付けます・・・これがダブルナットというロックの方法です。
胡桃割りのようにレバーを開けたり閉めたりしますと中央のネジは緩みやすくなりますので緩まないようにこのような構造を取ります。
ついでにはみ出したネジ部分を切って長さを調整しネジロック剤もつけておきました・・・これで多分大丈夫でしょう。
知識って大事ですね〜このダブルナットは20代の頃お世話になった自動車屋さんでK部さんに教わったものです、今でもしっかり役に立っています。
そして本業を開始ですね。
もちろん厨房係もありますけど・・・十分余裕でこなせるようになりましたのでOKです。
今日はアイドロンのミニカーの修理の完成編ですね〜。
まずは2台セットですが2台ともにワイパーを取り付けますと修理は無事完了です。
続きましてマリエールのF40です
ウインドウは修理完了しましてワイパーを取り付けました。
アベンタドールロードスターも・・・同様に
見積もりはワイパーだけだったのですが、ワイパーを外しましたらフロントウインドウの前側が浮いていましてね〜さすがに見過ごすわけにはゆかずウインドウを勝手ながら脱着修理といたしました。
ウインドウを脱着しますと自動的にワイパーも脱着となりますのでこれで多分大丈夫かと思います。
こちらのアベンタドールもワイパーを取り付ければ修理完了です。
最終的にリアのスリットも確認しましたがまだ大丈夫そうですね。
こちらの限定版のアベさんも修理完了ですよ。
これだけ修理しますと一つくらいは問題があることもありますが・・・今回は全部OKでした。
最後にF50GTです。
こちらもワイパーを取り付けました・・・フロントウインドウにワイパーの痕が普通は残っていましてね取り付け角度とかがわかるのですが今回は綺麗に無くなっておりまして、仕方がないのでネット上の写真を調べました。
この角度で良いみたいですね〜。
やっと修理完了しました・・・これだけの数を一度に修理するのは珍しいかもしれませんね。
このミニカーですが外箱が付いてきていなかったものですからビニールで梱包しましてエアキャップで包んでから箱に入れて発送させていただきます。
ただし天気があまり良くないので来週の半ばごろに発送する予定です。
タイヤチェーンを巻いたトラックの荷台はかなり振動するのですよ、また壊れたらいけませんからね〜。
念には念を入れます。