早稲田大学は帰国入試において広く併願が可能な大学ですが、政治経済学部、国際教養学部は帰国入試を実施しておりません。これらの学部の受験を希望される方は、いわゆる「AO入試」に出願をすることとなります。
政治経済学部では、昨年より「グローバル入試」に名称が変更され、筆記試験の実施も8月下旬~9月上旬となりました。TOEFLやIELTSのスコア提出が必須のこちらの入試ですが、例年ですと実施の前年12月以降の成績が求められます。(2017年度入試:2015年12月~2016年7月10日のスコアが有効)
従って、現時点で出願に適うと判断した成績であっても、多くの場合は無効となってしまいます。改めて受験をし直す必要があるということです。多くの方が、出願に近い日程で取得したスコアを提出しますが、この点に注意が必要な方もいらっしゃると思います。
「TOEFLの有効期限は2年」と言われ、TOEFLを帰国入試で採用する大学も同様の有効期限を設けております。しかしながら、上記のような例外も存在します。準備の際には十分お気を付けください。
2018年度(2017年実施)の早稲田大学帰国入試では、外国語試験が廃止となり、外部語学試験(TOEFLなど)の提出が必須となります。1部導入された2017年度入試(2016年9月実施)におけるTOEFLの有効期限は2015年10月以降であり、こちらも「有効期限2年」とは別の期限設定となっています。
一口に大学入試と言っても、大学、学部で(時には学科単位でも)制度が様々です。疑問をお持ちになりましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
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(tks)