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映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

ランボー 最後の戦場 [監督:シルベスタローン・・シルベスタスタス・・・妄想紙芝居]

2008-06-04 23:03:50 | 映評 2006~2008

個人的評価:■■■■□□
[6段階評価 最高:■■■■■■(めったに出さない)、最悪:■□□□□□(わりとよく出す)】

***********
映画を見に行った。
冒頭、軍事独裁政権のミャンマーで人々が虐殺されたりしている様が長々写された。
なんて悪い国なんだ。誰か1人のヒーローがやってきてこの国をコテンパンにしちゃえばいいのに!!と思わされた。
ついでにキリスト教徒の多いカレン族なる部族が特に酷く虐待されているとナレーションが入った。宗教に依らず助けてほしいなと思ったが、とりあえず誰か1人のヒーローがキリスト教徒を救ってくれればいいのに!!と思わされた。

惨たらしいシーンが終わると、場面はタイの密林へと移り、そこでは1人のやたらでかい白人が素手でキングコブラを捕まえていた。
アメリカ映画はよく知らず、この男が有名な俳優なのかどうか判らないのだが、その鋭い眼光や太い首や筋肉ばかりの体は明らかに常人とは異なる強いオーラを発散していた。
もしこの男がボクシングをやったら、ヘビー級チャンプと最終ラウンドまで殴り合いを続けて最後に恋人の名前を絶叫したり、パンチもらいすぎて相手が三人に見えると弱音を吐いたらセコンドから「真ん中を狙え」とアドバイスされそうな気がした。

その男のところに、ミャンマーで虐待されている人々を助けたいから現地までボートで連れてってくれと、アメリカの牧師会なるところから善良そうな人々が来る。
あなたはなぜここに居着いたの?とその慈善活動家の女性に尋ねられたジョンという主人公はこう答える。
「複雑でね」
いったいどんな複雑な事情があったのだろう。
もしかしてアメリカで1人で軍隊と戦ったり、ベトナムに戻って軍の命令無視して捕虜を助け出したりしたのかもしれない。ひょっとするとアフガニスタンにいってソ連軍50万と戦ったりしたのかもしれない。とてもひと口では説明できないような複雑きわまる事情があったのだろう。

ともかく慈善活動家たちに「お前たちが行っても何も変わらない、帰れ」というジョン。
しかし闘気みなぎるジョンさんを見ていると、ひょっとしてあなたが行けば何か変わるのでは・・・と期待を抱かせるのであった。
それでも熱意に負けて、特にメンバーの紅一点白人女性サラの熱意に負け、慈善活動家たちをミャンマーに送り届ける主人公であったが、予想通りバカな理想主義者の活動家たちが赴いた村は極悪非道な政府軍の襲撃を受け村人は虐殺され、女は犯され、活動家たちはみんな捕まってしまうのだった。
ああ、こんなところに誰か最強のヒーローがやってきて悪い奴らを皆殺しにして白人女性を助け出してくれたらいいのに!!!と思わされた。

主人公は夢に魘されていた。
夢のシーンでは古い映像が沢山使われていた。そこには20~30年前の主人公と思しき、今に比べるとはるかに引き締まっていて、「昔は痩せていたんだなあ・・・」と間違った印象を抱かせる主人公が写っていた。
夢の中の彼は、誰かよく判らないが階級でいえば大佐っぽい感じの軍人に熱っぽく苦悩する胸のうちを語っていたり、「任務完了しました」とか言って基地の悪人司令官の鼻先にアーミーナイフを突き刺しているっぽい映像などがあったりした。
そして眠りから醒めた主人公は「生粋の戦士だ」「誰かのためでなく自分のために殺す」「宿命を受け入れろ」とか病的クレイジーなモノローグを続けながら、刃物を打ちはじめた。やけに太くでかい鉈のようなものだ。魚を三枚におろしたり、キャベツを千切りにすることが目的ではない。あんな危険なもので何を切るというのか!?まさか人間!?!?・・・ははは、いや、そんなはずないさ・・・

