あまりに素晴らしい映画である。理由はペンギンがかわいいから
映画の作りに関して、疑問や文句は色々ある。でもペンギンかわいいからいいやと思える。
*************
ドキュメンタリーといっても、人間の書いたシナリオに都合いい映像を選んで編集してある。編集という作り手の作為が漂う。といったって、それは全てのドキュメンタリーに共通なことだけど
この映画であざといのは、途中でペンギンのカップルや雛が別の個体に変わってもわかんないだろうということだったり、ヒョウアザラシのフラッシュバックなどちょっとやりすぎなところ。
それでも、写っているペンギンたちは、スタッフに演出つけられたわけではなく、自然のままで、それをそのまま撮っているから、少々の作り手の作為なぞ消し飛ばす力がある。
・・・まあ、ひょっとすると、ヒョウアザラシに食われやすいようにペンギンをそっちに追い込んだり、わざと一匹(ペンギンは1羽と数えるの?)はぐれさせて悲壮な画を撮ってみたりしてないとは言えない・・・って何性格悪い事言ってんだろ。映像から滲み出るペンギン愛からそんなことしてないのは明白でしょうがってばよ。
ヤラセが恒常化している報道やバラエティにどっぷりつかったジャパニーズである僕は、ついそんなうがった考えももっちゃうのである。
ああそういえば、あの雛を襲っていたカモメ。オオフルマカモメというそうで、とても「悪」な顔つき。雛を狙う卑劣な奴め!!と思ったけど、絶滅危惧種なんだって・・・。ほ・・保護には餌与えなきゃ・・・
*************
音楽は、ヴォーカル付きのあのピコピコした感じはミスマッチで、インストはチープではっきしいってあんま良くない。でもかわいいペンギンさんに感動して音楽なんてスルー
一番の批判ポイントは擬人化ナレーションかもしれない。余計かな?ていうかペンギンはペンギンで生命維持と種の存続という本能に基づいて行動しているだけなのに、そこに勝手に「愛」とか「絆」とか人間的感情を持ち込むのは・・・人間だから仕方ないけど、ナレーションまで付けられると押し付けがましさが増幅される。しかも僕は日本語吹き替えで観たので、妖怪との戦争終えたばかりのジャリタレの声があまりにダイレクトにとびこんで少し萎える。でも本物のペンギンさんの魅力の前にナレーションの問題なぞ霞む
そう、この映画、「映画はまず映像ありき」というごく当たり前なことを再認識させる作品であったと言えるでしょう。もちろんサウンドとの相乗効果があればもっといいんだけどね。
批判なぞどうでもよくなるほど、ペンギンさんかわいすぎ
ペンギンに癒され指数120の必見動物映画でした
ほとんどペンギン写真集と化しているパンフレットもペンギン好きは絶対買うべきです。
*************
DVD発売の際には、ナレーション無しでの鑑賞も可能にして欲しいなぁ・・・
あと、どうせ吹き替えするなら、様々なバリエーションで楽しめるようにもして欲しいですね。
定番の大阪弁吹き替えの他、ヤンキー風、軍隊風、時代劇風、アニヲタ風、ジェダイ騎士風・・・
声優変えるのもいいですね。
父ペンギン神谷明なら「ユリアァァァァッッッ!!」
池田秀一なら「ええい、連邦のペンギンは化け物か」
納屋悟郎なら「南極か・・・何もかも懐かしい・・・」←"納屋"は間違いで、正しくは"納谷"でした。間違っちゃった。ショッカー首領の声も印象深いよね
母ペンギンの声は、ペンギン村でほよよ、んちゃちゃと大暴れした実績のある小山茉美さんがいいですね。
↓面白かったらクリックしてね
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
映画の作りに関して、疑問や文句は色々ある。でもペンギンかわいいからいいやと思える。
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ドキュメンタリーといっても、人間の書いたシナリオに都合いい映像を選んで編集してある。編集という作り手の作為が漂う。といったって、それは全てのドキュメンタリーに共通なことだけど
この映画であざといのは、途中でペンギンのカップルや雛が別の個体に変わってもわかんないだろうということだったり、ヒョウアザラシのフラッシュバックなどちょっとやりすぎなところ。
それでも、写っているペンギンたちは、スタッフに演出つけられたわけではなく、自然のままで、それをそのまま撮っているから、少々の作り手の作為なぞ消し飛ばす力がある。
・・・まあ、ひょっとすると、ヒョウアザラシに食われやすいようにペンギンをそっちに追い込んだり、わざと一匹(ペンギンは1羽と数えるの?)はぐれさせて悲壮な画を撮ってみたりしてないとは言えない・・・って何性格悪い事言ってんだろ。映像から滲み出るペンギン愛からそんなことしてないのは明白でしょうがってばよ。
ヤラセが恒常化している報道やバラエティにどっぷりつかったジャパニーズである僕は、ついそんなうがった考えももっちゃうのである。
