という訳で今更な感じですが、
先月末に行なわれたクラブセガ港北での第14回大会の、
決勝戦の様子をお送りします。
今回も引張る予定ですので、
色々覚悟しながら読んでもらえると幸いです。
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決勝戦(Luca、ニノ、ミフミ、おのっち)
去る9月28日、『みなも』ことクラプセガ港北にて、
第14回となる対戦会が開かれた。
久々の16人フル対戦となった今大会は予選4試合が行なわれ、
その結果以下の4人が決勝に駒を進めることとなった。
・《ラフリア(冬)》で堅実に戦闘をこなし、カルムとのじゃんけん勝負も制した『Luca』
・《爪のセトラ》の隠された強さを遺憾無く発揮させた『ニノ』
・圧倒的な『珍獣愛』を誇る今大会レギュレーション考案者『ミフミ』
・予選では《審判の石像》無しで戦い抜いた皆のマスコット『おのっち』
この組み合わせで最も有力なプレイヤーといえば、
やはり大会優勝経験が最も豊富なおのっち。
次いで今大会のレギュレーションを仕切っているミフミといったところだろうか。
とはいえ試合が始まるまで何が起こるか分からないのが大会の面白いところ。
果たして最後に笑うのは一体誰となるのか、
注目の一戦だ。
<<<試合開始>>>
マップは太陽の庭園(昼)、北スタート。
幸先良く《天女の羽衣》を唱えられたのはミフミただ1人。
残る3人は祠横からのタッチ勝負に賭ける形となったが、
そのうちの1人、Lucaは早くも《幸福のラッパ》をスタンバらせ、
開幕勝負で先制を取ることに成功する。
一方鍵を取ったミフミは、
途中のドローアイテムを引きつつ道中で《ユキ・ダルマン》を配置。
そして1つ目の祠に着いて配置するのは、
移動値の十分に乗った《アライクパ》。
手札も黄2枚を残し、早くもエンジン全開だ。
続くチェイサーターン、
先手を取ったのは勿論《ラッパ》の力を得たLuca。
これを見て手番が来ないと読んだおのっちは先回りモードに入り、
次の祠で待ち構え――といいたいところだが配置されたのは《審判の石像》。
所謂『逆石像』と呼ばれるテクニックの1ツだ。
一方ニノは少し考えた末、
2番手で鍵戦闘を予約。
そして戦闘が始まる。
Lucaの侵略は、最早基本コンボというべき《ラフリア(冬)》+《心眼》。
相手が《アライクパ》ということで《グリゲーター》が恐いところだったが、
ミフミの支援は――無し。
開始5分というところで鍵を手に入れたLucaは、
《天女の羽衣》と《ン・キィー》を使って1つ目の祠へ。
手札は黄2枚、そして配置は《ダゴナイト》だ。
これでチャンスとなったのは先回りしていたおのっち…といいたいところだが、
そのおのっちは何と戦闘を諦め、
次の祠へ先回りを始めてしまう。
どうやら青属性即死を持つ《ダゴナイト》に対するソリューションが無かった様だ。
そしてホルダーに攻め込んだのは、
既に祠を1つ取っているミフミ。
その侵略、《ふぅ》+《クマゴロウ》に対し、
Lucaの支援は、無し。
これで一気に流れを掴んだミフミは、
《ふぅ》の能力でテレポートした後、
《ルーン》、《ン・キィー》、《シードラコ》と移動に使い、
最後は祠に《シータンク》を置いてターンエンド。
開始から10分もしないうちに、
早くもリーチをかけてしまったのだった。
こうなると試合の流れは完全にミフミペース。
《ユキ・ダルマン》の力を借りて手札を青1緑2白1としたミフミは、
ここを落とすとライフアウトというおのっちの《ラフリア(冬)》+《フェレット》を《ロータン》で討ち取り、
あっさりと鍵を守り通したのだった。
<<<試合終――といいたいところだが、
実はまだ続きがあったのだった。
前ターン、ワープゾーンで様子を見ていたニノは、
何と次の祠に残っていたミフミの《オオサン》を、
除去しにかかっていたのだ。
おのっちに鍵が渡っていれば丸裸で殴られかねない危険な博打だったが、
そのおのっちがライフアウトしたお陰で戦闘が回って来る。
そしてその侵略、《爪のセトラ》+《アンデッドソード》に対し、
ミフミの支援は――無し。
次ターンの決戦の為に敢えて手札を温存した可能性もあるが、
ともあれこれでミフミの入城確定は無くなり、
勝負は未だに白1枚を残しているニノとの対決次第となった。
そのミフミはまず祠横のLucaを対象に《リーン》を撃つが――何とこれが空振り!
うめきながらもミフミは何とか手札を揃え、
ニノの待つ祠へ。
そのミフミの侵略は――かなり苦し紛れな《エンペラー》+《ヤドカリン》。
《フィールドアーマ》などの『耐久バカ上げ系』に刺されば最高だが、
先制系や《亡者の盾》などを撃たれると最低だ。
この『苦し紛れ』の侵略に対し、
ニノの支援は――《死の鷲掴み》!
