という訳で今更な感もありますが、
先月に行なわれたクラブセガ港北での第14回大会、
決勝戦の様子の続きをお送りします。
短期決戦となると思われたこの試合、
やはりというか何というか、
予想以上に白熱した展開となったのでした。
----
決勝戦(Luca、ニノ、ミフミ、おのっち)
<<<あらすじ>>>
クラブセガ港北にて行なわれた第14回大会の決勝戦、
開幕で鍵を取ったミフミが勢いもそのままに、
試合開始から10分もせずに祠2つを獲得。
このまま入城かと思われたが、
その3つ目の祠に待ち構えるはニノの《爪のセトラ》。
そして勝負はミフミの《エンペラー》+《ヤドカリン》をニノが《死の鷲掴み》で受ける、
という『確率合戦』に委ねられたのだった。
<<<つづき>>>
即死が決まればミフミの入城勝利、
という戦闘だったのだが、即死は――、
発動せず!
何とあと1歩のところで、
ミフミは非常に痛い足止めを食らってしまったのだった。
『確率合戦』を制して見事鍵を奪ったニノは、
《メタル・ハーン》を使って手札を整理し、
最終的には黄赤緑白としてターンエンド。
これで祠数はミフミが2つ、Lucaとニノが1つとなり、
試合はいよいよ佳境を迎えることとなった。
マップが夕方となって迎えたチェイサーターン。
祠横で待ち構えていたLucaが戦闘1番を取る一方、
不覚を取ったミフミは鍵取りを諦めて次の祠横に《シータンク》を配置、
次ターンに賭けることに。
そして未だ祠を周れていないおのっちは、
ワープゾーンで様子見という体勢となった。
さて戦闘はというと、
《ラフリア(冬)》で攻め込んだLucaが、
ニノの《名刀の刃紋》にしっかり《AI》をかぶせて侵略成功。
2つ目の祠への切符を掴んだのは、Lucaとなった。
再びホルダーとなったLucaはワープゾーンを《セクシーベル》でくぐり、
更に《天女の羽衣》を使って2つ目の祠へ。
しかしLucaを守るのは非力な《ブルーザガ》に手札赤1枚。
祠横の――そして入城にリーチがかかっている――ミフミにプレッシャーを与えるには、
余りにも心細い守りだ。
当然ミフミは迷わず攻め込み、
《ピックル》+《攻撃強化》でLucaの《パンダ師範》を粉砕。
しかしその隙を突いて、
おのっちは今度は《現世の歩兵》+手札白で祠待ち。
ここは一人も通せないだけに、
互いに緊迫の展開だ。
またしても次の祠を塞がれているミフミだが、
手札が悪いのか思わずうめいてしまう。
ドローアイテムに望みを賭けるも事態は好転せず、
結局《ロータン》+手札黄白で立ち往生。
あと1歩が果てしなく遠い、厳しい展開だ。
これを見て攻め込んだのは、
祠から2マスの地点で待ち構えていたニノ。
その侵略モンスターは、またしても《爪のセトラ》。
これに《ベビドーラ》を付けるニノに対しミフミは、
戦闘2番にLuca――既に祠を2つ周っているのだ――が控えていることもあり、
ここは支援を使わずにスルー。
自身はライフアウトとなったが、
次のターンに望みを繋いだのだった。
さてその間に祠待ち中のおのっちは、
手札を青1白2として一矢報いんとしていた――しかし現実は非情だった。
ニノ「《タワー》を、おのっちに。」
ドローアイテムで拾った《挑戦状》で飛び込み、
《マーメイド》+《名刀の刃紋》で襲いかかるニノに対し、
おのっちに残された道は『2度目のライフアウト』のみであった。
