という訳でお待たせしました。
先週日曜に行なわれた第13回エース杯の、
決勝戦の様子をお送りします。
今回は想定外の長期決戦となったこともあり、
何と3部構成となる予定です。
また今回からプレイヤーが持っている支援を、
見える範囲で紹介してゆくことになりました。
今回のレポートでは、
ルドルフ、ロンファ両名の手札情報を一部公開していきます。
そしてお約束となりました、
予選での使用キャラ分布の発表です。
相変わらず千葉ではローザが圧倒的な人気です。
カルノ ***
イーノ ***
ローザ ******
シズマ *
コッペ **
アリュ ***
ダグリ ***
デアラ **
----
決勝戦(ロンファ、ルドルフ、アル・アジフ【ルーファス】、クー)
去る10月19日、千葉アヴァロンの聖地というべき津田沼エースにて、
第13回となる店舗大会『エース杯』が開催された。
今回は『情報公開戦』と題し、
互いのメインデッキとサイドボードが知らされた状態でゲームが行なわれるという、
非常にユニークなルールが採用された。
デッキ確認や用紙調達などの関係で今後採用される可能性は低いが、
新たな試みとしては興味深いものがあるだろう。
さて今回の大会は参加者23人と、
首都圏の大会では最大級という規模となった。
そして試合は予選6試合、準決勝2試合のトーナメント形式で行なわれ、
結果以下の4人が決勝で争うこととなった。
・吉祥寺、神奈川での無双ぶりは説明不要、『攻撃強化の化身』ロンファ
・エキストラカード満載、レアカードは1枚のみという拘りデッキの使い手、ルドルフ
・『アーマジロパーミッション』の使い手にして第2回エース杯覇者、ルーファス
・今大会はケルベス中心の先制デッキで出場、レギュレーション考案者にして前大会覇者、クー
ちなみにロンファ、ルドルフの両名はエース杯での優勝経験は無く、
これで勝てばエース杯初制覇である。
とはいえどちらも他地域での大会優勝の実績を多く持っており、
実力面では優勝経験者達と全く遜色無いといえるだろう。
果たしてこの2人が第13回エース杯を制するのか、
それともクーが連覇を果たすのか、
はたまたルーファスが第2回以来2度目の優勝を飾るのか。
久々に大会に現れた『本八幡のレジェンド』とえによる、
『寒い』ジョーク混じりの実況の中、
試合は始まった。
<<<試合開始>>>
マップは博物館(朝)、南東スタート。
《天女の羽衣》を唱えられるのは誰かに注目が集まる開幕は、
何とルーファス以外の3人がほぼ同時に詠唱という結果に。
そしてタッチの差でクーが鍵を手にし、
先回りに切り替えたロンファは祠の1つ東のマス、
ルドルフも祠の1つ北のマスで待機。
一方ルーファスは鍵取りには絡まずに先回りを行ない、
早くも《アーマジロ》+手札緑白で守りを固めることに成功。。
『アーマジロパーミッション』が早くも本領発揮の予感である。
さて幸先良く鍵を手にしたクーの手札は、
色カードはバランスよくあるものの白支援は無し。
しかしここは冷静に2枚目の《天女の羽衣》でワープゾーンへ飛び、
その出口で《シータンク》で白支援を回収。
更に《ラフリア(冬)》《現世の歩兵》と移動しつつ祠に到達。
そしてその侵略は、非常にパワフルな《ケンタウルスヘル》+《悪夢の戦い》。
《フィールドアーマ》が恐いところだったが――ルーファスの支援は《弱体化の霧》。
耐久値への微妙なマイナス修整が、クーに勝利――と1つ目の祠到達――をもたらしたのだった。
続くチェイサーターン、
先程の戦闘でクーの手札は空となり、
ルドルフ、ロンファの『早押し勝負』に注目が集まるところだったが、
手札が悪かったかルドルフは初手から動けず、
その間にロンファが戦闘1番を獲得。
結局ルドルフは戦闘を諦めて次の祠に先回りする作戦に変更。
そして《天女の羽衣》で到着した次の祠に配置したのは、耐久値18の《ガーディアン》だ。
その間にもルーファスは着々と《リッチー》の配置数を増やして準備を整え、
次の祠から2マス南で文字通り『反撃』の機会を窺う構えとなった。
一方《ブレードタイガー》で鍵を奪うことに成功したロンファだが、
手札に白支援が2枚被った上に進路もルドルフとルーファスの配置モンスターで塞がれ、
