直前告知：「第33回一番槍選手権」は1月11日(日)開催

という訳で改めて告知です。
日付変わって本日1月11日(日)は津田沼エースにて、
アヴァロンの鍵対戦会「第33回一番槍選手権」が開催されます。

＜＜＜レギュレーション＞＞＞

アヴァロンの鍵特別対戦会

第33回一番槍選手権

～見えない道がありました～

日時：2015年1月11日（日）14時開催(エントリー受付は13時30分からの予定)
場所：アミューズメントエース津田沼店3階
定員：16人＋α（最低催行人数4人）
参加費：無料
　※別途プレイ料金(1試合につき200円)がかかります
　※若干のカンパをお願いしています
使用モード：競技会モード（20分、レア制限なし）
試合形式：予選2回戦の後、ポイント合計の上位4名がプレーオフに進出
　※参加人数によって変更の場合があります
デッキ：メインデッキ30枚＋サイドボード8枚以内
　レア制限なし、《破壊の業火》《幸福のラッパ》《KP》使用禁止

◎特別ルール
（1）各プレイヤーは1試合に1回だけ「リアルタワー」を使えます。これによって対戦相手一人の手札を知ることが出来ます。
（2）チェイサーターン時に戦闘1番で鍵戦闘を予約したプレイヤーは「一番槍」を獲得します。
　全試合を通して最も多く「一番槍」を獲得したプレイヤーには「一番槍賞」が与えられます。

＜＜＜レギュレーションここまで＞＞＞

今回のルールは実況中にうっかり手札をばらしてしまう事故があったりすることから思いついたもので、
最初は全員手札を公開してのプレイとか考えたのですが、
ゲーム進行中の都合で次のように行いたいと思います。

(1)行動中のプレイヤー（ホルダーターンならホルダー、チェイサーターンならチェイサー）が使うことが出来ます。
(2)チェイサーターンの場合はホルダーの手札を実況します。
(3)ホルダーターンの場合はチェイサー1人を選びます。そのプレイヤーの手札を実況します。

要は手札が全員に公開されるという形となります。
うまく使って有利に試合を進めてもらえればと思います。

今回うまく「リアルタワー」できたと思える人には特別賞を提供することも考えています。
期待せずに待っていればと思います。

以上、「一番槍選手権」を宜しくお願いいたします。

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久々に絵でも上げてみる

昨日は夜から吉祥寺へ。
地味に年明けて最初の吉祥寺入だったりします。

COJはイベントをプレイ。
少しずつこつを覚えてきましたが、
慣れないデッキタイプだったこともあってプレイミスも多く、
まだまだ練習が必要と感じました。

そんな訳で今回は絵の投稿です。
ピクシブにもいくつか画像を投稿しているのですが、
その再録という感じです。
決してアクセス数稼ぎとかいう訳ではないのでご安心下さい。

＜＜＜電脳鉄人　キョーゴクイン＞＞＞











＜＜＜おわり＞＞＞

要は「宇宙鉄人キョーダイン」と「京極院 沙夜」をかけただけの駄洒落です。
最後は昔の特撮を意識してみました。

こんな感じでたまに絵の投稿もやる予定です。
もし興味がある方はピクシブで探してみるのも良いかと思います。

以上、絵のお話でした。

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1.3カードランキングチェック（2015年1月8日版、カードレビューとの比較付き）

昨日は色々あって夕方から新宿へ。
COJはワンダフルパックに新カードセットにイベントとかなりの盛り沢山でしたが、
イベントでうっかり《弱肉強食》3積みのデッキで出る事故が。

今回のイベントは☆数も多いですが期間も27日までと長め。
「エクステンド」とはルールではなく期間のことを指している説も出てきましたが、
ともあれじっくりやっていきたいところです。

――

さて昨日は隔週恒例となったカードランキングの更新がありました。
各カードの考察については以下の記事を読んでもらえればと思います。

・DOB査定変更から見るVer1.3第四シーズン展望
（COJ山梨支部(GN電池さんのブログ)より）
・久々のカードランキング更新増刊号
（無理のないCOJ(おとよさんのブログ)より）

一方当ブログでは何をやるかというと、
稼働前に一部のサイトで行われていた1.3のカードレビューとの比較となります。
DOB関係で色々と大荒れだった今までに比べ、
大分評価が落ち着いたものと思われます。
果たしてどのような結果となったのでしょうか。

