【入試結果の話題】●駿台生、早慶帰国入試で過去最高の合格者占有率・・・は、こちら
一昨日のテレビ朝日のニュース番組でシェールオイルの特集をしていました。シェールオイルは米国を筆頭に開発が加速しています。岩石を化学処理して液状またはガス状炭化水素に生成します。生成された物質は基本的には原油と同じものです。7月頃に、このシェールオイルが日本の秋田県に500万バーレルの埋蔵量が見込まれるとニュースになりました。これは、ほぼ日本の1日の石油消費量と同じ量にあたります。わずか1日分と思われるかもしれませんが、複数本見込まれるとの見解もあります。
これまでの、原油は地面に垂直に採掘抗を堀ることで、採掘を行っていました。シェールオイルは採掘抗を途中から地面と水平に進める(途中からカーブさせます)ことが可能になったので、採取が可能になりました。このように、複雑な生成方法や採取方法であること、環境問題を引き起こす可能性が高い(岩石を化学処理するので、廃液等が発生します)ために製造コストがかさむことから、いかに採算性を高めるか、ということが問題の一つです。
色々と困難はありますが、日本にとって良い話題ではあります。今回の舞台の地元、秋田大学には工学資源学部という学部が設置されていますが、その前身は鉱山学部というニュニークな学部でした。同学部は帰国入試を実施していますので、資源開発に関心のある方は、検討してみてはいかがでしょうか。
(yos)
今日は、来年4月より文系学部の都心回帰で注目される青山学院大学を目指したくさんの学生たちが入試に挑みました。文系の3・4年生はこれまでも渋谷の青山キャンパスで学んでいましたが、新たに1・2年生も統合することによって人気急上昇の大学です。
都心回帰といえば、中央大学も数年のうちに都心回帰したいという強い意思を表明していますので、早慶上智、GMARCHの間での学生募集競争、人気ランクにも変動がありそうです。
その中央大学のかつての本拠地でもあったお茶の水・駿河台では、明治大学文学部の入試がありました。こちらの受験者は少なめでしたが、面接時間までの時間を駿台国際で過ごすことができた受験生たちは元気いっぱいでした。
10.4、5の合格発表が待ち遠しいですね。
さて、明日は聖心女子大学が待っています。
幸あれ!
(Nas)
本日、早稲田大学の社会科学部、理工系学部の合格発表があり、早慶の帰国入試はほぼ結果が出揃いましたので、ホームページにおける合格速報の更新を行いました。
学生たちの頑張りにより、早慶の帰国入試における合格者占有率は、過去最高のものとなりました。
●早大 合格数202名 占有率67%(前年比+11%)
●慶大 合格数122名 占有率57%(前年比+ 6%)
慶大の医学部・薬学部の帰国入試結果は年明けになり、また、帰国入試以外でも両大学にチャレンジする学生はおりますので、合格実績数自体はまだ確定ではありません。
切磋琢磨する駿台生たちは、さらに躍進を遂げるに違いありません。
GMARCH受験組の活躍も楽しみです。明日受験の皆さん、頑張れ!
(Nas)
今日は昨日の上智大学、国際基督教大学の同日合格発表に続き、数多くの合格発表がありました。
その中でも、特に最難関とされる早稲田大学政治経済学部では、23名の合格者中、17名を駿台国際勢が占め、占有率は、過去最高の74%に達し、圧倒的な強さを示してくれました。
本日の発表は、早稲田大学文化構想学部、文学部、教育学部、東京理科大学各学部、関西学院大学各学部で行われています。現在、合格確定作業中です。
昨日の結果のまとめ(駿台生合格数)
●上智大学 50名
●国際基督教大学 15名
(Nas)
本日10時から上智大学、そして11時から国際基督教大学の合格発表がありました。
この両大学の合格発表が同日になるのは、ともに9月に入試を実施するようになった2009年度入試以降、初めてのことです。
合格がダブルで来るか、あるいはその逆かで、今日の日の空気の色がかなり異なって見えたに違いありません。そして、それぞれの結果が判明し、私たちも喜びいっぱいの気持ちと、それに反する気持ちで複雑な思いのまま、今日の日を終えます。
これまでに、上智大学については、40名を超える合格を、また、国際基督教大学においては15名の合格を確認しております。昨年並みかそれ以上の実績となる見込みです。今日の合格者のうち、約60%が初合格となりました。合格した皆さん、本当におめでとう。
そして・・・残念だった皆さん、明日、明後日の結果が良いものであることを祈っています。
※慶應義塾大学における駿台生の合格占有率が史上最高の57%に達しました。
(一部の未発表分を除く)
2005年度の占有率11%から、徐々に数値を上げて、ついにあと少しで6割というところまで来ました。これも、駿台を信じて、駿台国際で学んでいただいた皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
(Nas)
慶應義塾の大半の学部と、早稲田の一部の学部の合格発表から、今年は少し間が空いて・・・いよいよ明日から、合格発表が集中する「黄金の3日間?」が始まります。
なんとなく心が落ち着かない日々を送ってきた学生も少なくなかったかと思いますが、ここで一つの区切りが出来る学生が一人でも多く生まれることを願っています。
9/26 上智大学・国際基督教大学
9/27 東京理科大学・関西学院大学・早稲田大学(政治経済・文化構想・文・教育)
9/28 早稲田大学(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部・社会科学部)
幸あれ!
