転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

カードレビューVer.2.3EX1(解説編その1)

2018-03-20 01:36:41 | 雑記(COJ他)
そんな訳で先日公表しました「Ver.2.3EX1」のカードレビューの点数について、
改めて解説していきたいと思います。
今回は赤黄青緑のユニットを見ていきます。

――

◎ユニット

◯赤属性

カブト姫:2点

1コスにしては大きなサイズを持つが、
相手ターンには残せないというのが特徴。
この手のカードは赤系のデッキでDOB要員として使われるのが常なので、
DOB8点となった時は要注意。

棘忍のリゼ:2点

同じ4コスの【スピードムーブ】持ちである《魔王・信長》との枠争いになりそう。
得点力につなげるにはジョーカーの使用が前提となるので、
やや回りくどいのがネック。

隠れ家のマノミ:3点

【海洋】軸の赤系デッキで居場所を見つけられそう。
運が良ければCIPの効果で《海底の楽園》を見つけられる可能性はあるが、
普通にユニットが刺さってもテンポ面で有利に立てる。

暴魔アエーシュマ:2点

後攻1ターン目に軽減で出せれば先攻が出した2コスサーチャークラスがほぼ全員吹き飛ぶので、
その意味では面白いカード。
自身が放つ火力が相手ターンにしか飛ばずやや受け身な効果で、
アグロ型になりやすい赤系の動きとやや噛み合わないのがネック。
《戦線のヘカテー》《邪神エキドナ》などのポジションに落ち着きそうな雰囲気はある。

シャドウ・アリス:4点

ほぼ「3コス全体2000ダメージ」というべき効果。
「重ねあわせ用火力」要員としてはかなりの高水準で、
《破壊少女シヴァ》《炉皇女ヘスティア》との枠争いにも食い込んできそう。
【悪魔】なので《風紀委員マコ》のサーチがぶれる点には注意。

ジュゼ:3点

同じ2コスの【スピードムーブ】持ちである《ジャック・ザ・リッパー》に真向勝負を挑んできた。
《リッパー》に比べると得点力やタッチ運用のしやすさで劣るが、
レベル3時の火力は思わぬ脅威になりうる。
レベルを上げるギミックと併せて運用したい1枚。

絶魔王アスモデウス:4点

【加護】持ちをものともしない強烈な全体火力と、
捨札を犠牲にして得点力を稼ぐ効果が売り。
構造的に赤単または赤単に近い構成が求められ、
使えるデッキが限られてしまうのがネック。

◯黄属性

怪盗少女スチールなっくる:3点

一回り小さくなった代わりに相手のトリガーゾーンのカードも奪えるようになった《ジェスタークロー》という雰囲気。
この辺りの枠は大体《銀翼のクリス》が独占してしまっている状態なので、
使われるかどうかは次回のDOB次第という雰囲気。

電竜戦士ライリー:5点

「選ばれ黄単」系のデッキの初手として非常に噛み合っている点を評価。
【加護】を持っているので序盤ではそう簡単には除去されないが、
《獣王女アタランテ》で即死してしまう点には注意。

海将エリス:2点

変則的な捨札/消滅回収と、
オーバークロック時のバウンス能力が特徴だが、
5コスの重量級ユニットがやる効果としては今ひとつ寂しいものがある。
「デッキに戻す」なので【固着】では止められない点には注意。

静御前・凛:3点

取り敢えず1コスの黄属性ユニットなので、
《天空神機ゼウス》入りの黄系デッキなら普通に選択肢に入りうる。
一番のネックはドロー効果の無い1コスとしてはBPが低く、
PIGも相手ターンでしか発動できないことだろう。
《裁きのマーヤ》《戦線のヘカテー》などが多い環境では要注意。

ハニエル:3点

今までありそうになかった【進化ユニット】サーチャー。
Ver.2.3現在は黄単系のデッキでも進化0枚という構築も少なくなく、
真価を発揮するのはおそらくVer.2.3EX2で《大天使ミカエル》がSRとして戻ってからということになりそう。

リトル・アリス:4点

《大魔導士リーナ》《巨狼少女フェンリル》の流れを汲む単体除去効果持ちユニット。
「ロボトミー」効果によって青や緑にはこれを連打しているだけでも勝てるだろうし、
珍獣系デッキに対しても1コスサーチャーを狙い撃ちすることで後々の展開を大きく狂わせられるが、
基本BPが低いため赤系のデッキには弱く、
消滅回収が容易にできる黄単相手には逆に墓穴を掘る結果にもなりうる。
活躍できるかどうかは環境次第といったところ。

黒乙女ブリュンヒルデ:5点

2コスのユニットでありながら、
赤や緑などのアグロ系デッキに対するアンチ性能が半端でなく高い。
ライフが減る程強力になる効果も対アグロという面で噛み合っており、
黄単系だけでなくアグロ系デッキのミラー対策要員としても呼ばれそう。