まずは200位以上の分を見てみましょう。



前回100位以内のカードは15枚あったのですが、
今回は11枚と低迷。
大体前評判通りという感じでしたが、
事前評価がやや低めだった《マミーちゃん》が上位に位置しているのは注目に値します。
今後の評価の変化に注目したいところです。

100位台のカードを見てみると、
前評判の低かった《開眼のアヤメ》《獅子王》が順位を上げている一方、
評価の高かった《イーリス》がやや順位を下げました。
《アヤメ》《イーリス》は環境との噛み合わせで説明がつくのですが、
《獅子王》については全くの謎です。
「下の方では人気が高い」という感じなのかも知れません。

続いて201位から350位までの分です。



前評判の高かった《ファフニール》《アガスティアの葉》などの低迷が目立ちます。
特に《ファフニール》は加護対策などでもっと使われるイメージだったのですが、
重さと決定力の乏しさが嫌われた様です。
あと意外にも4人中3人が1点の《ツインボム》がこの枠に踏みとどまっており、
一体どこで使われているのか気になるところです。

そして351位以下の分は次のようになっています。



前まで200位台だったカードが一気に落ちてきた印象です。
鳴り物入りで登場した「メタカード」が軒並み惨敗しているのは予想通りでしたが、
「コネクト」系のカードが今ひとつ伸び悩んでいるのが惜しいところです。
「COJ生」では地味に活躍していた《インターセプトカウンター》も伸びる様子が見えず、
苦しい戦いとなっています。
今後の浮上があるのか注目したいところです。

――

以上、カードレビューとの比較でランキングを見て来ましたが、
やはり事前予想とは大きく異なる結果となったカードもいくつか存在し、
改めてレビューの難しさを実感しました。
まだまだ1.3環境は続くと思われるので、
今後の評価の変化に注目したいところです。

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まりねのカードショップが遂に開店するらしい

昨日は夜から新宿へ。
西口では「ワンダーランドウォーズ」のロケテストがあったのですが、
ひとまず画面を見ただけという感じ。
ライブモニタが無いこともあり、
プレイの様子を詳しく見られなかったのが残念です。

さておきCOJの公式ツイッターが、
ロケテストで1日だけ公開された「まりねのワンダフルパック」について言及を開始していました。
詳しいことはロケテ時代に書いた下の記事を見てもらえればと思います。

・まりねがカードショップを開いたらしい（当ブログ記事）

長らく登場しなかったこともあり、
ロケテ勢による悪質なデマだと思っていたいた人もいたみたいですが、
漸く実装されるということで一安心です。

1日1回、ログイン直後限定で1クレジット3枚、
うち1枚はVR以上というのは記事の通りです。
あとはどれぐらいの頻度で行われるのか（毎日なのか開店日が決まっているのか）、
そして排出されるカードに1.3が含まれるか、
それともロケテ時同様1.2EXまでなのか気になるところです。

ともあれパック購入の第1歩としては非常に面白いシステムなので、
早いうちの実装に期待したいところです。

以上、「ワンダフルパック」についてのお話でした。

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ミカドで軽く遊んできた

昨日は夕方から新宿→夜から高田馬場のコンボ。
高田馬場は例によってミカドのダラバー交流会…のはずだったのですが、
主催者不在ということで有耶無耶に。

そんな中私は2階で「サイキック5」の実機が稼働しているのを確認したので、
久々にプレイ。
色々パターンを忘れてひどい目に遭ったりもしましたが、
何とか全面ゴールド（点数アイテムを特定の順序で取ると獲得）、
全面シークレットアイテム獲得でクリアすることに成功。
やはり今やっても面白い作品です。

一方ダラバーはというとヨダチ星系の拠点が放置されていたので攻略。
最後がグレートシングでしたがバースト機体が使えるということで、
そこまで苦労はしなかったです。
そしてそれによって解放されたタキ星系も1エリア攻略してきました。
500%への道はまだ始まったばかりといった感じです。

――

そんな感じでこの日は少し早く高田馬場を発ち、
新宿南口へ立ち寄ったのですが、
COJのリプレイを見ていてちょっと興味深いことを発見しました。


(画像©SEGA)

