まず私にとっての河瀬直美さんの映画はものすごくつまらない映画です…と言っておきます。
基本的に伝えることが下手な人なんだろうなとすら思っています。
でも、だからといってあちこちで色々言われているリンク先の「祝辞」が特に問題とは思いません。
簡単に悪を定義することが、自らも悪に堕ちることに繋がる、と言っているように思います。
もちろん今ロシアという国家が行なっていることは悪だと思います。とにかくまず軍を退けとわたしはおもいます。
しかしロシア人1人1人がみんな悪いわけではないし、ロシア以外に悪がないとも言い切れないわけです。
世界を悪とそうじゃないもののの2つに分断する事がいいこととは思えないし、悪よりももっと正義の定義の方が難しいです。なのに一つの悪を設定することで思考停止するのがいいこととは思えません。
河瀬直美さんの真意はわかりません(伝えるの下手だから)
「誤解を恐れずに言うなら」と本人も言っているのだから、あちこちで叩かれることも想定のことかもしれません
でも、この程度の意見を言ったりするくらいの自由は民主国家にはあっていいと思います。(だからもちろん発言を批判する自由もあるべきですが)
まして語ってる相手は東大生です。東大行くくらいの人たちが私たちと同程度の情報量で善と悪を判断しないでほしいですし、批判を表明するべきはネット記事読んだ外野でなく、祝辞を聞いた東大生であるべきです。
などと書いては見ましたが、
佐々木俊尚とか有本香とか私の大嫌いな連中が私と似たようなことを言ってるのがちょい腹立つけど…