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4月1日は早生まれ

2022年04月01日 | 【海外校 ヨーロッパ地区】

皆さんこんにちは。駿台デュッセルドルフ校です。

昨日から新年度となり、新たな学年、環境がスタートしましたね。
しかしすべてのスタートが4月1日ではありません。
それが4月1日生まれの人です。4月1日生まれの人は年度の中で最も遅い出生日となっております。
という事は4月2日生まれの人が年度の中で最も早い生まれの人です。

教育基本法では、満6歳になった翌日以降で最初に迎える4月1日に、小学校に入学することになっています。

第十七条  保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満十二歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。
     (以上教育基本法抜粋)

しかしこれだけでは4月1日も2日も変らないように思えます。
ではなぜ4月1日は早生まれ扱いで一つ上の学年として扱われるのでしょうか。
その秘密は「満6歳」の定義を定める「年齢計算ニ関スル法律」にあります。この法律には「年齢ハ出生ノ日ヨリ之ヲ起算ス」とあり、生まれた日を1日目と計算するため、満◯歳となるのは、誕生日の前日扱いとなります。これが誕生日を祝う日常の感覚とかけ離れており、わかりにくくなっているのです。たとえば、2008年4月1日生まれの子どもがいるとすると、2014年3月31日に出生から365日×6年、つまり満6歳を迎えます。このため、2014年4月に入学できるということなのです。

法律は日常の何気ない決まりにもかなり影響しています。
身の回りで気になったことがあればすぐに調べてみてください。
小さな発見があなたの人生を変えるかもしれませんよ。

駿台デュッセルドルフ校 S.F


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