(Nas)
ものづくり日本の危機ということがしばしば指摘されています。
優れた技術で「もの」を作ってきた日本の技術が、新興国の追い上げをくらい、品質的な差がなくなり、価格の面での不利が販売不振につながる事態となり、大きくシェアを落としてしまっているのです。
ただ、ここで感じるのは、パーツやパーツ製造機械では依然と日本の技術力は高いものがあるということです。そして、これらのパーツは新興国の競合製品のパーツとして活躍しているものも少なくないようです。
ふと感じるのは、重要な、そして独自性のあるパーツを作り出すことを放棄し、それらを下請けや専門メーカーに任せきりとしてしまい、組み立て専門の「製造業」も多いのではないかということ。競争力を落としてしまった要因に感じるのですが、皆さんはどう思いますか?
(Nas)
10/1に復元工事を終え、竣工当時の姿を見せることとなった東京駅丸の内駅舎。
それに先立ち、昨日、今日と3D映像を駅舎に投影する映像ショー「TOKYO STATION VISION」が行われました。しかしながら、ネットの動画での鑑賞であったため、その迫力を堪能することが出来なかったのは少し残念でした。
ところで、その舞台の東京駅は、近代建築において著名な辰野金吾博士の作品として知られています。戦災などによって姿を変えてしまっていた建物がかつての荘厳さを取り戻したようです。
その東京駅の近くでは、近年、辰野博士の恩師・コンドル氏の設計による三菱一号館が復元され、中央郵便局舎も外観が保持されました。東京駅周辺は、再開発が進んで、様々な高層建築物が登場していますが、装飾を施した重厚な歴史的建築の造形美が街中に遺されることは素晴らしいことだと思います。
戦災で多くの建物を失った東京だからこそ、ヨーロッパのように歴史を感じさせる建造物がもっと復元されればうれしいなと感じています。
(Nas)
秋分の日といえば9/23であることに慣れてしまっているためか、本日は9/23のように感じて、来週以降の予定が一日ずれてしまいそうでした。
秋分の日や春分の日は、天文学と絡むことのため、永遠に固定されたものではありません。
ということは分かっていながらも、9/22が秋分の日となったのは116年ぶりとのこと。今年は天文学的数字をよく目にしますね。
さて、その秋分の日ですが、今後は2044年まで閏年に限り9/22が秋分の日となるそうです。
もう一つの秋分の日の候補日、9/24が秋分のとなるのは22世紀の2103年。
その頃の日本はどんな国になっているでしょうか。
(Nas)
秋が深まってくると、夏の疲れがでるからでしょうか。風邪をひいたりして、薬を服用することが多くなったりします。
熊の胆、というものを聞いたことがあるでしょうか。クマの胆嚢を乾燥させて製造する動物性の生薬です。日本では古くから富山の有名な薬の「反魂丹」の材料であったり、江戸時代の秋田藩や松前藩(北海道)では重要な特産品でした。この熊の胆の主成分はウルソデオキシコール酸という物質で以前は不可能だったのですが、人工的に合成することが可能になった物質です。このような開発が多くなされれば、自然環境の保護とともに、人の健康を守ることにもつながります。
以前に何度かブログでクマ科の動物について触れたことがありますが、絶滅の危機にある種が多くあります。それは、胆嚢を採取することを目的に捕獲されていたことも原因の一つだからです。
科学的な研究の目的が明確である一つの例といえるでしょう
(yos)