「トイレ」の名前で一部で評判の《ヴェルフェゴール》ですが、
彼の腰掛けている「便器」のタンク部分に、
「T」と「O」の字を思わせる飾りが描かれているのです。
やはりこのデザインはかのトイレの会社を意識してのものかも知れません。
あと「ふた」の部分には「WC」と読める飾りが描かれていて、
さりげなく水洗であることをアピールしている様子です。

この様にモデリングにもさりげなくネタを仕込んでいるものも結構あるので、
皆様も色々探してみると良いかも知れません。

以上、昨日の出来事のお話でした。

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意外と知られていない店内対戦の仕様

昨日は色々あって夕方から新宿へ。
NO-NAMEさんがプレイしていた横で、
自分も全国やカードブーストEX掘りをやったりしていました。

期間限定のカードセット発売が木曜からだと気づかず、
勢い余って2000円分両替してしまったのは秘密です。

さてこの日も色々なプレイヤーがCOJを遊んでいたのですが、
少し気になったことがありました。
店内対戦をやろうとしていた2人組がいたのですが、
1人（以下甲）が店内モードを選んで30秒の待ち時間の後、
CPU戦に移行しました。
これに対し甲はもう一方のプレイヤー（以下乙）に、
「間に合わなかったからやり直すから待ってて」と言い出したのです。

どうやらCPU戦に移行した後も乱入を受け付けているのを知らず、
待ち時間中に乱入しないと対戦できないと思っていたみたいで、
その旨を乙に説明してみたのですが、
聞き入れてもらえなかった様です。

そんな訳で店内の仕様は意外と知られていないということを認識した次第です。
皆様も店内をやる時にはCPU戦になったからと慌てずに、
落ち着いて乱入してもらえればと思います。

以上、店内対戦の仕様についてのお話でした。

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今更ながら没デッキ公開

昨日は色々あって夜から新宿へ。
遅すぎたのでCOJもカードブーストEX剥きが中心でした。

そんな訳で久々にデッキを公開してみます。
といっても最近のブログ界隈で流行っている、
「没デッキ」の公開となります。

その1:獣珍獣プロトタイプ

(画像©SEGA)

まずこれは少し前まで使っていた「獣珍獣」のプロトタイプです。
カードの選別が中途半端なせいもあってドローも大して早くなく、
逆に盤面の弱さが目立つ結果となりました。
あと《人類再生計画》が無いこともあって、
緑系に盤面固められると弱いという問題もありました。
その反省を活かして出来たのが先日公開した「獣珍獣ベルゼ入り」という訳です。

今はまた別の形のデッキを使っているのですが、
それについてはまた後程公開したいと思います。

その2:オリボ重視黄単

(画像©SEGA)

こちらは前回のイベントで少しだけ使っていたもので、
最初のDOB更新で《白虎》に4点入っていたので、
それで無理なくBを狙えるのではという感じで作っていました。

インターセプトの底溜まりが恐いと思っていたのですが、
ドロー能力付きユニットが3体いるお陰でそこまで事故は無かった感じです。
しかしJランク（うち2人はJ1）を踏みすぎた為に、
勝率は今ひとつでした。・
黄単はDOB調整で無理なくBまで上げやすいのが売りの一つなので、
調整を入れてからまた使ってみたいところです。

――

そんな訳で今回は「没デッキ」特集となりました。
皆様にはこれを参考（反面教師）として、
色々なデッキを作ってもらいたいところです。

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久々に府中に行った

昨日は懸案だった府中行きを敢行。
メインの目的は大國魂神社への参拝なのですが、
勿論ゲーセン巡りはやります。

アルカスではCOJの全国をプレイして1-1。
取り敢えず青にはトリガー破壊が結構刺さるというのと、
「珍獣」でも《ワンダフルハンド》や《冥札再臨》を積む理由は十二分にあるというのが大きな収穫でした。

17時半ぐらいに一旦アルカスを出て、
バスでセガワールド府中へ。
ここはショッピングモール内の店なのですが、
DIVAはあるしCOJはUSB録画が可能だしで、
正直アルカスよりも力が入っている感じでした。

19時半ぐらいに駅前に戻り、
買い物をしてからアルカス経由でラウンドワンへ。
アルカス・セガ府中のCOJは2台なのに対し、
ラウンドワンは4台あるので、
その意味では府中で一番という感じでした。