ああそういえば、あの雛を襲っていたカモメ。オオフルマカモメというそうで、とても「悪」な顔つき。雛を狙う卑劣な奴め!!と思ったけど、絶滅危惧種なんだって・・・。ほ・・保護には餌与えなきゃ・・・
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音楽は、ヴォーカル付きのあのピコピコした感じはミスマッチで、インストはチープではっきしいってあんま良くない。でもかわいいペンギンさんに感動して音楽なんてスルー
一番の批判ポイントは擬人化ナレーションかもしれない。余計かな?ていうかペンギンはペンギンで生命維持と種の存続という本能に基づいて行動しているだけなのに、そこに勝手に「愛」とか「絆」とか人間的感情を持ち込むのは・・・人間だから仕方ないけど、ナレーションまで付けられると押し付けがましさが増幅される。しかも僕は日本語吹き替えで観たので、妖怪との戦争終えたばかりのジャリタレの声があまりにダイレクトにとびこんで少し萎える。でも本物のペンギンさんの魅力の前にナレーションの問題なぞ霞む
そう、この映画、「映画はまず映像ありき」というごく当たり前なことを再認識させる作品であったと言えるでしょう。もちろんサウンドとの相乗効果があればもっといいんだけどね。
批判なぞどうでもよくなるほど、ペンギンさんかわいすぎ
ペンギンに癒され指数120の必見動物映画でした
ほとんどペンギン写真集と化しているパンフレットもペンギン好きは絶対買うべきです。
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DVD発売の際には、ナレーション無しでの鑑賞も可能にして欲しいなぁ・・・
あと、どうせ吹き替えするなら、様々なバリエーションで楽しめるようにもして欲しいですね。
定番の大阪弁吹き替えの他、ヤンキー風、軍隊風、時代劇風、アニヲタ風、ジェダイ騎士風・・・
声優変えるのもいいですね。
父ペンギン神谷明なら「ユリアァァァァッッッ!!」
池田秀一なら「ええい、連邦のペンギンは化け物か」
納屋悟郎なら「南極か・・・何もかも懐かしい・・・」←"納屋"は間違いで、正しくは"納谷"でした。間違っちゃった。ショッカー首領の声も印象深いよね
母ペンギンの声は、ペンギン村でほよよ、んちゃちゃと大暴れした実績のある小山茉美さんがいいですね。
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自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房 スタジオゆんふぁのHP
しんさんって意外とアニメも詳しそうですね(笑)
池田さんには、そんなセリフ言って欲しくないですぅ。今度の金曜日にBSでまるごとガンダムがあるけれど・・・。
そんなセリフを言えるなら、しんさんは連合軍の最終兵器か!
でも最近のガンダムシードとかさっぱりわかんないよ
>海音さま
間違い指摘ありがとうです。だって変換で最初に出てくるんだもん
じゃ池田さんには、母ペンギンと再開したとき「アルテイシアか?」と言ってほしいです
感想を書いたRINです・・・(汗)
でも、結構「そこまで言わなくても・・・」
的意見が多かったですよ、kossyさま。
(私も書いて、冷や汗かきました)
あ、スミマセン、よそ様のところで・・・。
私は、多分「カワイイ派」の動物より、
「ワイルド派」の動物の方が好きなんで、
否定的になったんだと思います。
オオフルマカモメですか?そりゃあ、絶滅する
でしょ。あの、モタモタペンギン捕まえるだけで
あんだけ手間取るんですから・・・
おっしゃるとおりですなぁ~冷静になれば。
でも、コッテコテのドキュメンタリーでなかった分だけ
ドラマ的に楽しめる部分もあったんだろうなぁ~、こっちゃんの場合
泣かされちゃったもんなぁ~
たしかに「これぞ!ドキュメンタリーっ!」なんて言葉は正しくないでしょうね~。
しんさんが言うとおり作り手の作為が見えまくってマスもん。
ところが、こっちゃん的には音楽もこれまたツボで、
気持ちいトコ片っ端から押されちゃった気分
最後にはペンギンの卵と一緒に暖められて帰って来ましたから。
あらら~ですねぇ、まったく
また観たいだなどど思っておる次第です
トラバさんきゅーでございます。
こっちゃん
そのなかに生きる彼らの運命
あの、かもめ君は絶滅危機なのですか・・・
そうなんだ・・そういうことももっと教えてくれればいいのですね・・・
地球温暖化が与える影響は深刻ですね
やっぱ、あのナレーションはどうかな・・・と思いつつ、ファミリーがターゲットゆえ、あの方が掴みがいいのかもしれないっす。
アメリカ版のナレーションはモーガン・フリーマンが1人で解説するだけだそうで、それ観てみたい(聞いてみたい)です。(モーガンが1人三役で「待ってあなた」「パパー」とか喋ったらどうしよ)
>こっちゃん
私ももっかい観たいと思ってますです。不満はあってもペンギンなんだもん
>zattchiさま
絶滅しそうなのに悪役あつかいされてかわいそうなカモメくんでした