ジョンという名の主人公は慈善活動家たちの救出ミッションのため召集された傭兵たちをボートにのせミャンマー領内に運んでいた。傭兵のリーダー格はよく喋る男で強がりで主人公を「むかつくボートマンだぜ」と罵った。たしかに主人公の、質問されてもギロリと睨んで唾を吐くだけ・・・という態度は社交上ではもっともやってはいけない行動だろうが、それにしてもボート上の人間たちの中ではどう観ても主人公が一番強そうで、いきがる傭兵リーダーがなんか哀れだった。
お前は足手まといだから来るな的なあまりに戦士としての資質に欠ける観察眼のリーダーに言われてボートに残る主人公。
傭兵たちは活動家が赴いたはずの村に向かった。
途中、なんかよく知らないけどやたらでかくて強力そうな不発弾のそばを通過した。第二次大戦中に英軍がおとしたナントカ爆弾だとわざとらしい解説が添えられた。ひょっとして何かの伏線なのかもしれない。

ともかく人道的西側文明国出身傭兵チームは、非人道的極悪軍事独裁政権の軍隊によって蹂躙された村に到着する。あまりの惨状に言葉を失う兵たち。そこに悪い軍隊が捕虜にした善良そうな村人をつれてやってくる。
隠れる傭兵さんたち。
悪い軍隊の人たちは地雷を田んぼにいっぱい投げ込み、村人を銃で脅して田んぼでかけっこさせる。
地雷だってけっこう高かろうに。その昔の「BAT21」なる映画でも似たようなシーン(北ベトナム兵が米兵を銃で脅し、地雷いっぱいの田んぼを歩かせる)があったが、あれは米軍がばらまいた地雷を使っていたから何となく現実味があった。それに「BAT21」でも観たその種のシーンの地雷はいかにもな対人地雷で、踏めば足が吹っ飛ぶくらいのものである(その方が戦闘向きで、また残虐でもあるのだが)。それに対しミャンマーの軍事独裁政権の方々は豪勢にも対戦車地雷なみの破壊力の地雷を遊び半分にぼんぼん使っている。本当に人殺しが好きなんだなあ・・・。スポンサーはどこの国だ、とか色々思うがそんなことはどうでもいい。
ともかく誰かが死ぬまで続けなければならない死のドロンコレースを指をくわえて見ているしかない傭兵さんたち。ダメだ、あいつらをやれば本隊が来る、黙ってみているしかなーい!!というあまりに辛く絶望的なムードの中、あの男が現れた。
即断即決。躊躇無く悪い軍人たちに百発百中の腕前で弓矢を命中させる主人公。ライフル数挺VS弓矢という普通に考えれば絶望的に不利な火力の差もなんのその、ものの30秒くらいで悪い国の虐殺部隊は全滅だ。ついでに弓矢で貫かれた悪もの兵士が田んぼにおちて自分で撒いた地雷で爆死する因果応報ザマミロ描写のおまけ付き。
すっかりテンションのあがった私だが、傭兵さんたちはびびって帰ろうとする。
すると主人公が傭兵リーダに言う。
「無駄に生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」
いちお選択肢を与えているような発言だか、さきほど悪人どもを殲滅した弓矢を至近距離で突きつけられているリーダーさんは実質的に選択の余地はなさそうだった。

そんなわけで現場対応で事実上のリーダーチェンジというか、ボートマンに乗っ取られた感のある傭兵チームは敵の司令部に到着。
善良なキリスト教徒をブタに喰わせたりするミャンマー政府軍の残虐ぶりをこれでもかと見せ付けられて、怒り頂点の我らはさらに悲惨な現場を見せられる。
そこでは村で調達してきたらしい、いかにも素人な女たちが、舞台に上げられてキレの悪いダンスを踊らされていた。彼女らは血と性欲に飢えた兵士たちの見世物にされていた
熱狂する兵たち。だが、あんなダンス見てて楽しいかなあ・・・と思っていたら、もちろん楽しくなかったらしく、集団レイプの地獄へと変貌していく会場。
そんな兵たちに捕まってすでに10日以上経過の白人女性サラは、さぞかし犯されまくったことだろうと思うのだが、サラは別に服も破れておらず画を見る限りでは犯された気配はない。きっと兵たちは丁寧に服を脱がし、たたんで、事が終わればまた丁寧に着せてあげたのだろう。
ところで冒頭の虐殺シーンから悪のオーラ全開だった基地の司令官閣下であるが、彼は女には興味がないらしく、少年を司令室に入れて薄ら笑いを浮かべて戸を閉めていた。きっと宿題を手伝ってあげたり、一緒にガンプラを作ってあげたりしていたのだろう。
そんなあれやこれやの状況から映画の観客たちから全員死刑の判決をうけたミャンマー軍の皆さんである。