そしてダラバーですが、
ふと見てみると丁度ぎるはまさんがプレイ中。
丁度良い機会ということで2人限定のエリアを2つ程攻略してきました。
あとカキタモ星系チョチュンクンブにも挑んでみたのですが、
初回は道中で食らいすぎて結局最後で死亡。
結局クリアできたのはぎるはまさんが帰路に就いてから、
都合3回めのプレイででした。

ちなみにエリアの構成は「高速（斜め）→スラッシュシェル→ブルートグラトンズ→C亜種（ヘビーマフラー☓2）→グレートシング」で、
選べる機体はジェネシスとフォーミュラというものです。
防御力上昇（自機の耐久値を上げるアイテムしか出ない）ですが道中で出るアイテムの総数が少なく、
更にアイテム出現率が低いため耐久値を上げにくいという、
結構嫌らしい構成です。
かなりやりごたえのある構成なので、
運試しを兼ねてプレイしてみるのも良いかと思います。

そんな感じで23時半近くまで府中でまったりと過ごしてから、
帰路に就いた次第です。

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COJショートショート：リターン・フロム・ザ・ドラゴンズ・ヘッド(その1)

昨日は夕方から外出。
近所の神社にお参りに行った後は、
そのまま新宿へ向かいました。

COJは新デッキの試運転とカードブーストEX掘りの同時進行でやっていたのですが、
結局PRは無し。
やはり朝得を使わないとまともに引けない感じです。

――

そんな訳でショートショートの投稿です。
今回から新エピソードとなる訳ですが、
一部の読者にとって衝撃的な展開になっていることを予めお詫びしておきます。
どうかご了承下さい。

尚、本作に出てくる設定は筆者独自の考案によるもので、
公式設定とは異なります。
それを踏まえた上でご一読下さい。

◎過去作品

○連載もの

・クエスト・フォー・ザ・ムーン(全7話)
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7(エピローグ)

・ロボトミー・ソルジャー(全4話)
その1
その2
その3
その4

・メリー・クリスマス・フロム・アルカナ(全2話)
その1
その2

○その他エピソード

・バトルトーナメント：あなたが決める禁止カード(連載再開未定)
その1
その2

・切札戦士　ジョーカー13（ワン・スリー）　第14話

・エージェント・イン・スイムスーツ
・イーリスの物語

＜＜＜リターン・フロム・ザ・ドラゴンズ・ヘッド　その1＞＞＞

作：Nissa（；-；）IKU

新四ツ谷、15時。

丁度小学校の下校時間である。そんな中、愛美はランドセルを背負って駅に向かって歩いていた。

愛美は青いキャスケットにセーラー襟のジャンパー姿で、両脚は濃紺色のタイツに包まれている。その姿は有名な児童文学の主人公、「天鳥 烏兎(あまどり うと)」を思わせた。

彼女は烏兎の大ファンの一人であり、今日も図書室で新刊を借りてきたところである。しかし彼女の心の中では不穏な感情が高まりつつあった。

原因は遠くから聞こえる音声である。駅前で何か演説かデモをやっているのだろうことはすぐに想像できた。しかしそこから感じられるのは不気味な違和感である。

「…を発禁に…」「…さんが犯罪者に…」「…実と空想の区別…」駅に近づく程に声は次第にはっきりと聞き取れるようになった。そして曲がり角を抜けて駅が見えたところで、デモの正体が明らかになった。

「子どもたちを性犯罪から守る会」――威圧的な極太ゴシック体で書かれた横断幕を、主婦と思われる女達が手に持って横並びになって掲げている。彼女らの足元には大型のスピーカーが置かれており、それが「演説」の正体であった。どうやら事前に収録したものを流している様である。

彼女らは「あなたの子どもが性犯罪者に」「天鳥烏兎を発禁に」「天鳥烏兎ギルドは直ちに解散せよ」など、刺激的な文言が書かれた「のぼり」を背負って立っており、その手前では同じ会所属と思われる女がビラを配っている。その冒涜的な光景は、愛美に心臓を貫かれた様な衝撃を与えた。

愛美は逃げる様に駅舎へと向かった。幸いにも女達は彼女の姿――槍玉に挙げられている「烏兎」そっくりなのだ――を特に咎めることなく、デモ行為を続けていた。ふと振り返ると、何人かの若い女達が、配られたビラに目を通している様子だった。

