Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

リハビリ189日目

2019-08-31 22:14:00 | こころの声
今日はレッスンがないので、朝から読書。
「水滸伝」今読んでいるのは5巻目。

面白い。
まぁ…膿んだ宗の国を作り直そう的な話なので、戦いの話でもあるので男性中心。
女性の扱いに対する不満はあるが、大切にもされている。

しかし…男社会。

本を読みながら、左手は床に押しながらケンタテ・MP・伸展を繰り返す。
手首の伸展はなかなか進まない。
押すことは怖くはないのだけれど…
これを繰り返しながら、小指のMPがずいぶん動くようになった!
まだ、他の指程はないのでまだまたやらなきゃ。
硬いところは、少しずつ何回も繰り返すのが、傷めず進めるやり方かと。

後は、体表解剖の予習とホームページをどうするかを検索。
これを交互に姿勢を変えながら、動き回る。

同じ姿勢をとり続けるリスクは大きいと、私は考える。

身体の変容は、その生活に沿ったもの。
変容を起こすには生活(習慣)を変えなきゃ変わらない。
アメリカ解剖での大前さんから頂いた言葉を思い出す。
大前さんはリオ五輪の時の閉会式で踊った義足のダンサーさん。
彼もたくさんの困難やカベを乗り越えてきたのだろうな…。

昨日、リハビリを受けていて、久しぶりに来院された女性の方の話が聞こえてきた。
30代の時に脳梗塞で右半身に障害が残られたらしい。
クライミングのインストラクターさんで、今、多分5年後かな?
ご主人と共に、半身をロープで固定してクライミングを継続されているとのこと。

綺麗な女性だった。

人は将来何が起こるか分からないし、いろいろな想いを抱えながら生きているのだな…。
と、思った。
また、理学療法士さん方はどれだけ多くの方の人生を見てこられたのだろう…かとも。

私は医療関係に24年もいたのだけれど、患者さんとは会うこともなく。
自分が入院して、患者となり病院ってものをいくらか知ることができたのかもしれない。
辛いのは自分だけではない…。

気づかされることが多い。
本当に人生は修行だな…。