主人公ほかの傭兵チームは捕虜や女たちの救出に成功。
文明国出身でキリスト教徒の白人女性サラもあわや犯されそうなところを主人公ジョンに助けられ、もちろんジョンはサラを犯そうとしていた小隊長クラスのやつを締めて刺してぶっ殺し、チームは二手に分かれて逃走を開始する。
ジョンとサラと狙撃兵のスクールボーイの三人と、それ以外とに別れて逃走する救出チーム。
敵は兵を大量に繰り出し追跡してくる。われらがかっこいい主人公は自らを囮として敵をひきつけ、味方を逃がそうとする。美しい犠牲的行為であるが、猛スピードで密林を駆け回る姿に熱い感動を禁じえない。人間、幾つになっても走れなきゃダメだ、心肺機能だけは維持しなくてはなと思わされた。そう思った喫煙者諸君はすぐにタバコをやめたまえ。
で、そのまま犠牲的精神の美しさを見せるはずもなく、例の英軍が第二次大戦中に落としたナントカ爆弾というロクでもない破壊力のありそうなことが説明済みの爆弾にブービートラップをしかける主人公。
追いついてきた悪くてバカな敵が、何じゃこりゃと易々とトラップに引っかかりナントカ爆弾は想像を絶する大爆発。チャーチル首相はなんちゅうもんを作らせてたんじゃぁぁ!!と驚愕する一方でクライマックス突入寸前の大爆発に観ている私のテンションは強制的にトップギアに突入させられた。

さて傭兵チームはあと一歩というところで敵に捕まり、ボコボコ殴られる。殺されるのも時間の問題だ。
ジョンのおかげで脱出に成功したサラとスクールボーイは、狙撃ライフルのスコープで仲間のピンチを見てハラハラする。
「何とかできないの」「ダメだ。どうすることもできない!!」と絶望的説明台詞を聴かせたところで、敵の機関砲担当者の背後にスローモーでぬっと現れるピンボケの大男の陰
誰だろう??全くわからなーい!!と心で叫ぶ私に応えるかのように、フォーカスが敵から背後の大男に移動する。
そ・・・それはなんと、我らがヒーローの主人公ジョンさんではないか!!!
怒りの刃物で敵をぶち殺すと、ジョンさんは敵の機関砲を奪い大乱射を始める。
その機関砲は悪の軍隊が持ってるだけあって非常に非人道的破壊力を持ったもので、一発で人間が粉々になるほどだ。それを我らがジョンさんは、フルオートで悪人どもに容赦なく撃ちまくる。
死んだほうがいい奴しかいないミャンマー陸軍の一個中隊は次々とジョンさんの機関砲の餌食になっていく。
ひゃっほひゃっほ、死ね死ね悪党ども!!と知能指数の低い感動を感じる私。ジョンさんに呼応して反撃する傭兵チームのみなさん。「人殺しはいけないんだよ」としごくまっとうそうなことを語っていた慈善活動家のリーダーさんも「えーい」と敵を1人ぶっころす
ついでにジョンさんの熱き闘志に心を動かされたのか、反乱軍の皆さんも戦場になだれ込んでくる。最後のアクションはモブシーンで決めないと盛り上がんないよと言わんばかりに都合よく登場する反乱軍。あんなにいるならもっと組織的反攻ができるのでは、とか、あの反乱軍がかつてのアフガンの反ソ連ゲリラのように後々反米テロ支援組織に変貌していかなければいいが・・・とか、どうでもいいことを思ったりもするが、もちろんそんなこと気にしている場合ではない。