◯青属性

デスゴリデス:3点

小型のユニットを並べる珍獣系のデッキに対し、
序盤のテンポを取る手段としては面白い1枚。
事前にサイズを上げておけばより多くのユニットを破壊でき、
盤面差も作れるようにはなるが、
返しに即死させられる展開も少なくはないので過信は禁物。

氷魔ジンニーヤー:3点

3コスで多くのユニットを処理できるのが売り。
序盤を凌ぐ手段としてはかなり面白い反面、
「返しのフルアタックで負けてしまう」状況では役立たないのがネック。
あくまで序盤の除去要員として割り切って使うのが良さそう。

空腹のハーピー:4点

「シズクブラフマー」や「獣」などでの初手として優秀な1枚。
捨札を増やす効果も青の戦略と噛み合っているが、
あとは消滅効果がどれだけ幅を利かせるか次第だろう。

神令のマスティマ:3点

いままでありそうになかった、
「【沈黙】中のユニットを一掃できる」カード。
効果は強力だが【沈黙】のかけやすさを考えると、
青単に近い構築が求められる。

海竜シーサーペント:4点

1枚で3体分の盤面を作ることができる。
【海洋】軸の青系デッキなら無理なく入れられるだろう。
自身が【ドラゴン】である為《天竜ヘブンズドラゴン》に耐性がある反面、
《ドラゴンスレイヤー》という天敵も存在する。

火遠理:4点

メインで使いたいのはやはりレベル3時の「裁きのマーヤ」効果。
CIPのレベル操作効果も自軍のOC効果発動から相手への「レベコン」除去まで幅広く使え、
もしかしたら赤系や珍獣系などへのタッチ運用もあるかも知れない。

暗黒神姫ニュクス:4点

1.0EXのVR《冥姫ニュクス》がSRになって戻ってきた。
CIPやPIGの効果はオリジナルとほぼ同じだが、
アタック時に《ターゲットインサイト》的な除去が発動するため、
使い勝手は大幅に上昇。
あとは青の進化を容易に入れられるほどに青の濃いデッキが、
どれだけ活躍できるかだろう。

◯緑属性

ONI村長:2点

《ONI番長》から始まった「ONI」シリーズの最新作。
一番のメインはやはりCIPでの【セレクトハック】だが、
【秩序の盾】や【固着】持ちを選んで相手の除去を腐らせる他に、
PIG持ちを選んでこちらのアドバンテージに転換する戦法も考えられる。
今後の研究が待たれる。

ケルベロス Hi↑:2点

取り敢えず軽量【獣】ユニット。
先攻1ターン目《獣王女アタランテ》から出てもBP強化の効果は発動できる為、
その意味では面白い1枚。
アタック時の除去効果が自軍の盤面依存で、
更地状態では今ひとつなのがネック。

愛天使アメリア:3点

1ターン目に出せば実質3コス7000として機能する。
【強制防御】がおまけで付いてくる関係で、
不利盤面では墓穴を掘るリスクがあるのがネック。
PIGでのドロー効果をどれだけ活かせるかが鍵となりそう。

美将ルキフグス:3点

パンプを多く積んだアグロ軸の緑だと、
相手の予想外のところで盤面を崩壊させられたりして、
その意味では面白い1枚。
レベル2インターセプトを連打することを軸とした「緑紫」が登場する可能性もあり、
今後の研究が待たれる。

凶賊のオーク:2点

とにかく大雑把に大きくなり、
自身のサイズによって能力が追加される効果も噛み合ってはいるが、
5コスのユニットの仕事かと言われると首を傾げる。
何らかの除去効果か【スピードムーブ】が欲しいところ。

シグルドリーヴァ:4点

実質的に4コス7000【秩序の盾】持ちという感じのユニット。
やや重いがなんだかんだで除去効果を持つのは頼もしく、
「鰤ジズ」などでも枠を見つけられるかも知れない。

戦女神ジャンヌダルク:4点

1.0のVR《ジャンヌダルク》がSRになって帰って来た。
1.0~1.1時代の「進化英雄」の「全部のせ」的な感じのスペックで、
もしかしたら1,0EX時代の名デッキ「ジークブック」のような運用もあるかも知れない。
赤を強く意識した除去耐性も《聖少女ブリギッド》との噛み合いが良く、
こちらも「鰤ジズ」などで使われる可能性がある。

――

レビューを書いた当時と今とでは評価が変わったものも一部ありますが、
ひとまず当時の点数について解説してみることにしました。
紫ユニット及びトリガー・インターセプトについては、
明日以降に公開できたらと思いっています。

以上、カードレビュー解説編その1でした。

――

◎おまけ:M・o・Aちゃんが何か言う



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