改札を通る前に、愛美は公衆電話の受話器を取った。カードをかざし、番号を入力すると、不在着信の音声案内が流れた。

「もしもし、お兄ちゃん？メグだよ！これから帰るね！夕ごはんもちゃんと作っておくからね！」短いメッセージを入れると、愛美は一息ついた。駅の外ではまだ演説の音声が鳴り響いていた。

――

その頃光平は、廃墟の中で一人の女と対峙していた。

（おい…マジかよ…）光平は女の姿に動揺を隠せずにいた。コルセット風の上着に、腰から下は深いスリットの入ったロングスカート。死神の鎌を思わせる杖は彼女の身長よりも長く、目の部分を覆う仮面は鼻の部分が鈎状に伸びている。その姿は中世ヨーロッパの「魔女」を思わせた。

だが光平を動揺させたのはその姿だけではなかった。ギター型の新型端末――彼専用の特殊装備だ――が映し出す、本部からのデータによると、彼女は3日前の「襲撃」で行方不明になった少女、「鈴森 まりね」であるというのだ。

「ASTのエージェント、『星 光平』だな？」先に口を開いたのは「まりね」であった。「『山城 軍司』は今どこにいる？教えれば…」彼女は威嚇する様に、鎌を光平に向けて突き出した。「今すぐ楽にしてやる」

「綾花さん、これ本当にまりねちゃんなの？」光平は横歩きで牽制しながら、端末を通して本部と通信を試みた。相手の余りにも攻撃的な態度が、彼の知る「まりね」とは全くかけ離れていたからである。

「認めたくないけれど…」彼のイヤホンに少女の声が飛び込んだ。緊急事態の為に臨時の本部オペレータとなった綾花である。「脳波データは完全に一致しているわ」「ということは『ロボット』じゃあ…」「そうね、恐らく何らかの『洗脳』が行われて、それで…」

彼のいう「ロボット」とは、ハッカー組織「リバースデビル」の生体兵器の1つ、「ロボット兵」である。脳を摘出され、遠隔操作で操られる「ロボット兵」は、3日前の「襲撃」でもその力を遺憾なく発揮していた。

もし「まりね」が「ロボット兵」であったならば、直ちに破壊命令が出ていたことだろう。だが本部が彼女の脳波を捉えたことが、判断をより困難なものにしていた

「もし生きて捕らえられれば、洗脳を解いて元のまりねちゃんに戻せるかもしれない。でも…」綾花の返信を待つ暇もなく、光平は駆け出した。「まりね」が仕掛けたからだった。

「ならば貴様を殺し、脳髄を引きずり出して調べ上げるまでだっ！」「まりね」が鎌を振り上げると、背後から次々と援軍が現れた。体高1メートル程度の、小動物や小人を思わせる奇妙な生物――かつて「珍獣」と呼ばれていたものである。

――

「珍獣」――それは旧世紀の政府が広めようとしていたキャラクターコンテンツで、当時の企業や自治体の多くが採用していた「萌えキャラ」からの移行を目的として制定されたものである。

当時流行していたアニメ的な美少女である「萌えキャラ」を、より「健全」で「安全」な「珍獣」キャラに置き換えることで、青少年の精神的成長を支援する――そんな名目で導入された「珍獣」は、国内のデザイナーの大量流出と、海外からの「萌えキャラ」の大量流入を引き起こした。

結局「珍獣」は政府の目的を何一つ達成できないばかりか、国内の文化・経済に大混乱を引き起こし、深い傷を与えただけに終わった。そんな「負の遺産」が反政府組織である「リバースデビル」の兵器として使われるとは、何たる皮肉だろうか。

ブロックパズルを思わせる不格好な兵士が光平に向かって突進して来る。光平はコサックダンサーの如く両足を開いて飛び越した。その跳躍はかつて工場であったと思われる建屋の3階程まで達した。

光平の高い「アルカナ適性」が、この高い跳躍を可能とした。彼らの戦場となっている「アルカナ」は旧世紀に発見された異次元空間で、適性の高い者ならば、その能力は現実世界に比べて数倍に強化されるのだ。

