バカな男たちは美しい。 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■□□
[6段階評価 最高:■■■■■■(めったに出さない)、最悪:■□□□□□(わりとよく出す)]
サスペンス演出はなかなかのものだが、ストーリーテリングは立派とは言えず、クライマックス付近の銃撃戦はものすごくかっこ良いが、格好良すぎてなんだか浮いている気がして、何がしたかったのかよくわからんなぁ・・・と消化不良感を抱く。
・・・のだが、観賞後にあれこれ考えてみると、深 . . . 本文を読む
ミッション・インポッシブル・イン・ジャーマニー。かつてミッション・インポッシブルでフェルプスを主役の座から引きずり降ろした上に殺害し、後任に居座ったトムが、そのノウハウを活かして権力争い映画に再登場。主役内定していたトーマス・クレッチマンを脇役に左遷させる場外乱闘もあったとかなかったとか・・・ . . . 本文を読む
原題「JCVD」。この映画は人間ヴァン・ダムと俳優ヴァン・ダムの葛藤の映画である。そしてまた、90年代ハリウッドアクション映画を楽しんできた者たちにとっては、ヴァン・ダムという鏡に映った自分を観る映画となる。ヴァン・ダムに泣かされる日がくるなんて誰に予想できただろう。 . . . 本文を読む
個人的評価: ■■■■■□
謹んで葬り出す映画より、権力に「くたばれ」と吐き捨てる映画の方が100倍好きだなあ。
もうすぐ80にもなろうというのに、今でも魂を揺さぶり、映画の面白さを堪能させてくれるイーストウッド。
ミスティック・リバーのサスペンス、ミリオンダラーの女の魂、父親たちの星条旗の反権力を合わせた贅沢な一品。目立ちすぎるアンジェリーナの力演を余すところなく伝えすぎたカメラで所々破綻しそうになりつつも、絶好調の監督は少々の欠点などものともせずにまたも傑作に仕上げてくれた。
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