これでおのっち以外の3人が祠2つとなり、
勝負はいよいよ終盤戦という流れに。
手札に白1枚を残しているニノに、
3人がどう挑むかが注目所となったチェイサーターンは、
手札を知っているおのっちと《幸福のラッパ》を駆使するLucaとの早押し勝負となり、
これを制したのは、おのっち。
そのおのっちは《ピノ》+《心眼》でニノの《目くらまし》――前ターンに《タワー》で奪われたものだ――を無効化し、
試合開始から25分にして漸く鍵を奪取。
一方ライフの足りなかったLucaはここでライフアウト。
勝利に1歩後退となったか。
逆転勝利には祠2タテが必須なおのっちは最後まで望みを捨てず、
《天女の羽衣》《キラーレディー》と移動しつつ、
《シータンク》で白支援を戻して祠到達。
手札は白1枚、そして配置はおのっち拘りの一品、《ダゴナイト》。
鍵戦闘が1回のみで『一人一殺』が決まれば、
逆転の可能性も無い訳ではない。
マップが朝に変わって迎えたチェイサーターン。
戦闘1番に最も近いのは祠横のミフミなのだが――、
ミフミ「すごくやばい…!」
どうやら来た手札が芳しくない様で、
猛チャージを仕掛けるLucaに戦闘1番を譲ることを余儀なくされてしまう。
そしてニノはここでライフアウトとなり、
勝負は遂にLucaと戦闘2番のミフミの2人に絞られることとなった。
そして戦闘が始まる。
Lucaの侵略モンスターは、
予選から通して大活躍の《ラフリア(冬)》。
これで勝てればLucaの勝利。
もしおのっちが守り切れば、
戦闘2番のミフミの勝利である。
両者の支援が公開される。
Lucaの支援、《パンダ師範》。
おのっちの支援――《心眼》。
<<<試合終了>>>
結局《ン・キィー》+《死の鷲掴み》で鍵を奪ったミフミが、
《チャロ》の力を借りて3つ目の祠を攻め落として勝負あり。
30分以上に渡る劇的な試合を制したのだった。
序盤リードを取ったミフミが途中ピンチに陥りながらも、
最後はぎりぎりの勝負を制して逃げ切りを決めた。
ミフミにとっては自身のレギュレーションで優勝という、
最高の結果となった。
他の3人もここぞというところで善戦し、
1つタイミングが変われば試合の結果も大きく変わっていたことだろう。
次回も熱いプレイングで魅せてくれることに期待したい。
<<<最終結果>>>
1位: ミフミ (珍獣バランス)
2位: ニノ (《爪のセトラ》)
3位: Luca (《ラフリア(冬)》)
4位: おのっち (《石像》+《ダゴナイト》)
先月に行なわれたクラブセガ港北での第14回大会、
決勝戦の様子の続きをお送りします。
短期決戦となると思われたこの試合、
やはりというか何というか、
予想以上に白熱した展開となったのでした。
----
決勝戦(Luca、ニノ、ミフミ、おのっち)
<<<あらすじ>>>
クラブセガ港北にて行なわれた第14回大会の決勝戦、
開幕で鍵を取ったミフミが勢いもそのままに、
試合開始から10分もせずに祠2つを獲得。
このまま入城かと思われたが、
その3つ目の祠に待ち構えるはニノの《爪のセトラ》。
そして勝負はミフミの《エンペラー》+《ヤドカリン》をニノが《死の鷲掴み》で受ける、
という『確率合戦』に委ねられたのだった。
<<<つづき>>>
即死が決まればミフミの入城勝利、
という戦闘だったのだが、即死は――、
発動せず!