光平は一瞬、遠くに建つ朱色と白の縞模様の煙突を横目で見た。地上に向けて落下を始める中、彼は3日前の出来事を思い出していた――。

＜＜＜その1おわり　その2へつづく＞＞＞

――

◎追記

少し遅れましたが、
以前紹介しましたArkitypeさんの新作SSが投稿されていました。

・【SS】 月夜の如き少女 part4 ”珍獣の魅惑 前編” 【COJ】
・【SS】 月夜の如き少女 part5 ”珍獣の魅惑 後編” 【COJ】
（ArKitypeの儲話）

こちらも合わせて楽しんでもらえればと思います。

――

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年越しの話、そしてR＆D1サポーターズのブログ更新について

そんな訳で改めて年越しの話しを。
大晦日は夜から新宿→高田馬場のコンボ。
去年同様ミカドで「年越しダラバー」をやっていました。
そして2階の「コナミモーニングミュージック」で年明けを迎えたのでした。

その後はダラバー勢と共に初詣に行ったのですが、
行き先は何と靖国神社。
しかも年明けラッシュを避けるべく、
高田馬場から徒歩で向かうことになったのです。

寒い中をひたすら歩くこと2時間、
漸く神社に辿り着いたのですが、
混雑はそこまでない感じでした。
ひたすらに巨大な大鳥居と道端に並ぶ屋台が印象的で、
何だかんだでここは神社であることを再認識させられた次第です。

流石に帰りは九段下から地下鉄でという形になりましたが、
なかなかに有意義な初詣となりました。

家に着いてから軽く食事をとって仮眠をとると13時近くに。
近くの神社にお参りに行く案もあったのですが、
調べ物をしているうちに寄るになり、
結局そのまま新宿行って帰るといういつものパターンでした。
尚新年最初のパック剥きは、
やはりSR無しでした。

――

そんな訳でその「調べ物」についてのお話です。
当ブログはセガが運営するポータルサイト、
「セガR＆D1サポーターズサイト」に登録されているのですが、
そこに登録されているサイトのうちカテゴリがCOJであるのは、
2015年1月1日現在199件となっています。
その中のブログをひと通り見てみたところ、
結構更新が止まっていたり、
開設以来更新が無かったりなどのところが結構多いのに気づきました。

では実際どれだけのサイトが現在更新されているのか、
調べてみたのが下のリストとなります。

＜＜＜登録サイトの更新状況＞＞＞

2015/1/1現在

更新あり
00000 00011 11111 22223 34444 55666 67777 7999a abbcc ccccc ccddd dddde eeeee fffff ggggh hhhhi iijj, 84

2014/12以降更新無し
33344 55555 89aaa bbbbc ddeee effff fgggg ghhhh iiiii jjjj, 49

開設以降の投稿無し
00122 33456 6b, 12

削除
3dg, 3

＜＜＜リストここまで＞＞＞

基準としては「2014年12月以降の更新があるか」「開設以降の更新があるか」となっています。
従って最終更新が12月1日で既に1ヶ月以上放置しているサイトも、
ここでは「更新あり」として扱っています。

また下の表に並んでいる数字は、
1月1日の時点での検索結果でのページ数を表しています。
例えば「更新あり」のところに並んでいる8個の0は、
「1ページ目に該当サイトが8個ある」ことを表しています。
以下1、2、…9と続き、
11ページ目からはa、b、c、…とアルファベットを使って表示しています。

尚「つぶやき」をはじめとするブログ以外のサイトはノーカウントとなっているので、
予めご了承下さい。

――

それを踏まえて結果を見てみると、
該当サイトは全部で148件あり、
そのうち現在も更新が続いているのは84件で、
これは全体の約57%となっています。
つまり登録サイトのうち半数近くが更新の無いまま放置されていることになります。

また開設以降の更新が無い（所謂「ブログはじめました」以降の記事が無い）サイトも12件あり、
これらは前半の10ページに集中していました。
丁度「ステッカーキャンペーン」があった時期と重なっており、
「ステッカー欲しさに登録し、以来更新もせずに放置」という様子が窺えます。

そんな訳で登録サイトは増えたけれど、
実際に生きているサイトはそれほど多くないという、
微妙な現状が判明する結果となりました。
改めて更新をこまめに続けることが大事だということを実感させられた次第です。

以上、R＆D1サポーターズサイトの登録サイトの現状のお話でした。

――

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