祠に辿り着くことすらままならない状況に陥ってしまう。
結局《天女》で次の祠から離れる方向に飛び、
《ジラコバルト》+白2枚で停まることを余儀なくされてしまう。
ちなみに支援は《黒の称号》《古代樹の実》である。
事故に見舞われたロンファに対し、
一番近い位置にいたのは先ほど鍵を奪われたクー。
しかし2枚の白の前に攻めあぐねている間に、
ルドルフが戦闘1番を予約。
結局クーは戦闘を諦めて次の祠の1マス南に先回りすることに。
そしてその間にルーファスは更に《リッチー》《ユキ・ダルマン》を並べ、
今度は祠の1マス西で待機となった。
一方戦闘を挑んだルドルフの侵略モンスターは、
彼の主力兵器である――本人曰く実は1積みらしい――《スカルマン》。
これに対しロンファは《黒の称号》での切り返しを試みるが、
ルドルフはこれを《亡者の盾》でしっかり受け止め、
あっさりと鍵を奪うことに成功するのだった。
これで《古代樹》が使われていたなら、
また違った結果となっていたであろう。
無事鍵を手に入れることに成功したルドルフは、
秘密兵器である《朱玉文明》を配置しつつ《ブルーザガ》で白支援を補充。
最後は《天女》でゴールイン、
祠1つでクーと並んだのだった。
手札を白2枚――ちなみにその2枚は《威圧のオーラ》《魔鏡》だ――としたルドルフに、
どう戦うかに注目されるチェイサーターン。
真先に攻め込むルーファスに対し、
クーは《現世の歩兵》を置いて暫くの長考の後、
2番手で戦闘を挑む。
そして戦闘が始まると、現れたのは――《リッチー》の援護を大量に受けた《アーマジロ》!
ルーファスはこれに《クマゴロウ》を付けてルドルフの《威圧》をがっちりと受け止め、
漸く鍵を奪うことに成功するのだった。
試合開始10分にして遂にホルダーとなったルーファスは、
ワープゾーンを経由して1つ目の祠に到達。
《シータンク》を配置して手札に2枚の白を蓄え、
更に《ユキ・ダルマン》の能力で赤を追加。
祠から1つ西のマスで待ち構えるロンファに、
大きなプレッシャーを与えるのだった。
<<<つづく>>>
先週日曜に行なわれた第13回エース杯の、
決勝戦の様子をお送りします。
今回は想定外の長期決戦となったこともあり、
何と3部構成となる予定です。
また今回からプレイヤーが持っている支援を、
見える範囲で紹介してゆくことになりました。
今回のレポートでは、
ルドルフ、ロンファ両名の手札情報を一部公開していきます。
そしてお約束となりました、
予選での使用キャラ分布の発表です。
相変わらず千葉ではローザが圧倒的な人気です。
カルノ ***
イーノ ***
ローザ ******
シズマ *
コッペ **
アリュ ***
ダグリ ***
デアラ **
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決勝戦(ロンファ、ルドルフ、アル・アジフ【ルーファス】、クー)
去る10月19日、千葉アヴァロンの聖地というべき津田沼エースにて、
第13回となる店舗大会『エース杯』が開催された。
今回は『情報公開戦』と題し、
互いのメインデッキとサイドボードが知らされた状態でゲームが行なわれるという、
非常にユニークなルールが採用された。
デッキ確認や用紙調達などの関係で今後採用される可能性は低いが、
新たな試みとしては興味深いものがあるだろう。
さて今回の大会は参加者23人と、
首都圏の大会では最大級という規模となった。
そして試合は予選6試合、準決勝2試合のトーナメント形式で行なわれ、
結果以下の4人が決勝で争うこととなった。
・吉祥寺、神奈川での無双ぶりは説明不要、『攻撃強化の化身』ロンファ
・エキストラカード満載、レアカードは1枚のみという拘りデッキの使い手、ルドルフ
・『アーマジロパーミッション』の使い手にして第2回エース杯覇者、ルーファス
・今大会はケルベス中心の先制デッキで出場、レギュレーション考案者にして前大会覇者、クー
ちなみにロンファ、ルドルフの両名はエース杯での優勝経験は無く、
これで勝てばエース杯初制覇である。
とはいえどちらも他地域での大会優勝の実績を多く持っており、
実力面では優勝経験者達と全く遜色無いといえるだろう。
