先日、九州大学AO入試(21世紀プログラム)と広島大学帰国生入試(総合科学部)の合格発表があり、駿台国際でも合格した生徒から喜びの報告を受けました。帰国生は首都圏に集中する傾向がありますが、地方の国公立大学の多くが帰国生入試を設けており、文系においてはセンター試験を課さないことがほとんどです。中には、統一試験の提出を義務づけない大学や、英語試験を課さない大学もあり、入試科目は小論文と面接のみという大学も少なくありません。
帰国生入試スケジュールでいえば、私立大学が早めに入試をおこなうため、どうしても私立大学のみに目が行きがちですが、国公立大学は学費も安く、教員1人あたりの生徒数が少ないため、密接に教員と関わることができます。早めに大学入試を終えて旅行や運転免許取得に勤しむのも有意義だとは思いますが、せっかくのギャップタームを活かして、国公立大学にチャレンジすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
(con)