テンションあがりっぱなしのクライマックスだが、難点を言えば、ジョンさんはクライマックスの間じゅうずっと固定式機関砲を撃ちまくるだけで、動きが少なく、展開が単調であった。
たとえば敵が旧ソ連製の戦闘ヘリを繰り出し善人軍団を皆殺しにしようとしたら我らがヒーローのジョンさんが弓矢でヘリを撃墜するなどといったシーンを入れても良かったのでは・・・
あまりアメリカ映画には詳しくないがベトナム帰還兵を主人公にした戦争アクション映画シリーズの「ナントカ2怒りの脱出」と「ナントカ3怒りのアフガン」などではへリコプターシーンが客寄せの定番シーンとして差し挟まれていたというではないか。
それから敵ボスとの対決であるが、ジョンさんと敵の司令官の間に直接の因縁がなく、事実上初対面の司令官を惨殺するというのは、ちょいと脚本の失敗ではないだろうか
憎憎しげに写されつづけた司令官が悪者なんだろうということは観客にはわかっているが、ジョンさんにはわかっていたかどうか。例えば以下のような脚本上の工夫をちょいと施せば司令官惨殺シーンはもっと盛り上がっただろう。

●司令官がジョンさんを拷問する
●司令官がジョンさんの見てる前で仲間の誰かを殺す
●村人がジョンさんに「あいつは****なことも×××なことも平気でやる恐ろしい奴だ」と説明台詞を喋る
●実は昔、戦場で戦ったことがあって、知らない仲じゃない


もちろん単に惨殺するんでなく地雷たっぷり田んぼでガチンコ対決とかすればさらに面白かったと思う。

ま、そういった欠点は上げればキリがないのだが、ジョンさん役の俳優の熱い闘志にこちらも血液が沸騰しそうなほどに熱い感動がこみ上げてきた映画だった。
序盤で「結局何も変えられない」と語っていたジョンさんだが、彼の闘志のおかげで、彼に関わった人みんなが破壊的人格に変わっていった。ミャンマーは何も変わらないかもしれないが、悪党軍団を機関砲で皆殺しにしたことでジョンさんにはいいストレス解消になっただろう。

ラストでジョンさんは故郷の平和で善良で文明的な正義の民主国家アメリカ合衆国に帰還する。
あれだけ危険な奴をよく合衆国はうけいれたものだ。まあジョンさんのことだから、密航したり、メキシコ国境の警備兵を惨殺したりして密入国したのかもしれない。
いや、ジョンさんがアメリカを愛するようにアメリカもジョンさんを愛してくれたのかもしれない。

実家にもどるジョンさんだが、あの後、武装して山間部に立て篭もり、地元の警察や軍隊と一戦交えたりしないことを願ってやまない・・・

***********
ランボーを知らないフリはこの辺で終わりにして、シリーズファン的にうれしかったのは、ちゃんとシリーズ三作の音楽を担当した故ジェリー・ゴールドスミス作曲によるランボーのテーマが使われていたことだ。今作の作曲担当はブライアン・タイラー。「ハンテッド」とか「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」なども担当した人だがあまり印象深くない。「エイリアン」といえば第一作の音楽はゴールドスミスだったから多少のつながりはある人選か? まあともかく今は亡き巨匠へ敬意を表してランボーテーマをたっぷり聴かせる。
とはいえ、アクションシーンの曲はただパーカッションがドンドコドンドコなるばかりの一本調子。もっとも映像や演出が一本調子だから仕方なかったのかもしれないけれど。
ゴールドスミス存命なら、画面にあわせて様々なテーマを交錯させ緩急の変化をつけ自由自在に音楽を操る「巨匠の技」を堪能させてくれただろう。
作品同様、勢いだけの音楽にゴールドスミスを失ったハリウッドのダメージの大きさを痛感させられるのだった。