果たしてこの2人が第13回エース杯を制するのか、
それともクーが連覇を果たすのか、
はたまたルーファスが第2回以来2度目の優勝を飾るのか。
久々に大会に現れた『本八幡のレジェンド』とえによる、
『寒い』ジョーク混じりの実況の中、
試合は始まった。
<<<試合開始>>>
マップは博物館(朝)、南東スタート。
《天女の羽衣》を唱えられるのは誰かに注目が集まる開幕は、
何とルーファス以外の3人がほぼ同時に詠唱という結果に。
そしてタッチの差でクーが鍵を手にし、
先回りに切り替えたロンファは祠の1つ東のマス、
ルドルフも祠の1つ北のマスで待機。
一方ルーファスは鍵取りには絡まずに先回りを行ない、
早くも《アーマジロ》+手札緑白で守りを固めることに成功。。
『アーマジロパーミッション』が早くも本領発揮の予感である。
さて幸先良く鍵を手にしたクーの手札は、
色カードはバランスよくあるものの白支援は無し。
しかしここは冷静に2枚目の《天女の羽衣》でワープゾーンへ飛び、
その出口で《シータンク》で白支援を回収。
更に《ラフリア(冬)》《現世の歩兵》と移動しつつ祠に到達。
そしてその侵略は、非常にパワフルな《ケンタウルスヘル》+《悪夢の戦い》。
《フィールドアーマ》が恐いところだったが――ルーファスの支援は《弱体化の霧》。
耐久値への微妙なマイナス修整が、クーに勝利――と1つ目の祠到達――をもたらしたのだった。
続くチェイサーターン、
先程の戦闘でクーの手札は空となり、
ルドルフ、ロンファの『早押し勝負』に注目が集まるところだったが、
手札が悪かったかルドルフは初手から動けず、
その間にロンファが戦闘1番を獲得。
結局ルドルフは戦闘を諦めて次の祠に先回りする作戦に変更。
そして《天女の羽衣》で到着した次の祠に配置したのは、耐久値18の《ガーディアン》だ。
その間にもルーファスは着々と《リッチー》の配置数を増やして準備を整え、
次の祠から2マス南で文字通り『反撃』の機会を窺う構えとなった。
一方《ブレードタイガー》で鍵を奪うことに成功したロンファだが、
手札に白支援が2枚被った上に進路もルドルフとルーファスの配置モンスターで塞がれ、
祠に辿り着くことすらままならない状況に陥ってしまう。
結局《天女》で次の祠から離れる方向に飛び、
《ジラコバルト》+白2枚で停まることを余儀なくされてしまう。
ちなみに支援は《黒の称号》《古代樹の実》である。
事故に見舞われたロンファに対し、
一番近い位置にいたのは先ほど鍵を奪われたクー。
しかし2枚の白の前に攻めあぐねている間に、
ルドルフが戦闘1番を予約。
結局クーは戦闘を諦めて次の祠の1マス南に先回りすることに。
そしてその間にルーファスは更に《リッチー》《ユキ・ダルマン》を並べ、
今度は祠の1マス西で待機となった。
一方戦闘を挑んだルドルフの侵略モンスターは、
彼の主力兵器である――本人曰く実は1積みらしい――《スカルマン》。
これに対しロンファは《黒の称号》での切り返しを試みるが、
ルドルフはこれを《亡者の盾》でしっかり受け止め、
あっさりと鍵を奪うことに成功するのだった。
これで《古代樹》が使われていたなら、
また違った結果となっていたであろう。
無事鍵を手に入れることに成功したルドルフは、
秘密兵器である《朱玉文明》を配置しつつ《ブルーザガ》で白支援を補充。
最後は《天女》でゴールイン、
祠1つでクーと並んだのだった。
手札を白2枚――ちなみにその2枚は《威圧のオーラ》《魔鏡》だ――としたルドルフに、
どう戦うかに注目されるチェイサーターン。
真先に攻め込むルーファスに対し、
クーは《現世の歩兵》を置いて暫くの長考の後、
2番手で戦闘を挑む。
そして戦闘が始まると、現れたのは――《リッチー》の援護を大量に受けた《アーマジロ》!
ルーファスはこれに《クマゴロウ》を付けてルドルフの《威圧》をがっちりと受け止め、
漸く鍵を奪うことに成功するのだった。
試合開始10分にして遂にホルダーとなったルーファスは、
ワープゾーンを経由して1つ目の祠に到達。
《シータンク》を配置して手札に2枚の白を蓄え、
更に《ユキ・ダルマン》の能力で赤を追加。
祠から1つ西のマスで待ち構えるロンファに、
大きなプレッシャーを与えるのだった。
<<<つづく>>>