何とあと1歩のところで、
ミフミは非常に痛い足止めを食らってしまったのだった。
『確率合戦』を制して見事鍵を奪ったニノは、
《メタル・ハーン》を使って手札を整理し、
最終的には黄赤緑白としてターンエンド。
これで祠数はミフミが2つ、Lucaとニノが1つとなり、
試合はいよいよ佳境を迎えることとなった。
マップが夕方となって迎えたチェイサーターン。
祠横で待ち構えていたLucaが戦闘1番を取る一方、
不覚を取ったミフミは鍵取りを諦めて次の祠横に《シータンク》を配置、
次ターンに賭けることに。
そして未だ祠を周れていないおのっちは、
ワープゾーンで様子見という体勢となった。
さて戦闘はというと、
《ラフリア(冬)》で攻め込んだLucaが、
ニノの《名刀の刃紋》にしっかり《AI》をかぶせて侵略成功。
2つ目の祠への切符を掴んだのは、Lucaとなった。
再びホルダーとなったLucaはワープゾーンを《セクシーベル》でくぐり、
更に《天女の羽衣》を使って2つ目の祠へ。
しかしLucaを守るのは非力な《ブルーザガ》に手札赤1枚。
祠横の――そして入城にリーチがかかっている――ミフミにプレッシャーを与えるには、
余りにも心細い守りだ。
当然ミフミは迷わず攻め込み、
《ピックル》+《攻撃強化》でLucaの《パンダ師範》を粉砕。
しかしその隙を突いて、
おのっちは今度は《現世の歩兵》+手札白で祠待ち。
ここは一人も通せないだけに、
互いに緊迫の展開だ。
またしても次の祠を塞がれているミフミだが、
手札が悪いのか思わずうめいてしまう。
ドローアイテムに望みを賭けるも事態は好転せず、
結局《ロータン》+手札黄白で立ち往生。
あと1歩が果てしなく遠い、厳しい展開だ。
これを見て攻め込んだのは、
祠から2マスの地点で待ち構えていたニノ。
その侵略モンスターは、またしても《爪のセトラ》。
これに《ベビドーラ》を付けるニノに対しミフミは、
戦闘2番にLuca――既に祠を2つ周っているのだ――が控えていることもあり、
ここは支援を使わずにスルー。
自身はライフアウトとなったが、
次のターンに望みを繋いだのだった。
さてその間に祠待ち中のおのっちは、
手札を青1白2として一矢報いんとしていた――しかし現実は非情だった。
ニノ「《タワー》を、おのっちに。」
ドローアイテムで拾った《挑戦状》で飛び込み、
《マーメイド》+《名刀の刃紋》で襲いかかるニノに対し、
おのっちに残された道は『2度目のライフアウト』のみであった。
これでおのっち以外の3人が祠2つとなり、
勝負はいよいよ終盤戦という流れに。
手札に白1枚を残しているニノに、
3人がどう挑むかが注目所となったチェイサーターンは、
手札を知っているおのっちと《幸福のラッパ》を駆使するLucaとの早押し勝負となり、
これを制したのは、おのっち。
そのおのっちは《ピノ》+《心眼》でニノの《目くらまし》――前ターンに《タワー》で奪われたものだ――を無効化し、
試合開始から25分にして漸く鍵を奪取。
一方ライフの足りなかったLucaはここでライフアウト。
勝利に1歩後退となったか。
逆転勝利には祠2タテが必須なおのっちは最後まで望みを捨てず、
《天女の羽衣》《キラーレディー》と移動しつつ、
《シータンク》で白支援を戻して祠到達。
手札は白1枚、そして配置はおのっち拘りの一品、《ダゴナイト》。
鍵戦闘が1回のみで『一人一殺』が決まれば、
逆転の可能性も無い訳ではない。
マップが朝に変わって迎えたチェイサーターン。
戦闘1番に最も近いのは祠横のミフミなのだが――、
ミフミ「すごくやばい…!」
どうやら来た手札が芳しくない様で、
猛チャージを仕掛けるLucaに戦闘1番を譲ることを余儀なくされてしまう。
そしてニノはここでライフアウトとなり、
勝負は遂にLucaと戦闘2番のミフミの2人に絞られることとなった。
そして戦闘が始まる。
Lucaの侵略モンスターは、
予選から通して大活躍の《ラフリア(冬)》。
これで勝てればLucaの勝利。
もしおのっちが守り切れば、
戦闘2番のミフミの勝利である。
両者の支援が公開される。
Lucaの支援、《パンダ師範》。
おのっちの支援――《心眼》。
<<<試合終了>>>
結局《ン・キィー》+《死の鷲掴み》で鍵を奪ったミフミが、
《チャロ》の力を借りて3つ目の祠を攻め落として勝負あり。
30分以上に渡る劇的な試合を制したのだった。
序盤リードを取ったミフミが途中ピンチに陥りながらも、
最後はぎりぎりの勝負を制して逃げ切りを決めた。
ミフミにとっては自身のレギュレーションで優勝という、
最高の結果となった。
他の3人もここぞというところで善戦し、
1つタイミングが変われば試合の結果も大きく変わっていたことだろう。
次回も熱いプレイングで魅せてくれることに期待したい。
<<<最終結果>>>
1位: ミフミ (珍獣バランス)
2位: ニノ (《爪のセトラ》)
3位: Luca (《ラフリア(冬)》)
4位: おのっち (《石像》+《ダゴナイト》)