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ハリウッド映画史と照らし合わせると、1~3と全く異なるタッチの物語展開が興味深い。
自分は「プライベート・ライアン」はあまり好きではないが、それでも「ライアン」前後でハリウッドの戦争映画は随分変わったと観ているし、また「ライアン」の下地として「ブレイブハート」があったのだと思う。
本作が1~3と違い、「残酷描写」と「敵を集合意識体としてのみ描き人間性を描かない」を徹底している辺りに、メルギブとスピによって蒔かれた種が着実に育ち、いまやハリウッドのメインストリームとなっていることを実感した。

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8 コメント

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ハハハハ (sakurai)
2008-06-05 12:15:10
楽しく読ませていただきましたが、ちょっと無理がありますよ!やっぱ。
昔のスタちゃん!精悍でしたねえ。
あれにちょっとびっくり。
まあ、あれ見て、こんな軍事政権の国は、助ける必要なんかない、と思う人がいないことを祈ります、っているわけないか。
返信する
オモシロい! (えい)
2008-06-05 18:20:54
いやあ、こんな楽しいレビューだと、
ストーリー全部紹介しても
読み応えありますね。

yunfatさんの才気と文章力に脱帽です。
返信する
メル・ギブ (aq99)
2008-06-06 22:54:52
なるほど!シュワが政界進出した後は、メル・ギブを仮想敵というか意識しまくりで心のどっかにいつも引っかかってたんですかね~。
「ブレイブハート」は、未だ未見ですが、見とかなあかん映画やね~。

しかし、ようこんだけ思い出して書けますな~。
返信する
コメントありがとうございます (しん)
2008-06-09 20:03:06
>sakuraiさま
むかーしはカンボジアの内戦と軍政を描いた「キリング・フィールド」などありました。
最近はテロに直結した中東ものや、アフリカンアメリカンが多いゆえに作りやすいのか「ホテル・ルワンダ」とか「ブラッド・ダイヤモンド」とかアフリカものはよく作るハリウッドですが、アジアは黙殺してる感がなきにしもです。
そこに目をつけたスタ公は偉いことは偉いのですが、ラジー級の作品でしか扱ってもらえないビルマが少し可哀想な気もします
これを機にちゃんとした社会派映画人がまともな映画で扱ってくれるようになることを願ってやみません・・・

>えいさま
ラジー男スタ公の熱い想いに答えるにはこんな長い文章にしなくてはなりませんでした。読んでいただきありがとうございます。

>aq99さま
「ブレイブハート」未見とは!!
2000年ごろなんかの映画雑誌で、超有名映画人100人に聞く映画歴代ベスト3という企画がありました。スターや大物監督や大物プロデューサーが「風と共に去りぬ」だとか「第三の男」だとかあげて総合結果はありきたりでしたが、その企画でメル・ギブソンは歴代第一位に堂々と「ブレイブハート」をあげておりました。
笑いすぎました。

最近ユダヤ批判で株急落のメルギブですが、スタ公とメルギブ、ともに相手に不足なしの血みどろ全力野郎です。メルギブ触発されてビルマネタの映画作らんかなぁぁ
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ジョンさん頑張る (wanco)
2008-06-14 00:03:53
しんさん、こんばんは。

「最後の戦場」僕もようやく観てきました。

「ジョンさん」というのが、ランボーのキャラに異様にマッチしていて笑えるレビューでした!
個人的には、2と3のマンガ路線から原点に回帰して満足の1本となりました。
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コメントどうもです (しん)
2008-06-17 00:41:34
>wancoさま
ロッキー、ランボーと原点回帰を続けるスタ公は人生の幕引きを考えているのかもしれませんね・・・
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こんばんは (ノラネコ)
2008-06-22 22:58:55
座布団一枚!
ニヤニヤしながら読んでしまいました。
映画より面白いかも(笑
ジョンさんは途中からサラを見つめる目が子犬の様で、かわいく見えてきました。
一作目を思い出しても、元々さびしがりなんですよね、彼は。
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コメントどうもです (しん)
2008-06-23 19:36:50
>ノラネコさま
久しぶりに会った白人女性だったので、ちょいと気持ちが揺れたのかもしれませんね
戦っても女の気持ちはここにあらず
戦い・・・なんて空しいんだ
さびしいなあ・・って
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