勝負は、確率に委ねられた。
<<<つづく>>>
先月末に行なわれたクラブセガ港北での第14回大会の、
決勝戦の様子をお送りします。
今回も引張る予定ですので、
色々覚悟しながら読んでもらえると幸いです。
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決勝戦(Luca、ニノ、ミフミ、おのっち)
去る9月28日、『みなも』ことクラプセガ港北にて、
第14回となる対戦会が開かれた。
久々の16人フル対戦となった今大会は予選4試合が行なわれ、
その結果以下の4人が決勝に駒を進めることとなった。
・《ラフリア(冬)》で堅実に戦闘をこなし、カルムとのじゃんけん勝負も制した『Luca』
・《爪のセトラ》の隠された強さを遺憾無く発揮させた『ニノ』
・圧倒的な『珍獣愛』を誇る今大会レギュレーション考案者『ミフミ』
・予選では《審判の石像》無しで戦い抜いた皆のマスコット『おのっち』
この組み合わせで最も有力なプレイヤーといえば、
やはり大会優勝経験が最も豊富なおのっち。
次いで今大会のレギュレーションを仕切っているミフミといったところだろうか。
とはいえ試合が始まるまで何が起こるか分からないのが大会の面白いところ。
果たして最後に笑うのは一体誰となるのか、
注目の一戦だ。
<<<試合開始>>>
マップは太陽の庭園(昼)、北スタート。
幸先良く《天女の羽衣》を唱えられたのはミフミただ1人。
残る3人は祠横からのタッチ勝負に賭ける形となったが、
そのうちの1人、Lucaは早くも《幸福のラッパ》をスタンバらせ、
開幕勝負で先制を取ることに成功する。
一方鍵を取ったミフミは、
途中のドローアイテムを引きつつ道中で《ユキ・ダルマン》を配置。
そして1つ目の祠に着いて配置するのは、
移動値の十分に乗った《アライクパ》。
手札も黄2枚を残し、早くもエンジン全開だ。
続くチェイサーターン、
先手を取ったのは勿論《ラッパ》の力を得たLuca。
これを見て手番が来ないと読んだおのっちは先回りモードに入り、
次の祠で待ち構え――といいたいところだが配置されたのは《審判の石像》。
所謂『逆石像』と呼ばれるテクニックの1ツだ。
一方ニノは少し考えた末、
2番手で鍵戦闘を予約。
そして戦闘が始まる。
Lucaの侵略は、最早基本コンボというべき《ラフリア(冬)》+《心眼》。
相手が《アライクパ》ということで《グリゲーター》が恐いところだったが、
ミフミの支援は――無し。
開始5分というところで鍵を手に入れたLucaは、
《天女の羽衣》と《ン・キィー》を使って1つ目の祠へ。
手札は黄2枚、そして配置は《ダゴナイト》だ。
これでチャンスとなったのは先回りしていたおのっち…といいたいところだが、
そのおのっちは何と戦闘を諦め、
次の祠へ先回りを始めてしまう。
どうやら青属性即死を持つ《ダゴナイト》に対するソリューションが無かった様だ。
そしてホルダーに攻め込んだのは、
既に祠を1つ取っているミフミ。
その侵略、《ふぅ》+《クマゴロウ》に対し、
Lucaの支援は、無し。
これで一気に流れを掴んだミフミは、
《ふぅ》の能力でテレポートした後、
《ルーン》、《ン・キィー》、《シードラコ》と移動に使い、
最後は祠に《シータンク》を置いてターンエンド。
開始から10分もしないうちに、
早くもリーチをかけてしまったのだった。
こうなると試合の流れは完全にミフミペース。
《ユキ・ダルマン》の力を借りて手札を青1緑2白1としたミフミは、
ここを落とすとライフアウトというおのっちの《ラフリア(冬)》+《フェレット》を《ロータン》で討ち取り、
あっさりと鍵を守り通したのだった。
<<<試合終――といいたいところだが、
実はまだ続きがあったのだった。
前ターン、ワープゾーンで様子を見ていたニノは、
何と次の祠に残っていたミフミの《オオサン》を、
除去しにかかっていたのだ。
おのっちに鍵が渡っていれば丸裸で殴られかねない危険な博打だったが、
そのおのっちがライフアウトしたお陰で戦闘が回って来る。
そしてその侵略、《爪のセトラ》+《アンデッドソード》に対し、
ミフミの支援は――無し。
次ターンの決戦の為に敢えて手札を温存した可能性もあるが、
ともあれこれでミフミの入城確定は無くなり、
勝負は未だに白1枚を残しているニノとの対決次第となった。
そのミフミはまず祠横のLucaを対象に《リーン》を撃つが――何とこれが空振り!
うめきながらもミフミは何とか手札を揃え、
ニノの待つ祠へ。
そのミフミの侵略は――かなり苦し紛れな《エンペラー》+《ヤドカリン》。
《フィールドアーマ》などの『耐久バカ上げ系』に刺されば最高だが、
先制系や《亡者の盾》などを撃たれると最低だ。
この『苦し紛れ』の侵略に対し、
ニノの支援は――《死の鷲掴み》!
勝負は、確率に委ねられた。
<<<つづく>>>